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(お仕事)『クラッシャーニーバズーカ』作詞&動画 あとがき

 よくきたな🍑

 ここ最近お仕事をいくつかもらっていて、そっちの活動に専念しておりました。「お前いい加減小説書けよ」と言われそうですがヘッドホンしてるから聞こえませーん。バーリアー!

 というわけでお仕事報告そのいちです。音楽サークルStudio A'さんの『クラッシャーニーバズーカ』の作詞を担当いたしました。

 今は一旦Twitterでの公開だそうです。Youtubeに上がるのは絵師さん復活後になりまして、その時には動画作ったりロゴ作ったりとまたお仕事が発生するわけですが、ひとまず一旦任務完了。

 というわけでこの記事では、裏話とか考えたことをつらつらと書いていきます。

桃之字作詞やってたの?

 やっていました(過去形)。最後の作品はもう12,3年くらい前になります。楽曲がついて「歌詞」となったのは、それこそ15年くらいぶりじゃないかな。その時もStudio A'さんの楽曲で、今回の案件もその頃のご縁から声がけしてもらったのです。

 あの頃はもうとにかくいろんな音楽を聴いたりいろんな詩を読んだりしていたし、まぁそれでなくても多感な学生時分だったのもあって、結構スイスイーと文字が出てきたもんです(いやそれなりに苦労はあったけど)が、今じゃま~~~出てこない。なんせ最近は音楽聴かないしインプットといえば小説と漫画ばっかだしで勘所がなくなってて焦りました。

 最終的には小説を書くときにも使っているキャラクターメイキング→そのキャラの個別エピソードを考えるみたいな手法から詞に落とし込むようなアプローチで進んでみました。韻だけは死守した。上手くいってると良いけども……。

本作のテーマ

 クラッシャーニーバズーカという単語自体がストリートファイターのガイルの技「ニーバズーカ」からの着想だという話を伺い、とりあえずストファイに出てくるようなネタ入れたいなーというのは漠然と考えていました。

 とはいえ僕は格ゲーそのものをグラブルバーサスくらいしかやったことがないので、あまり突き詰めてもボロが出ちゃうなーと思い、それを避けるためにも「クラッシャーニーバズーカでなんかを壊す歌にしよう」という形に。

 曲調とかボカロの文脈とかを考えると、やっぱりぶっ壊すものは世の中の理不尽とか、うまくいかないあれやこれやとか……と考えて考えて。紆余曲折を経て、最終的に逆噴射先生の言う「うらなり野郎」をぶっ壊す、駆け出しクリエイター讃歌にしてみようかなーと思うに至りました。

うらなり野郎の上半身を吹っ飛ばせ

 noteだと定期的に話題に上がるんですが、「なにかを作る」ということはとかく心折れてしまいがちなものです。特に同人制作なら尚更のこと。ただでさえ虚無の暗黒に囚われそうになるところで更に襲いかかってくるのがうらなり野郎、つまりは「自分では書かない癖に他人の作品を自分の思う通りにしようと口出しするやつ」です。

「ああしなきゃならない」「これを知らなきゃモグリ」「このくらいできなきゃ無能」……作り手として活動していると、そういう野次は絶対に飛んできますし、なんだか萎縮しちゃうこともあります。

 ただ、よく考えてみると、そうして野次を投げてくる彼らはストリートファイターでいうと背景にいるモブであり、なにかを作って公開するあなたはステージで戦うファイターです。どちらが偉いかは一目瞭然ですね?

 もちろん真のプロとしてやっていくにはもっといろいろな要素が必要だとは思いますが、まずは作ってる人が主役で、うらなり野郎よりもすごい……というメンタルセットが大事だと思っています。例え背景のモブがマジの強者であろうと、背景にいる限りそいつよりあなたの方が偉くて、なにを大事にするか、どういう作品にするかはあなた自身が決めるべきで、うだうだ口出ししてくる奴には膝蹴りのひとつもお見舞いしてやらにゃならんのです。

 この辺りの考え方と具体的な対策は逆噴射先生のコラムの中にあるのでぜひ読んでみよう。有料だけど絶対ためになるよ。

 そういうわけで、クラッシャーニーバズーカを放ってうらなり野郎の上半身をふっ飛ばすような歌詞にしました。「上半身を吹っ飛ばせー!!!」って歌詞をオッケー出してくれたプロデューサーのB+さんにはマジで感謝です。

動画の件

 絵師さんが活動休止してしまったのもあり、動画は簡易的なものにしよう、ということでこのような形になりました。このくらいなら一時間もあれば作れるので楽ちん。

 ただ結構長いことMV動画を作っていなかったので色々と操作方法を忘れちゃってたというか、ショートカットの類の記憶がイラレで上書きされちゃってて苦労しました。たまにはなんか作らんとだめだな……。

 絵が届いたらまたあれこれ動くようになるんだろうなーとワクワクしているので、まずは絵師さんの復活を待つばかりでございます。

いじょうだ

 そういうわけでクラッシャーニーバズーカ、ぜひ聴いてってください。

 それはさておき、最近、作詞の他にもお仕事をいくつかこなしたので徐々に記事にしていきます。どうぞよしなに。

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