【雑記】「羨ましい」を素直に言えるってかっこいい
息子くん(7)の気の合うお友達Aくんが我が家に遊びに来てくれた時のこと。2人でわいわいテレビゲームで盛り上がっていました。
自宅でお友達と遊べる時って、なんだかいつもよりテンション上がってしまうじゃないですか。持っているモノをやたら見せてみたり、自慢したり、ありますよね。
例に漏れず息子くんも、ゲームの中「課金」で手に入れたキャラクターをAくんにちょっと自慢したりして。「いいだろ~」のように見せたがるわけです。
そこで気になったのは、Aくんのリアクション。
Aくん:いいなぁ~。うらやましい!
一見当たり前のようですが、そこにひっかかったのは、素直に「うらやましい」と言えるということ。これ、実は我々大人でもなかなか言えないのではないでしょうか。
実際、息子くん含め、他の同級生の子を見ているとこんな光景をよく目にします。
Bくん:おれ、〇〇もってるよ。
Cくん:おれ、××もってるし! (きっと嘘)
Bくん:それ□□だろ?おれは△△だぞ。
延々と続く、終わりのないマウントの取り合い。認めたくない、相手の優位性。ですが、本人たちはおかまいなし。折れることなく「おれがおれが」となります。
こういったやり取り、端で聞いているとけっこうしんどいもの。これが子どもどうしであれば可愛いものの、私たち大人であっても何かしら心当たりがあると思います。
だからこそ、自分の「うらやましい」をはっきり言葉にできるAくん、潔くて素敵だなと感じました。
Aくん:(課金キャラ手に入れるために)帰ったら、お父さんとお母さんのお手つだいしようっと!
「うらやましい!」→「どうやったら手に入れられるかな?」→「こうしよう!」この正規ルートがぱっと頭に浮かぶところに、Aくんの育ちの良さを感じました。
「羨ましい」を素直に言えるってかっこいい。
わたしたちも「いいないいな」と卑屈になっていないかな、ごまかしていないかな。すこしでもびびっときたものがあれば、正規ルートで行動に移したい。
そんなAくん、玄関でちゃんと靴を揃えるところも感心しました。そうだよね、私も誰が見ていなくとも、毎日靴を揃えよう。
息子くんからもそのお友達からも、学ぶことはたくさん。ありがとう、子どもたち!お父さん、またしても勉強になりました。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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