【ミニマリズム】やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに変換する
ベストセラーの「夢をかなえるゾウ」シリーズ。そのシリーズ「0」の中で、神様のガネーシャが主人公に出す課題にこんなものがありました。
「やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに変換する」。主人公はこれを実践することで、自分の思い描く夢を見出すことにつながりました。
ところで、自分のやりたいこととは?自分の心を整理するため、私もやってみました。
やりたくないこと
思いつくまま、やりたくないことを正直に挙げていきます。まずはネガティブなことばかりになってしまいますが、ありのままに記します。
モノをためこむこと
部屋を散らかすこと
車の渋滞に巻き込まれること
美容院での弾まない会話をすること
人のマウントをとること
パワハラ
セクハラ
自慢をすること
声を荒げること
お酒の席で過去の苦労話・下ネタ・生産性のない愚痴を言うこと
風俗関連の店に行くこと
二日酔いになること
お酒で人に迷惑をかけること
よくわからないボケにボケを重ねていくノリ
人に長々話をすること
人の時間を奪うこと
年齢を言い訳にすること
死にそうなくらい働きづめになること
おなかが出ること、太ること
よれよれの服を着ること
身体が臭くなること
なんかもう、最後ひどいですね。普段生きていて「いやだな、やりたくないな」と感じたことをつらつらと挙げてみました。
ひっくり返す
上の「やりたくないこと」をオセロのように単純にすべてひっくり返してみるとこのようになります。
モノをためこまない
部屋を散らかさない
車の渋滞に巻き込まれないようにする
美容院で弾まない会話をしない
人のマウントをとらない
パワハラをしない
セクハラをしない
自慢をしない
声を荒げない
お酒の席で過去の苦労話・下ネタ・生産性のない愚痴を言わない
風俗関連の店に行かない
二日酔いならない
お酒で人に迷惑をかけない
よくわからないボケにボケを重ねていくノリに付き合わない
人に長々話をしない
人の時間を奪わない
年齢を言い訳にしない
死にそうなくらい働きづめにならない
おなかを出さない、太らない
よれよれの服を着ない
身体を臭い状態にしない
これが自分にとって「やりたいこと」のヒントになるのです。
やりたいこと
以上をまとめると、なんとなく自分のスタイルが見えてきました。
モノをためこまない・部屋を散らかさない
すっきりした空間を好む私はごちゃごちゃした場所で生活したくないようです。雑多な場所に行くのは良いですが、自分の住処はモノがないほうが落ち着きます。
車の渋滞に巻き込まれないようにする
そもそも車を運転することが苦手で、いつか交通事故の加害者になってしまうかもしれない危険もあります。それより、車を使わずに気楽に走って通勤するほうが良いと思っています。
美容院で弾まない会話をしない
さっと数分でカットしてもらえる、ヘアカット専門店で散髪しています。長時間滞在して美容師さんとのおしゃべりが発生しそうなことを回避。会話が苦手なのです。
人のマウントをとらない・パワハラをしない・セクハラをしない・自慢をしない・声を荒げない
ダメ、ゼッタイ!人の揚げ足を取ったり、上に立とう、論破しよう、もうすべてが面倒くさいです。不毛な戦いに費やす時間も労力もないので、そんなところに足を踏み入れません。セクハラ・パワハラ・モラハラ・その他のハラというハラ、ダメ、ゼッタイ!
