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【ランニングあれこれ】通勤ラン=ストイック? 「走りたい欲」に任せて走っているだけ

自宅から職場までランニングで通う「通勤ラン」。

走るかっこうに着替えて、着替えとお弁当をリュックに詰めて、ランニングシューズを履いて、行ってきます、と駆け出す朝。

そんな日常が当たり前になって、4年ほどが経ちます。

今でもそんな私を見た周囲の方から、たまに言われるんです。「ストイックですね」って。

そもそもストイックって、どういう状態のことを指すのでしょうか。

ストイック
〔ストア哲学の信奉者の意から〕禁欲的に厳しく身を持するさま。

Oxford Languages より

ふむ。なるほど、このストイック。

言われて感じる違和感は、自分が「禁欲的」ではないからかもしれません。

私はただ、自らの「走りたい欲」にしたがって走っているだけで、いわば欲のカタマリなのです。

一日の中で、どこかで風を切って外を走りたい。そんな時間がほしい。ほしい。

そんな強い「I want」。それが自然に行動に移ったのが、いまの通勤ランなのではないでしょうか。

したがって、そこにはなんのストイックもないため、もう私のことを欲望まる出しで走っているように見てくださってけっこうです。

もっと言うと、私「車を運転したくない欲」ももりもりあります。

自宅にマイカーもありますが、運転が上手でないし緊張するし、交通事故の加害者になりたくないし、そうなったらかなり面倒だし。

それより、渋滞もない、ガソリン代もかからない、そしてなにより自分のペースで前に進めるから、通勤にこの二本足を選んでいる、というわけなのです。

この「走りたい欲」と「運転したくない欲」がいつしか合わさって出来上がったのが、いまの通勤ランスタイルなのかもしれません。

ですので、「通勤ラン=ストイック」とは、私の中ではまったく思っておらず、何も気を張っていないというわけです。

私の場合、自宅から職場まで片道2.4kmとかなり短い距離なので、きっと真剣にやっているランナーさんからすると「なんだ、たいしたことないやん」でしょう。

ただ、それをベースに淡々と積み重ねてきたからこそ、いまの私の記録があるのだと思うのです。

毎朝「走りたい欲」がむくむく膨らむのは、元気な証拠。

走っているうちに距離を伸ばしたくなりますが、そこをぐっとこらえて職場に到着。

そこで自分の中に「もう少し走りたい」を残しておくと、また次に走るのを楽しみにできますからね、日中の仕事にもハリが出るというもの。

さぁ今日もまるっと着替えて、お仕事がんばろっと。

モチベーションはもちろん、「早く帰宅ランしたいっ!!!」

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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