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【日本酒ペアリングvol.2】「楯野川 純米大吟醸 一雫入魂」とイサキの南蛮漬け風

本日はご家庭でもできるシンプルで、でも特別感のある旬の食材を使用したお料理と「楯野川 純米大吟醸 一雫入魂」の相性をご紹介いたします。

「楯野川 純米大吟醸 一雫入魂」は、吟醸王国山形県で開発された純米大吟醸用の酒米「雪女神(ゆきめがみ)」を18%まで磨き上げて醸したプレミアムな純米大吟醸です。

楯野川 一雫入魂(2020BY~ 雪女神) 木箱付

香りはやや控えめで上品、穏やかで落ち着いた印象。

旨みとコクは軽快ながらしっかり存在し、余韻はすっきりとキレよく瑞々しい、美しく澄んだ味わい。

透明感のある香り、柔らかな旨味、フィニッシュの心地良さ、バランスが良い辛口の食中酒です。

合わせる食材は、春の終わりから初夏にかけての新緑の頃が旬を迎えるイサキ。今回は旬の春野菜を入れて南蛮漬け風に仕上げました。

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上品な「楯野川 純米大吟醸 一雫入魂」と一緒に味わうには、シンプルで素材の風味をいかすようなお料理がおすすめです。

この時期のイサキは身も締まっていて皮にも旨味があるので、片栗粉をつけて多めの油でさっと揚げ焼き。春野菜をたっぷりとのせ、南蛮漬け風に仕上げました。最後に酢橘を絞って爽やかさを足しても。

春野菜のシャキシャキとした食感と爽やかさ、南蛮漬け汁がしみ込んだ柔らかなイサキ、「楯野川 純米大吟醸 一雫入魂」のシャープな余韻がベストマッチ。

南蛮漬け汁にお酢やお醤油を使う代わりに、日本酒に梅干しを入れて煮立てて濾した煎り酒を使えば、甘酸っぱさとコクが加わり、よりいっそう美味しくお召し上がりいただけます。

お魚はタイやサワラもお勧めです。お野菜もお好みの旬の味わいを加えて楽しんでみてくださいね。