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TATEITOのエンジニアってどんな仕事?

TATEITOでは、不定期でCS(カスタマーサクセス/サポート)担当者やエンジニアを募集しています。

面談で「TATEITOはこんな仕事/働き方をしているんです」とお伝えすると、興味を持ち、前向きに検討してくださる方が多く、ありがたいです。

そこで今回、「TATEITOのメンバーはどんな仕事をしているのか」をお伝えする記事をつくりたいと思い、社内のメンバーに話を聞いてきました。

この記事では、「TATEITOのエンジニア」の仕事をお伝えします。

今回話をしてくれたのは、エンジニアチームの川島(かわしま)です。広報チーム(石川・長谷川)が話を聞いて、記事にまとめました。

TATEITOのエンジニアは、こんなふうに働いています。どうぞご覧ください。

話を聞く前に

ーー本題に入る前に、エンジニア・川島の仕事観を聞いてみます。9つのキーワードのなかから、「TATEITOの仕事に必要なこと」を1つ選んでもらいました。

このなかから、1つだけ選ぶとしたら?

川島(エンジニア) 「信頼感」だと思います。普段の発言の信頼感。

エンジニアチームのリーダーが「こうなんじゃないですか」って言うのと、僕が同じことを言うのでは、信頼感が違うというか。

言葉としては同じでも、リーダーの西田さんの発言には裏付けがあって、経験もあって、いままでに話してくれたことの積み重ねもある。そういう信頼感があると思うんです。

いや、でもそれは「必要」とは違うのかな。

すいません、変えてもいいですか?(笑)

TATEITOの仕事に必要なのは、「遊び心」だと思います。

僕は遊び心って、余白、心の余裕だと思っています。心の余裕があるときって、いろんなことに気を回しながら仕事ができるなって、最近よく思うんですね。

例えば、自分の仕事をしながら、後輩の質問に答える余裕があったり。「ここ、大丈夫だった?」って気を遣うことができたりとか。

お客様からお問い合わせをいただいたときに、相手の立場に立って「こうなんじゃないですか」って回答ができたり。

自分のことだけで切羽つまってるときって、それができないなって思ったんですよね。なので遊び心、余白が一番大事かな、と思います。

ーー「信頼感」もつくっていきたいけど、いま大事だと感じているのは「遊び心」。そう話してくれた川島に、エンジニアの業務内容を聞いていきます。

1. どんな仕事をしてますか?

ーーTATEITOでは、メンバー全員が毎日の勤務実績を記録しています。エンジニアはどんな仕事をしているのか。川島に、ある1ヶ月間の勤務データを見ながら、各業務の内容を話してもらいました。

ある1ヶ月の勤務実績。TimeCrowdというWebツールの画面を一部加工しています

川島 この月はアウトプットが74%、オペレーションが13%、社内ミーティング10%ですね。

「アウトプット」というのは開発です。コーディングもデータ抽出も、アウトプットですね。

僕は主にWebアプリ「RUUUN(ラーン)」の開発に携わっています。大型開発もやりますし、「この画面に検索機能をつける」とかの、細かい機能開発もします。

大型開発は何人かで分担しますが、小さな機能開発は1人でやります。チームで仕事をしたり1人でやったり、いろいろです。

ちなみにこの月は、他のアプリのMySQLアップデートも担当しました。システム部分のアップデートですね。

という感じで、けっこういろんな開発をしています

「オペレーション」は、開発の前の作業です。お客様からお問い合わせをいただいて、どう対応するかを調べている時間はオペレーションになります。

調査している間は「オペレーション」で、どんな作業が必要なのかがわかって開発をスタートしたら「アウトプット」になる、という感じです。

なので、お問い合わせを多くいただく時期は、オペレーションの割合がもっと多くなります。

このデータの期間は、お問い合わせ対応が比較的少ないパターンだと思います。どちらかというと、開発に従事する時間が多かった月なのかな、と思いますね。

「社内ミーティング」は毎日のスクラムミーティングと、週1回のチームミーティング、それから、他のチームと一緒に話し合う「一週一改善」ミーティングがあります。

スクラムは目の前のタスクの確認で、週1回のチームミーティングは全体的な進捗確認という感じです。

「一週一改善」は、プロダクトの改善点を検討するミーティングですね。これも週1回です。改善提案や要望を集約するシートがあって、それを見ながらみんなで話します。

まずCS(カスタマーサクセス/サポート)担当者が「この案件はどういう状況ですか?」って確認してくれるので、エンジニアがそれに答えていきます。

新規の改善提案が出たときは、プロダクト担当者が実装するかどうかを判断します。実装するとなったら、エンジニアチームで担当の割り振りをして、開発を始めます。

リーダーから「これ担当して」と言われたり、あとは自分から「いま空いているので、僕やります」と手を挙げたりもします。

「その他」は、週報を書いたりする時間です。

2. エンジニアの1日はどんな感じ?

