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GR3という高級コンデジがどうしても欲しい。

1ヶ月ほど前、noteでとある記事を読んだ。


GR3とGR3xという高級コンパクトデジタルカメラと呼ばれる写真機についての記事だ。

片手で持てるサイズ感なのに、一眼レフのような写真が撮れる。速射性も早く、スナップに最適。

そこから、徐々にGR3に興味を持ち始めていった。



人生最初のカメラはフィルムカメラ

一番最初にカメラを購入したのは、一年前の2021年12月。日暮里にある「三葉堂寫眞機店」に赴き、購入した。

カメラの何たるかも知らない状態で、初めてのカメラを買いにいった。

デジタル一眼レフは金額的に手を出しにくかったことや、単純にフィルム調の写真が好きだったこともあり、最初のカメラをフィルムカメラにした。


購入したのは、PENTAX MXという一眼レフカメラ。

新品のものはもうどこにも出回っていない。中古で買うしかない。それがフィルムカメラの常識。

三葉堂寫眞機店では、中古で購入した際の「すぐに壊れて使えなくなってしまう」などのリスクをなくすために、整備済みのカメラしか販売していない。

数万円で購入したカメラが数週間後に壊れてしまう。整備済みならすぐに壊れる心配もないし、修理も安くなる。

そういう謳い文句で、僕は中古の市場価格よりも2倍ほど割高なフィルムカメラを購入した。


フィルムを装填し、巻き上げる。シャッタースピードや絞り、フォーカスなどを自分で調節し、写真を撮る。

撮影した写真はすぐにみることはできない。現像して、それをプリントアウトするかスマホにデータ転送しないと見れない。

今のデジタルカメラやスマホのカメラと比べると明らかに不便だが、その不便益に魅了されてフィルムカメラで写真を撮っていた。



フィルムカメラでは物足りなくなってしまった

フィルム1本で多くても30枚程度しか撮れず、なおかつ1枚の写真を撮るのに数分かかる。

そのスローな写真体験はもちろん好きなのだが、撮れる写真が少ないのが原因で段々とフィルムカメラを持ち運ぶ機会が少なくなっていた。


「移動中のふとした瞬間を撮りたい」


フィルムカメラを購入してから10ヶ月ぐらい経ったくらいから、速射性の高いカメラを欲するようになった。


速射性、気軽に持ち運べる、でもスマホとは違った写真が撮れる。

そんな条件のカメラを探していたところに颯爽と現れたのが、RICOHのGRシリーズだった。



スマホの上位互換として”メモ帳”と”GR3”を使いたい

僕は普段、スマホの代わりに無印のA6ノートを持ち運んでいる。

と言っても、スマホを持ち歩いていないわけではない。


スケジュールの確認や友人との連絡、Spotifyで音楽を聞いたり、そして情景を撮るのに使っている。

ふとした変な光景や、雲の写真。スマホの速射性を活かして撮影している。


そこでだ。

普段スマホ撮っていた日常を、GR3という速射性とミニマルを兼ね備えたカメラで撮る。

そうすれば、無印のA6ノートとGR3が、スマホの上位互換として使える。

そんなことを考えただけでなんだかワクワクした。


スマホを持ち運ばなくても、豊かで充実した一日を送れるような日。

そんな日を送るための一歩として、GR3はいいと思う。



GR3からGR3xのどちらを買うかまだ決まっていないが、3月15日には購入する。

それまでにお金を稼がなければ…。


12万円の高級コンデジを買う、それがここ1ヶ月の目標である。

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