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LIVE備忘録 vol.2 【イーヤーサーサー】

『小山田壮平バンドツアー2021  THE TRAVELING LIFE』at  USEN STUDIO COAST

時は4月7日(1年前です)。
‘人生の夏休み’ と言われる大学生に与えられる、馬鹿みたいに長い春休みの8割をバイト漬けで過ごしてしまったカツヲは、この日をアホみたいに楽しんでやるぞ!!!と意気込んで、朝からフルスロットルで活動した。その模様をここにお届けしよう。

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チュンチュンッ🐦チュンチュンッ🐦
あら、おはよう鳥さんたち✌️
今日はいい天気ね☀
昨日今日はイジワルな天気だったのに一変していい天気じゃない❤

わたしの心はもうワクワクドキドキよ!
なんてったって今日は凄いのよ!!!なんてったってアイドル!今日子は凄いのよ!!!今も変わらずお綺麗で、、、って、そんな話じゃないわよ😂!

今日は春休み最後の日!示し合わせたように明日から授業が始まるの。これってもう、今日はとことん楽しまなくちゃ❤ってことよ!
そんな日に、大好きな小山田壮平さんのバンドライブ🎸
初めて小山田壮平さんのライブを観た去年の12月から丁度4ヶ月後の今日、初めてバンド形態のライブを観るのよ!!!
とりあえずまず筋トレをしちゃうわ💪
筋トレの相棒はandymori武道館のDVDだわよ❤

~~~~~筋トレ中(以降人格を戻します)~~~~~

ふぅ、、頑張ったぞ!
筋トレと並行して豚角煮なんかも作ってしまったっすよ!

at おうち

よしもういい感じの時間だしお腹も空いてきたから昼ごはんでも作ろうか。
生姜焼きをちょいちょいちょい!

at おうち

なんか盛りつけでビジュアルが終わってるけど激ウマ!!
気づけばかなりいい時間だからもう出発してしまおう。
外に出るとやっぱりいい天気。こんなストーリーもあげちゃうよ😘

電車に揺られて降りたのは、表参道。
時間の許す限り歩くことに決めたカツヲは、まず渋谷タワレコに向かった。目的はコレ。

at 渋谷タワレコ
at 渋谷タワレコ

カツヲが密かに応援している、WACK所属のクソかっけぇアイドル‘EMPiRE’のポップアップ!
歌いまくって踊りまくる恐るべき彼女たち!
なんと、同日にMCなしの3時間ぶっ続けで全曲披露した激ヤバLIVEのDVDが発売されたのです!!!
もちろん予約して手に入れたのでここでは買いませんが、せっかくなら寄り道を!ということで立ち寄った。
さらにさらにまさに今日、USEN STUDIO COASTから5kmほどの距離のZepp Tokyoでライブをやってるのですよ!

タワレコで溢れそうな元気をさらにチャージしたカツヲは、なんとなくちょうど良い場所にあった赤坂見附駅まで歩くことに。そこから電車で会場へ向かう寸法だ。
相も変わらずウォーキングデッドだったカツヲは色々なことを考えながら道中にある豊川稲荷へ向かう。
ここへは毎年正月に訪れていたのだが、2021年はコロナウイルスを考慮して行っていなかった。
毎年のルーティンであったその場所に4月に訪れるのは何気に初めてで、綺麗な桜にうっとり。&参拝。

at  豊川稲荷

そんなこんなで赤坂見附駅に到着し、17:30に会場に到着。

at  USEN STUDIO COAST


at  USEN STUDIO COAST


オンライン授業を受ける親友のKと合流し、近くのセブンで買ったよく分からんパンで腹ごしらえ。
18:30頃にツアーキャップを購入し、遂に会場入り。



ドリンクはジンジャーエールを選び、大量のレッドブルが並べられた自販機を横目に進んで行くと、そこにはミラーボールが吊り下げられたバチバチのクラブ会場のような空間が!
