碧空戦士アマガサ キャラ名鑑その1
第1章(1話〜4話)が完結を迎えましたので、閑話休題、キャラクター紹介と参ります。アマガサ/湊斗のみキャラクターのラフイラストがあるので掲載しておきました。キャラクターデザインは友人のみはちさんです。
本編はこちらから!
碧空戦士アマガサ・付喪神
怪人・雨狐と戦う白銀の戦士。カラカサをはじめとして様々な付喪神の力を行使し、超常事件を解決していく。
「雨狐の天敵」「雨を止ませる者」を自称しており、"天気雨"の影響を無効化したり、物理攻撃無効のアマヤドリに対して攻撃を加えることができる。
◆天野湊斗(アマノ・ミナト)/碧空戦士アマガサ
「俺は傘──この雨を止ませるための、雨傘だ」
本作の主人公。白銀の戦士アマガサへと変身する。一人称は「俺」。雨狐と戦うことを使命とし、日本中を旅する中で晴香たちと出会った。雨狐の長である"原初の雨狐"とは過去になにやら因縁がある模様だが、詳細は未だ語られていない。
使命感・責任感が強すぎるタイプで、雨狐と戦うのは自分だけで良い、という考えを持っている。しかし、事件解決のために戦う晴香に説得され、協力者という形で彼女たちに手を貸すことになる。
余談だが、"アマガサ"という呼称は調査対象として晴香が暫定的にネーミングしたもの。協力体制構築の際にその名を聞き気に入ったのか、以降は自ら変身中のコードネームとして名乗るようになった。
◆カラカサ
『付喪神カラカサ様たァ、オイラのことよォ!』
湊斗の相棒。番傘の付喪神。一人称は「オイラ」。雨狐の探知、結界構築、アマガサ変身時の妖力制御など、雨狐退治には無くてはならない存在。湊斗がアマガサに変身した際は必殺武器・傘銃アンブレイカーとして左手に収まっている。
付喪神としての齢は100を超えるが、そのお調子者な性格故に貫禄はあまりなく、タキとよく喧嘩をする。晴香のことはタキ同様「姐さん」と読んでおり、基本的に逆らえない模様。
☔
超常事件対策特別機動部隊 "時雨"
超常事件の調査、解明、解決を目的に組織された、警視庁直属の特殊部隊。発起人は警視庁武術顧問・河崎光晴であり、彼が隊長、その孫の河崎晴香が副隊長を務める。
◆河崎晴香(カワサキ・ハルカ)
「大丈夫。牛肉は完璧だ」
本作のヒロイン。焼肉が大好きな武道系女子。24歳。
警視庁の武術顧問・河崎光晴(ミツハル)を祖父に持つ。特殊部隊"時雨"の発足時、隊長である光晴の鶴の一声で副隊長に抜擢された(光晴曰く「修行のため」)。
実家の武術道場で幼い頃から稽古を積んでおり、卓越した身体能力・近接戦闘スキルを持つ。作中では原付に走って追いつく、走っている原付に飛び蹴りを見舞う、暴徒を前蹴りで吹き飛ばすなどのアクションを披露した。
男勝りで素っ気ないが、正義感は人一倍強く、特に子供を泣かせる者には容赦しない。そのため、多数の子供も犠牲になっている超常事件の解決には並々ならぬ執念を燃やしている。
◆滝本晃明(タキモト・テルアキ)
「姐さんが暴走したらさすがの俺でも止めらんないんで、しっかりしてくださいね」
"時雨"のIT顧問であり、晴香の弟弟子。幼少の頃から現在まで晴香にパシられ続けている可哀想な子。22歳、一人称は「俺」。
腕っ節が強く、大人を2、3人まとめて投げるほどのパワーを持つ。晴香の祖父・光晴の元で武術の基礎を学んでいることもあり、晴香とともに前衛に立ったり、パトロールすることが多い。同時に"時雨"IT顧問としてシステム構築等も実施しており、隊員たちからは「あの人いつ寝てるんだ?」と声が上がっている。
◆乾 慎之介(イヌイ・シンノスケ)
『三丁目交差点に他に車両はいません。イケます!』
"時雨"の諜報班長および後衛指揮担当。第1章では声のみの登場。一人称は「俺」、28歳。
時雨発足時に自ら志願してこの任に就いた。"時雨"ではタキと並ぶ常識人であり、とかく暴走しがちな隊員たちの取りまとめを行なっている。
普段は慎重派だが、スクーターに飛びかかろうとする晴香のサポートを行うなど柔軟な側面も。
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怪人"雨狐"
アマギツネと読む。天気雨と共に現れる、異形の怪人。その顔は狐の面と同化しており、基本的に髪はないが個体によっては鱗が発達したトゲが髪型を形作っていることもある。黒い鱗は全身にも生えていることが、着流した着物の隙間から伺える。天気雨そのものや雨を浴びたモノに干渉し、超常事件を引き起こす。
超常事件の発生の背景には、なにやら目的があるようだが──?
◆イナリ
「ゲームといこうぜ、アマノミナト」
"原初の雨狐"の一角にして、「雨狐の王」を自称する武人。血の色の鎧を身を纏い、腰には刀と脇差を提げている。天気雨を浴びた人間の精神を汚染し、暴徒化させる能力を持ち、様々な場所で殴り合い・殺し合いを発生させては眺めて楽しんでいる。
◆紫陽花
「彼奴はここで殺しておくべきかと」
"原初の雨狐"の一角。神主のような服装をしており、手に錫杖を持つ。天気雨の能力は明かされていない。アマガサを問答無用で叩き伏せたイナリや羽音と違い、アマガサの攻撃をいなし続けていたことから、戦闘能力はそう高くないものと思われる。
◆羽音(ハノン)
「だめだよぉ。王様がゲームって言ってるんだから」
"原初の雨狐"の一角。花魁のような服装。天気雨の能力は不明。軽く叩くだけでアマガサが吹き飛ばされるなど、その細腕からは想像もつかないパワーを秘めている。どこか子供じみた雰囲気を身に纏った狂人。
◆アマヤドリ
雨狐が作り出す人形。のっぺりとした人型で、右腕は大型の剣となっている。身体の構成要素が雨そのものであり、天気雨の下では不死身である(ただし、アマガサの光弾などで蒸発させることは可能)。軒下に追い込むか、アマガサの結界に入れるなど、雨を遮断すれば人間でも倒せる。
◆水鏡ノ狐
第1話に登場。"天気雨"によって生成された水溜りを"底なし"に変え、人々を沈めていった。得物は刀で、名称と同様に本編では触れられていないが、イナリに剣術を教わっていた。
第2章開幕
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