Jリーグ✖️旅(京都サンガを追っかけてたら、全国を回っていたっていうお話)
これは「#10年後にスポーツ業界を盛り上げる若者たち のAdvent Calendar 2023」の14日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9020
昨日は中山美和さんの
「スポーツベッティングの可能性と今後の展望」
の記事でした。
14日目の今日は、Jリーグ✖️旅(京都サンガを追っかけてたら、全国を回っていたっていうお話)について綴らせていただこうと思います。
サッカービジネスにいずれ関わって行きたいな〜、起業してお金稼いで、Jクラブのスポンサーや海外チームのオーナーになりたいな〜なんて、友達と話していたら、その友達から今回の話が回ってきた。スポーツビジネスのことは何も知らないので、このような場でnoteを書かせていただくのは大変恐縮ですが、目を通していただけると嬉しいです(笑)
今回のテーマは京都サンガを追っかけてたら、全国を回っていたっていうお話です。その経験から考えたJリーグのポテンシャルについて書いていきます。
*サンガのことは全然触れないです。
*地方クラブに対しての観点で考えています。
簡単な自己紹介
・納冨泰一(のうとみたいち)です。
・幼稚園から高校までサッカーしてました。
・今は新卒1年目のWEB系エンジニアです。
・3年以内に起業します。
・18年目の京都サンガファンです。ホーム戦よりアウェー戦を行きます。
・22年度は21試合観に行きました。23年度は15試合観に行きました。
はじめに
僕はスポーツが生み出す熱狂が大好きです。
この熱狂は人の心を揺さぶり、突き動かします。
現実世界の中で、多くの人を巻き込みながら、熱狂の渦を作れるコンテンツってなかなかないと思います。
その中でも、特に僕はサッカー、Jリーグに取り憑かれています。
週末の試合の勝敗で平日のモチベーションに大きく左右されるほど、熱狂しています。
でも、いつももっとできることはあるんじゃないかなって思っています。
そのもっとできることはあるんじゃないかなってことを実際に私が見て感じたことを交えながら、これから話していこうと思います。
よろしくお願いします。
結論から言うと、「Jリーグ✖️旅」、スタジアム観戦を通して、地域の魅力を知るきっかけのコンテンツになり得ると言うことです。
僕の中で、Jリーグは地域活性化や関係人口増加に影響を与えるポテンシャルを秘めたものであり、Jクラブのスポンサー、地域のお店、サポーターなどたくさんのJクラブに関わる人々からなる経済圏、言うなれば、Jリーグエコノミー?なんてものが出来ていったら、面白そうだな〜って思っています。
本当に可能性は無限大だと思います。
なんで、私がそのように感じたのかを要点を整理して、書き出してみます。
①サッカー観戦が地域を訪れるきっかけに
私は大学4年の時に、京都サンガの試合を追いかけながら、全国を転々としていました。ADDress(多拠点生活サービス)というサービスを利用して、試合に合わせて、試合会場付近の拠点に滞在していた。結果的に国内試合は21試合観戦していた。基本的には2泊以上していたので、地域の人とも関わることがあり、地域でのサッカー熱、チーム認知度を感じ取ることができました。
清水ではさすがサッカー王国静岡っていう感じで、エスパルスのフラッグやポスターが町中に飾られていたし、滞在先の地元の方もエスパルスのファンでお話しが盛り上がりました(笑)
地域活性化への影響
サッカーチームが存在するだけで、その地域には特別な価値が生まれます。地域の町おこしの象徴にもなっているクラブもあります。多くの地域が観光客を引き寄せるために様々なPR活動に力を入れている中、サッカーチームの存在は自然とサポーターたちを惹きつけます。この点がサッカーチームが地域活性化に大きく貢献する要素の一つであると思います。
観戦をきっかけとした地域観光
サポーターは、好きなチームの試合を観戦するために、地域を訪れます。これにより、サッカー観戦が地域観光のきっかけとなります。
試合がある日だけでなく、試合のない日でもサポーターは地域に滞在し、地域の文化や名所を楽しむことが多いです。
サッカーチームがあるだけで、地域の魅力を発信しなくても、サポーターは試合を観戦のために、現地に訪れます。
他の地域では、まず来てもらうために色々とPRを行っている中で、それが不要となる。その分、サポーターに楽しんでもらうための工夫や企画を行うことで、地域を盛り上げるきっかけ、また戻ってくるきっかけにも繋がるのではないかなと思います。アウェイサポーターは地域を観光し、ユニフォームを着ながら、#〇活として、#修学旅行と言うように、X(ツイッター)上で地域の魅力を発信されています。
ここにサッカーを通して、地域活性や関係人口の増加に繋がるヒントがたくさん隠れているのではないかなって思います。
実際に下記の記事にて、国分太一さんが
”サッカー観戦は地域の魅力に気づくチャンス”
とおっしゃっていました。DASH村など、様々な地域と関わってこられたから、感じることなのかなと思いました。
スタジアム観戦で地域の魅力を知る
現地に訪れると、スタジアムグルメを味わえます。スタジアムグルメの特徴として、その地域ならではの食べ物や食材が提供され、スタジアムグルメで地域名物のグルメが味わえます。大阪なら、大阪のたこ焼き、北海道ならザンギ、仙台なら、牛タン、静岡なら、うなぎなどなど、盛りだくさんです。さらにはクラブとコラボしたお土産が売ってたりもします!