ーー1ヶ月の勤務データを見ると開発の時間が多いようですが、エンジニアの「1日の流れ」はどんな感じなんでしょう。

川島 自分がお問い合わせ対応を担当する日であれば、だいたい朝一にご連絡をいただいていることが多いので、午前中から対応していきます。

お問い合わせに対応できたら、いま抱えている開発案件にとりかかります。

それからお昼休憩をとって、午後1時半から、さっきも言ったスクラムミーティングですね。

エンジニアチームで集まって、「今日やることは大丈夫?」「いま、詰まってることはないですか?」を確認します。5分から15分くらいで終わります。難しいタスクがあったら、そこでリーダーや先輩に相談します。

その後は特に急ぎの案件がなければ、開発です。

そして時間になったら退勤という感じですが、夕方からランニングに行くこともあります。

僕らは「神宮ラン」と言っているんですけど、東京のオフィスから明治神宮のほうへ、エンジニアチームの有志で走っています。座り仕事が多いので、健康のために運動している感じですね。

僕は正直、そんなに参加していないんですけど(笑)

開発している時間が長い。まさに「エンジニアの1日」という感じです

3. エンジニアのやりがいって何?

ーーエンジニアの仕事は、基本的には開発。でもミーティングをしたり、ときには運動もしている様子。そのなかで「やりがい」を感じるのはどんなときでしょう?

川島 個人レベルの話なんですけど、難易度が高いタスクをこなせたときは、やっぱり嬉しいです。

内容的に難しいものや、期限が迫っているものですかね。それを乗り越えられたときは、やりがいを感じます。

入社当時に比べると、技術の幅が増えたっていうか、「1つのやり方でやらなくていい」っていう考え方が身につきました

いろんな方面からのアプローチを試すようになって、それで仕事が早く終わるようになったりとか、そういう変化はあると思いますね。

機能テストを効率化するために自動テストの技術を身につけて、それを活用するようになったら、できることが増えたり。そういうので幅が増えたのかな、と思います。

でもそれは、リーダーの西田さんが「やってみたら?」と言ってくださるおかげだと思っています。自分1人で考えていたら、「自動テストをやろう」なんて、絶対にならなかったです(笑)

1つのやり方にこだわらなくなったのも、リーダーとの会話がきっかけなんです。

ある機能を実装するときに、「大変だな」と思って西田さんに相談したら、「そんなことやらなくても、こういうふうにできるんじゃない?」と指摘してもらうことがあって。

それからは、「こんな難しいことしなくてもいいのかも」と考えるようになりました。西田さんや先輩たちから教わった発想を、いろんな場面で応用できているのかな、と実感しています。

先輩から指導を受ける川島。日々少しずつ、成長しています

4. 仕事を通じて成長した点は?

ーー何気ない会話が、成長のきっかけになっていた。チームとして、いいコミュニケーションがとれているようですね。「成長した点」について、さらに聞いてみました。

川島 一番成長したのは開発力だと思いますけど、あとはさっき話したように幅が広がったこととか、それから、あんまり自信はないんですけど、教える力も少しついてきたかも

後輩から「ここ、わからないんですけど」って聞かれたときに、もちろん論理立てて説明もするんですけど、最初から答えを言わないで、ヒントになるようなことを伝えて、「ちょっとやってみて」って言うこともあります。

ただ答えを教えるだけじゃ、今後またわからなくなることがあると思うんですね。だから、相手がちゃんと理解できるように、答え方を工夫しています。

そういう面は、入社した頃はできてなかったと思います。

5. TATEITOってどんな場所?

ーー自分だけではなく、一緒に働く相手の成長も考えて行動できるのって、ステキですね。最後に「TATEITOはどんな場所なのか」を聞いてみました。川島は最初に「遊び心」が必要と言っていましたが、やはり遊び心が大事なのでしょうか。

川島 TATEITOのエンジニアとして必要なことは、最初に選んだ「遊び心」もそうなんですけど、僕としては「感謝」と「貢献」が絶対に必要だと思っていて。その2つがあれば、ちゃんと仕事もついてくるというか。

僕らはプロダクトを自社開発しているので、開発業務が多いです。でも「RUUUN」のようなプロダクトって、開発だけで回ってるわけじゃなくて、セールスする人や、お客様のサポートをする人がいて、回っているんですよね。

エンジニアには苦手なこともあります。例えば外部の方とのミーティングで、うまく話すのとかは、難しいんですよね。そこは他のチームの人がやってくれたりする。

TATEITOって、開発したいエンジニアにとっては、開発業務が多くて、いい場所かもしれないです。でも、開発に集中できる環境があるのは、他のチームの人たちがいるから。それを忘れずに、感謝を持って仕事をしたいと思っています。

という考えも、やっぱりリーダーからの受け売りなんですけど(笑)

話を聞き終えて

ということで、リーダーからの受け売りもいくつかありましたが(笑)、川島に「TATEITOのエンジニアの仕事」を話してもらいました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

川島の話を聞いて、

  • TATEITOのエンジニアは、開発に集中できる

  • でもそのために、他チームへの感謝を忘れず、しっかり連携している

  • チーム内でも、よくコミュニケーションをとっている

というふうに感じましたが、いかがでしょうか。

川島は最初に「遊び心」、心の余裕が必要だと言っていました。

彼は、最初からいろいろなことができたわけではないようです。でも経験を積んで技術の幅を広げ、新しい考え方を身につけて、後輩に少し、気を遣えるようになってきた。

少しずつ成長して、心の余裕を持てるようになってきたのかもしれません。その遊び心が、今度は後輩の成長につながっているのかも。

そんなメンバーがいることを、広報として頼もしく感じました。

冒頭にも書きましたが、TATEITOでは不定期でエンジニアを募集しています。学生インターンを募集することもあります。この記事に興味を持ってくださった方は、ぜひその際には応募をご検討ください。