バカ真面目ネガティヴ人間のため、HIPHOPを聴くことにすら抵抗のあるカツヲはもうビクビクよ。来来来世までは行かないであろうクラブ会場に飛び込んでしまい、ビビりまくり。
ライブへの期待からくるものなのか、陰キャの怯えからくるものなのかわからぬ所在不明の武者震いで、ジンジャーエールに微細振動を与えながら席へ。

席は‘1階 6列 45番’。
・・・・・・・近!!!!!!近い!!!!近いぞ!!!!!
そこまで広い会場では無いのもあるけれど、トンデモ近距離!
もうこれさぁー、さいっこうのいちにちだよねぇー!(CV.坂上忍)。

未だ武者震いが止まらぬカツヲは、開演前SEの謎の沖縄の歌のおかげで緊張が解され、遂に4人が登場。初めて見る小山田壮平以外の3人の姿にちょっと感動。
“旅に出るならどこまでも”のBGMと共に出てきた小山田壮平はウキウキステップを踏んでいたよ👍




1曲目は“Life Is Party”。なんとなくクライマックスにやるイメージのある曲だったためかなりびっくり。
andymori時代は聴けなかったギター2人編成のバージョン。
これが小山田壮平バンドの魅力のひとつなのです!

2曲目は自分がandymoriにハマるきっかけとなった楽曲“ベンガルトラとウィスキー”。聴けるとは思っていたが、こんなに早く歌うとは思ってなかったため心の準備が出来ぬままあっという間に終わってしまう。

3曲目の直前のMCで「さあ、立ちましょう」と呼びかけ、照明も相まってトんで行っちまいそうな“メアリージェーン”を披露。


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そして、ここまで当時の日記等を見ながら軽快に筆を進めてきたカツヲに異変が起こります。
以降の曲に対するコメントがほとんど書いていません!!!!
正直殆ど覚えて居ないのです!!!

実際にLIVEを観て家に帰って日記を書こうとした時には既にほとんど覚えてなかった事を覚えています。
これはマジなんですけど、キツかったこと悲しかったことはやたら覚えてるのに、楽しかったことはすぐに忘れちゃうんですよ、このカツヲのネガティヴ脳ミソは!!!もう、アンポンタンポカンめ!!!
そのため、どんどん曲が飛びますがお許しを!!!!!
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ソロ楽曲の中でも特に好きで、絶対に聴きたかった“Kapachino”は夢現のままあっという間に終わってしまい、本編の丁度半ばで歌ったのは、中野サンプラザの弾き語りライブ直後にTwitterで発表され、つい3ヶ月前にリリースされた“恋はマーブルの海へ”。
活動約15年経ってもなお、今までに無い雰囲気の曲。恐るべし。

濱野夏椰がスチールギターを取り出すともちろんこの曲。“ゆうちゃん”。
Cコードのアップストロークから始まり、アコギの良さが光る。

「新木場の空の下!」と歌った“グロリアス軽トラ”の次に歌ったのは“彼女のジャズマスター”。

これが、やばかった。
やばやばやばかった。
やばやばやばやばやばかった。

未音源化のこの曲は、2020年発売のライブDVDに弾き語りとして収録されている他、YouTubeにアップされているツイキャスでしか聴く術がない。まさにこの日の朝にツイキャスの動画で聴いてきたばかりで、イントロを聴いた瞬間とんでもなく鳥肌が立った。

クソかっけぇんすよ、、、クソかっけぇんすよ!!!

NUMBER GIRLの田渕ひさ子について歌ったこの曲は、心の裡から湧き上がる感情を叫ぶこの歌は、もう、カツヲのブルーハートに届きまくった。レッドソウルに響きまくった。

クソかっけぇんすよ!!!!!

もう、聴き終わった時には、心ここに在らず。彼らのもつ音のエネルギーにぶん殴られた。

クソかっけぇんすよ、、、

続いての“夕暮れのハイ”が始まると、もう終わっちゃうのか、、、としみじみ。

