「ん?」ってなる童謡
童謡の歌詞って大人になって見てみると面白いなあというお話です。
子供の頃はすーっと通り過ぎていたけれど,大人になって立ち止まってみると「ん?」と思うことがあります。
最近、子の父となって、童謡を耳にすることが多く、それを感じました。
♬「ねこふんじゃった」
だれもが聞いたことのある曲でしょう。
でも歌詞って最後まで聞いたことはありますか?
一番の歌詞です。
ねこを踏んづけてしまった主人公は、ねこの逆ギレにあって引っ掻かれます。
それに対して、
「悪い猫め 爪を切れ。 屋根を降りて ひげを剃れ。」
と怒りをあらわにして文句を返します。
ひげにまで言及している。
相当怒っているのですね。
しかも、
「爪を切ってやる!」「ひげを剃ってやる!」
ではなく、
「爪を切れ」「ひげを剃れ」
猫に「おまえがやれ」と。
自分の手は汚したくないタイプの主人公です。
それでいて、猫が甘え始めたら
「ごめんなさい。かつおぶしやるからよっといで。」
顔見知りの猫と主人公の微笑ましい一コマだったのかあ。
何度も聴いたことがあるけど、こんな歌詞だったっけ?
とちょっと面白かった童謡の歌詞のお話でした。
ちなみに、
二番で懲りずにねこを踏みます。
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