お酒の席で過去の苦労話・下ネタ・生産性のない愚痴を言わない
・風俗関連の店に行かない・二日酔いならない・お酒で人に迷惑をかけない・よくわからないボケにボケを重ねていくノリに付き合わない
もちろん、お酒を飲む方を否定するつもりはありませんが、私の場合、お酒は必要ないということです。それより大事なことがあるということ。
過去にお酒に飲まれてわけのわからないことをやらかしたこと、多々あります。恥ずかしくて死にたくなるようなこと、たくさんしました。家族や周りの人に迷惑をかけたこと、これでもかとあります。だったらもう止めれば良い、ということで、周りにはお酒を飲まない宣言をしています。
今ではお酒を飲まないと意思表示することも、自分の人生の舵を自分で取ることだと思います。「飲まないやつ、つまんねぇな」と思っていた過去の私にも謝りたいです。あの時はごめんね。。
人に長々話をしない・人の時間を奪わない
時間は誰にとっても1日24時間で平等です。それを他人が勝手に奪って良いわけがありません。だから、私は人の時間をできるだけ奪いたくありません。
その最たるものが、今やLINEなどのチャットツールやメールがあるにも関わらず、相手の都合を無視してがんがん電話をかけてくる方、まだまだ大勢います。
相手の都合を考える想像力に問題があるのかわかりませんが、電話がつながらなかった時はおそらく「なんで電話に出ないんだ?」と怒っているのでしょう。着信を受けた相手にとっては、留守電がなければ折り返すまで相手がなんの用件で電話をしてきたのかもわからない。相手にかけるも、相手が電話に出なければさらに折り返しを待つ。まったく不毛なやり取り。。さらには話した内容のログも残らないしさかのぼれない。
電話はもはや使えないコミュニケーションツールだと思っています。ビジネスでもプライベートでも、できるだけ私から電話はしたくありません。
年齢を言い訳にしない
何を始めるにも遅いことはありません。恥ずかしいことはありません。自分がやりたいことをやってみないうちに死んでしまうなんて、来世でもきっと同じことになるでしょう。
死にそうなくらい働きづめにならない
私は家族との時間を優先したいので、会社で死ぬほど働くようなことはしたくありません。実際は時期的にかなり立て込む時もありますが、基本的に早く帰りたい。仕事の手を抜く、ということではないのですが、それ以上に大切なものがあるということ。ワーカホリックで生気を失っている状態にはなりたくないのです。
おなかを出さない、太らない・よれよれの服を着ない・身体を臭い状態にしない
40代、おそらくここから何も対策をしなければ朽ちてゆく身体。脂肪はつき、重力に引っ張られ、シャツがはちきれんばかりのおなかになる。痩せている私はよく周りから「太らないでしょ?」と言われますが、そんな楽観的なものではありません。
今までは体型を維持してきましたが、これからはより具体的に身体のメンテナンスをしないとすぐに崩れてしまう、実は危機感を持っています。走る理由のひとつは、やはり健康であり体型の維持。それは間違いありません。絶対に太りたくない、あんなおなかになりたくない。
道行くサラリーマンのおじさんを見て思います。その方にはご自分の思いがあるのでしょうが、私は私で身体を維持していきます。あとは、華美でなくとも、せめて清潔感のある恰好をしようと思っています。最低限の身なりと、汗や体臭のケアと、それだけは心がけています。
まとめ
私自身ここまで振り返ってみると、案外「やりたくないこと」をやっていないなと感じました。それらでかかるストレスが最近は減ってきたように思えます。
それはやはりミニマリズムを基本に、モノや人間関係を手放したり、ととのえたりすることを覚えたことが大きいのだと実感しています。そして今できていることを軸に、今後さらに「やりたくないこと」を精査するステップへ。
すべてに共通することは、自分の人生の舵を自分で取る、ということ。なんとなくの付き合いで行く飲み会、誰かにやれと言われてやっている仕事、惰性で生きている日々。この世で自分でコントロールできることなんて、それほど多くありません。ですが、自分の意志だけでなんとかなることがたくさんあることも事実。
人の気持ちや性格、会社や組織をコントロールすることはできませんが、中心にいる自分自身はなんとでもできます。具体的に「やりたくないこと」を「やりたいこと」に転換できれば、生き方の突破口が見つかる、はず。
なんだか説教臭くなってしまったかもしれませんが、一度立ち止まって自分の「やりたくないこと」について考えてみる時間は大切だと思うのです。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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