また、スタジアムの空気感もスタジアムによって様々です。
ユニフォームを着て、スタジアムを歩いていると、「よく来てくれました」などと声をかけてもらえたり、困ったりしていると、助けてくれたりもします。
実際、私はサッカー観戦をきっかけに、サガン鳥栖の試合を観に佐賀県に行き、佐賀県が好きになりました。22年度に初めて佐賀県を訪れましたが、その時にサガン鳥栖のサポーターの方に、スタジアムの入り口を迷っていると声をかけてくださり、助けていただきました。また、試合後にも、声をかけていただき、地元のおすすめのご飯屋さんに連れて行ってもらえました。このような出来事があり、佐賀県のことが好きになり、23年度もサガン鳥栖戦に行ってきました。23年度も、スタジアムに向かう電車が車両事故のため、遅延したため、改札前でどうしようかと立ち往生していたところ、サガン鳥栖サポーターの方に声をかけていただき、車でスタジアムまで一緒に連れて行ってくださいました。
サッカー観戦のために行っただけなのに、現地のことをディープに味わえる経験をたくさんしてきました。これは本当に偶然のことではあると思いますが、枠組を作るだけで、僕のような出来事がもっと起こり、Jリーグという文脈からその地域が好きになる、そこからもっと発展して行ってもおかしくないのかなって思ったりもします。そこには地域での生産活動や関係人口増加へ向けた取り組みなどが結びつき始めると、よりJリーグを起点に起こる地域活性化などが現実味を帯びるのかなと思います。
②Jリーグ関連ビジネス
シェアリングエコノミー
ここではスタジアム観戦がより便利になるビジネスについて取り上げる。僕が個人的に気になっているのは、akippaです。akippaは空き駐車上のシェアリングサービスとして、サービスがスタートし、今では多くのサッカークラブと提携して、スタジアムの駐車場問題を解決する一躍を担っています。
akippaの社長の方も元々Jリーグを目指しサッカーをやられていた方なので、とても注目です。
また、同じシェアリングサービスとして、シェアサイクルのHELLO CYCLINGも気になっています。こちらもJクラブと連携して、スタジアムアクセス問題を解決する一躍を担っています。
私が京都サンガを追いかけながら、旅をし、地元の人と交流ができたのはADDressのおかげです。ADDressは全国各地にADDressの家があり、家守さんという地域と会員を繋ぐ役割の人がいるおかげで、ニッチな情報を知れたりして、サッカー観戦もより楽しくできます!24年シーズンはADDressのコミュニティにてサッカー観戦部なんて作ろうかなって思ってます(笑)
スタジアムビジネス
今度は毛色が変わりますが、FC今治の新競技場の「里山スタジアム」もとても注目です。前の日本代表監督の岡田さんが代表として、借金なしで40億円を資金調達され、サッカーがない日でもスタジアムで売上を作る取り組みや今治を盛り上げる取り組みを行われています。
スタジアム関連では長崎にできる新スタジアムや広島に24年シーズンからオープンするスタジアムなども注目です。
そして、サンガファンとしては外せない、亀岡のサンガスタジアムもボルダリング施設やeスポーツ施設、保育園が併設されているなど、試合開催日以外でもスタジアムが日常使いされる工夫が施されています。
Jのチームは全国各地に存在しています。24年シーズンからJ 1 、J2、J3にそれぞれ20チーム合計60のJクラブが存在することになります。
Jリーグクラブがない県もまだありますが、ほぼどこ行ってもJリーグ観戦ができるようになりました。それと同時に行ったことのない地域に行くきっかけができました。
今回のnote記事作成に際して、ビジネス的観点があまりにも抜け落ちていることを痛感させられました。これからは、Jリーグのポテンシャルをどうやったら、発揮させることができるのか「Jリーグ✖️旅」をテーマにもっと深ぼっていこうと思います。
拙い文章でしたが、最後まで目を通していただきありがとうございました。
明日は「Udai Suzuki」さんの記事です!
お楽しみに!
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