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【2020年1-8月RUUUNレポート】コロナ禍直後の視聴傾向を分析。新人研修での動画活用進む

このコロナ禍において、組織での情報共有の手段として「動画」はますます重要になっています。組織内での動画活用に特化した動画配信プラットフォーム「RUUUN」の利用データからも、それは明らかです。
今回は、RUUUNの2020年1月から8月までの利用データから、4つの組織を例に動画の視聴傾向を分析。組織ごとに、どう動画を活用しているのか、実際に動画視聴は進んでいるのかを、紹介します。

今回のポイントは
・コロナ以降、企業での動画の活用は進んでいる
・4月5月の新人研修は視聴数・動画公開数増の大きな要因に
・営業部門が中心に活用するD社では公開動画数・視聴数とも高水準を維持
です。


動画でご覧になりたい方は、こちらをどうぞ。

RUUUN全体では3月以降公開動画数・視聴数ともに増加


今回は、RUUUNに公開される動画の本数(以下、公開動画数)、視聴数から、組織において動画がどのように活用されているのかを見ていきます。

まずは、RUUUN全体の動画視聴傾向です。
新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた3月以降、公開動画数、視聴数ともに増加しています。

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4月、5月は新人研修で利用が増えていますが、増加傾向はその後も続いています。

続いて、4つの企業について、利用傾向を見てみましょう。

A社の場合:4・5月は新人中心、以降全社活用へ

まずは、A社。3月以降、動画の視聴数の伸びが顕著です。

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A社では、人事育成担当チームがRUUUNの運用を担当されています。4月から5月は急なリモートでの新人研修や受け入れに追われ、新人以外の動画活用の動きが進みませんでした。

しかし、新人研修期間が終わると、動画本数、全体の視聴者数も増加。全社での動画活用が進んでいることがわかります。

B社の場合:新卒研修を活用して、公開動画数を増やす

B社でも、3月から一気に動画視聴数が増えました。6月、7月は視聴数が落ち込んだものの、8月になると再び増加しています。ただし、会社全体では、視聴する人、しない人のばらつきがあることがうかがえます。

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特徴的なのは、4月の公開動画数が大きく増えていること。これは4月に実施した新卒研修の動画を、RUUUN上にアーカイブしていった結果です。

一度実施した新人研修を動画化しておけば、その後入社する中途入社の新人にも見てもらうといった形で活用ができます。

C社の場合:3月に一気に公開した新人研修を4月に活用

C社では、3月から新人研修関連動画を一気に公開。4月に入社した新人がさっそく視聴しています。

その後は、コロナ禍の前に比べて公開動画数も視聴数も増えているものの、まだ動画利用の促進はこれからという状況です。

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D社の場合:営業部門が主に利用。視聴数は高水準を維持

RUUUNは、人事部門が中心となって導入・利用促進をしていただいていることが多いのですが、D社は、営業部門がデジタルの学習推進のためにRUUUNを利用。視聴の傾向も他社とはまた異なります。

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3月時点では大きな変動はなく、動画公開数も増えていません

一方で、視聴数は大きく増えています。もともとRUUUN上に公開されていたデジタルを学ぶための動画の視聴が進んだためで、その後も高い視聴数を維持しています。

リモートワークが進み、インプットの時間が増加していることがうかがえますね。

そして、視聴の増加とともに、7月、8月は動画公開数も伸びているのも特徴的です。


新型コロナウイルスの感染拡大以降、組織での動画活用がより進んでいることはまちがいありません。しかし、その活用方法や活用促進の傾向は、各社さまざまでしたね。それぞれの組織にあった活用や、広げ方があることがわかります。

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こちらのレポートは、動画でもご覧いただくことができます。


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