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【家族】子どもとリサイクルショップで錬金術を試してみた

息子くん:ぼく、いつもお手つだいしてるでしょ~、おこづかいちょーだい!

パパ:おこづかいは今月のぶん使ったでしょ。また来月になったらわたすから、まっててね。

息子くん:やだ~!おこづかいちょーだい、ゲーセンしたい~。

そんな終わりの見えないやり取りに、パパから提案をしました。

パパ:ひとつ、きみにもできるお金のふやしかたがあるよ。いらないおもちゃをお金と交換してくれるお店があるんだけど、よかったら行ってみる?

息子くん:行く!!!

するとすぐさま自分のおもちゃをがさごそと引っ張り出して、袋に詰めだす息子くん。

すべて保育園の頃に遊んでいたものでヒーローの変身グッズだったのですが、これまで何度か本人に要不要を確認して、都度「いるモノ」だったため小学校にあがっても自宅に残ったままでした。

ところが息子くん、今回はもしかするとそれがお金に変わるかもしれないという期待を胸に、あっさりと手放すことに決めたようです。

ぱっと荷物をまとめて、パパと二人で近所のリサイクルショップへレッツゴー。

買取カウンター店員さんにまるっとお渡しして、査定をお願いします。
順番が呼ばれるまで、しばらくお店の中をぐるりと見て回りました。

はじめてのリサイクルショップに息子くんの目はキラキラ。所せましと並べてあるおもちゃに興味津々。

息子くん:へぇ~これが200円で、あれが3000円、同じように見えて、どうしてねだんがちがうのかなー?

かんたんに手に入るしものは安くて、なかなか手に入らないものは高いんだよ。ねだんが高くても中にはほしい人がいるからね、とパパ。

ほどなくして、査定が終わりカウンターに呼ばれました。さぁ結果はどうでしょう??

おおお、ちゃんと数千円の値段がつきました!金額はちゃんと息子くんにも確認してもらい、本人の承諾を得て買い取ってもらいました。ぜんぶひきっとてもらってよかったね。

そして売上代金の中から数百円を息子くんの財布に入れて自分のゲーセン資金とし、残りはパパママが責任をもって預かることで合意。

もちろん、フリマサイトなどで一品一品時間をかけて売ったほうが値段としては高く手放すことができるのですが、今回は息子くんにリサイクルショップという存在と、自分がいらないモノが新たにお金に変わって、誰か他の人のもとに行く、そんな流れを知ってもらえたら良いなと思ったのです。

この体験は、子どもにとっては魔法の錬金術のように見えたかもしれませんね。リサイクルショップさん、またお世話になります。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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