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立ち止まって考える
![](https://assets.st-note.com/img/1700608800845-6yS06hyZXy.jpg?width=800)
写真のもの、何か分かりますか?
これはある部品なのですが、先日折れてしまい接着剤で貼り付けようとしていたのですが、しばらく忙しかったので手をつけずに、そのままにしておきました。
そんな折、ふと、そうだ今のご時世だから、珍しい部品だけどネットで売っているかもしれない。ダメ元で調べてみることにしました。
でも、検索キーワードをどうしたらいいか悩みました。
そこでまず最初に「袴、部品」と検索してみました。でもそれらしいものが出てきませんでした。
次に「袴、プラスチック」と検索すると、写真の部品が出てくるではないでしょうか。しかも数百円で買えることがわかりました。
写真の答えは、もうお分かりですね!この写真は、袴を止める部品なのです。
袴の背板に縫い付け、角帯や袴の紐と、着物の間に差すことで袴を固定し、ずり落ちにくくする部品なのです。
検索方法についてなのですが、皆さんの中には、もっと良い検索アプリがあるとお気づきの方も多いと思います。そうです「Googleレンズ」です。
写真からそのものを探すことができるのです。
昭和の人間なので、検索と言うと、どうしてもテキスト形のGoogle検索がまだ頭に浮かびます(^^;
便利な世の中になりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122354856/picture_pc_37488f21055eec9ce9664e9a2d91f879.jpg?width=800)
さて、さて実はここからが本題なのです。
この袴止めを購入したのは良いのですが、上の写真のように袴止めがゴム紐によって輪っか状に縫い付けられていたのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122356050/picture_pc_6bf26580288dfa46fd1f8a513a9a76e9.jpg?width=800)
上の写真のように元に戻すには、ゴム紐を袴から外し、購入した袴止めにゴム紐を通し、再び袴に縫いつけなければならないのです。
よく見ると、袴の制作工程中に縫い付けてあるので、外すのも、縫いつけるのも結構厄介です。
困ったものだなぁと、また忙しかったので放っておきました。
すると、ふと良いアイディアが浮かんだのです。
ゴム紐は外さず、そのままにしておいて、袴止めに糸を通し、直接ゴム紐に結びつければ良いのだ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122355895/picture_pc_73b346acf9223a6c89f89e429b806768.jpg?width=800)
こんな単純なことだけれども、先入観とは恐ろしいもので、現状に戻そうと考えてしまうと、厄介なことになってしまうのです。
要は、袴に袴止めが付いていればいいだけのことと考えれば、別に難しいことでは無いのです。
今回は、たまたま忙しかったので、放っておいたこと(単に面倒くさいことは後回しともいえますがw)によって、良いアイディアが思いついたのですが、あまり急がず、「立ち止まって考える」ことも大切だなぁと思う事柄でした。
これで京都のお茶会に行ける(^^)
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