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つかまえておきたいこと

今日は少し備忘録的なものを。クリスマスから古巣の東京に来ております。きっと長野に帰ったらまた私は色々と忘れて元通りになってしまうから少しでもここにいる間に記録しておきたい。それくらい大切な感覚を感じたから。


以前私の記事を紹介してくれた南の島に住む魔女のお友達。たまたま彼女も仕事で東京を訪れていて満を持して会えることになった。彼女と彼女のパートナーが撮影の為長野に来てくれた時以来なのではないかしら。思い出せないのは距離は2000キロ以上離れていても、彼女との文通ーメッセージのやりとりーはとても心地がよく距離を感じさせないものだったから。

もともとビジネス感覚も優れている彼女。繊細さと圧倒的なアーティスト性を発揮していて影響力もある。今は沖縄で絵を書いているそう。

そんな彼女と私は2022年ちょっと「やらかした」のだった。今回はそんな反省会のような禊のような。約4時間ほど堰を切ったように喋り尽くした。私は割とどんな人とでもそれとなく付き合える。良くも悪くも。少し苦手な面があったとしても、人間は皆善人、いい人であると信じているので受容というか、やり過ごすことができる。そのため気が付かずに疲弊していることもあるのだけど、彼女といてそれはまったくない。別れた後にまた会いたいと思える幸福感があるのがいい関係だよとよく耳にするけど、本当だ、と思った。ありがたいことにここ最近はむやみやたらに人に会えない分、会う人はそんな友人ばかり。

南の島の魔女とそのパートナーはとてもすがすがしい顔をしていた。祓うものを祓って、不必要なものを断ち切る勇気を持って新しい年をスタートしているからかもしれない。彼女の話を聴いて、私も心に熱いものが芽生えた気がした。それはこれまでの「こう思ってこうしようと思いました!」と相手にやる気をパフォーマンスするようなものではなく、とても静かで自分にそっと誓う大切な約束のようなもの。

その後仕事関係でお世話になっている起業家さんとも初めて会ってお話させてもらったのだけど、とても物腰やわらかく謙虚な方で目の前の人の役に立てることを常に考えてくれて、自分の弱みもしっかりわかった上で恥ずかしげもなく人に協力を求められる人だった。話を聴いていてとても気持ちが良かったし、忖度なしで色々聞きたいと思った。まぁ、まだ1度しか話してないのだけど、やはり別れた後に心は晴れやかだった。


東京で過ごす間に、前よりも不自由だなと感じた瞬間もあった。もっとこうだったのに、と。でもあの頃に戻ったつもりで感じてみたら、今とあまり変わらない不足感を感じており、そのときは更に不安が強かった。そう思ったら今はとんでもなく素晴らしいことが起こっている毎日ではないかと。今きっと少し変わっている。今の私には今とこの先どうするかしかないから。そしてその先どうなるかなんて全くわからないけど、やれることをやっていくしかないと思えるから。それが毎朝鏡の前で自分の瞳に向かって笑いかけ祝福するような、そんな些細な事でも。

この先の選択で何かが起こって泣いたりすることもあると思う。一時的に心痛める瞬間もあるだろう。それでもあんなに泣いたことがあっても今こうして人と語り合って心温かくなる瞬間を迎えているのだから、きっと私は大丈夫。うん、大丈夫なんだ。ぱっぱと砂を払って私はどこにだって行ける。



世界はこんなにも美しい。


さて、間もなく東京を離れます。今年はどんな年にしよう。




(どうでもいい話ですが、実家で大好きだった「アイシールド21」の漫画を読んだら沼りました。あと「ワン・モア・ジャンプ」も。スポーツが好きなんですね、私)



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