4人の泥棒の酢
先日の東洋医学講座で先生から「お料理やいろんな用途に使えるから作ってみてはいかが。」と頂いた『4人の泥棒の酢』用のハーブ。今日やっと、お酢に漬け込むことが出来た。
『4人の泥棒の酢』とはそもそも何なのか。
1620年代、ヨーロッパでは黒死病が猛威をふるっていた。フランスでは、亡くなった人の家を狙う4人の泥棒がいた。そんな最中でも、感染を逃れ元気に盗みを働くことが出来た泥棒達には秘密があったのだ。後日、捕えられ無罪放免と引き換えに彼らが明かした秘密は「お酢」だった。数種類のハーブを漬け込んだお酢を使って、身体をこまめに除菌をしていたのだと言う。このことから『4人の泥棒の酢』と呼ばれ、民間では後世まで根強く活用され続けているという。
・ローズマリー
・セージ
・ラベンダー
・タイム
これに、酢を注いで終わり。(りんご酢を使った。)
ネットで調べると、他にもシナモンやナツメグを入れたりもするらしい。
が、まずはシンプルな配合で。
殺菌効果が高いので、拭き掃除、うがい薬、薄めて飲用、料理に使っても◎とのことだ。確かに、この配合のハーブはドレッシングに使ったりしても香りが良くて本格的な仕上がりになりそうだ。
最低、半月漬ければ使えるそうなので梅雨時の衛生対策に活用出来そうだ。
それにしても英語にするとFour Thievesでカッコイイが、
日本語の『4人の泥棒』は唐草模様の風呂敷しょった口髭のおじさん達が抜き足差し足で忍んでいる姿を想像してしまう。