本編最後は入場曲でもあった“旅に出るならどこまでも”。藤原寛の怪しげなベースで始まるこの曲は、1曲の中で様々な表情を見せる曲。
改めて聴くとすげぇ。

アンコールの手拍子で1人で出てきた小山田壮平は、新曲をやります、と言って“月光荘”を。
沖縄に行った時に泊まったゲストハウスで作った、ということで「イーヤーサーサー」という歌詞が。
終盤ではギターをかき鳴らし叫びながら歌う。
魅力的だ。
開演前SEの謎の沖縄の歌(“花 ~すべての人の心に花を~”という曲っぽいです)は、これの伏線になってたのか!と気づき笑ってしまう。

続いて、濱野夏椰が出てきて2人で“ローヌの岸辺”。
1st AL 『THE TRAVELING LIFE』からは全曲やると思っていたが、唯一バンドセットでのイメージが出来なかったこの曲。なるほど、バンドセットではなく幻想的なスチールギターの音。

そして、藤原寛、久富奈良も出てきて“君の愛する歌”を。
あ〜ついに終わってしまう、と思っていると最後は“投げKISSをあげるよ”。
最高だね。


ライブが終わりUSEN STUDIO COASTを後にしたカツヲとKは、だべりながら辰巳駅まで散歩。
自宅の最寄り駅に着いた不健康大学生の2人はすき家で牛丼を購入し、深夜24時に公園で凍えて鳥肌立たせながらもぐもぐタイム。
余韻から抜け出して27時に寝たカツヲは7:30には起きて学校に行っていた。

ツアーキャップ


そしてつい最近、USEN STUDIO COASTは建て壊しになってしまい、さらに同日EMPiREがライブをしていたZepp Tokyoもなくなってしまった。
そうして、カツヲの知るUSEN STUDIO COASTは、2021年4月7日の景色で保存されることとなった。

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さて、じんわりと記事を終わらせようとしてますが、このライブは印象的なMCが多く、それらをめちゃめちゃメモしてあるのです!!!そのMCたちをご覧あれ!

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「今日はズボンが定まらないです。お腹減ってるからフィットするはずなんですけどね(壮平)」 ←逆にフィットしないんじゃね??

「立ちましょう!って呼びかけるのどんどん早くなってるね(ヒロシ)」

「みなさん、ユラユラ揺れるのは良いですよ。僕はいつもユラユラ揺れているんですが、この前ハマ・オカモトさんのラジオに出たときに僕のユラユラが伝染してました(壮平)」

“16”の後のMCにて
「年が経って改めて歌詞を見てみると分かるものがあるんですよ。あぁ、‘貰った花’ってそういう事か!、‘グロリアス’ってそういう事か!って。あ、次の歌バレちゃいましたね。今日はどんな感じでいく?(壮平)」
「スイカをギリギリ盗まない感じで、、、(夏椰orヒロシ)」
「よし、今日はスイカをギリギリ盗まない感じでいきましょう!(壮平)」

「今僕は福岡にいて、ライブに合わせて東京に来たんですけど、ヒロシは東京だけど、2人(夏椰&奈良)は東京じゃないから来訪者だね(壮平)」
「僕は10秒で海に行けて、波の音を聴きながら眠るような場所に住んでいて、猫もいるんですよ。だからこの前の地震の時は早く逃げなきゃ行けないんだけど、どのギターを連れていこうかアタフタしてました(夏椰)」

「そうそう、10数年前に東京でバンド組んだんだよね(壮平)」
「埼玉だよ(ヒロシ)」
「ほぼ東京だよ(壮平)」

「この前沖縄に泊まったんですが、あ、あのみんなが‘良いやつ’って言ってた人ですよね!初めまして!と言うと、初めましてじゃなくて2回目ですよって。ベロベロだから許してね(壮平)」

「よく、みなさんから○○(忘れました)に行ってきました!とか、ジャイサルメールに行ってきました!と報告してくださるんですよ。でも実は僕は行ったことなくて。でも‘歌’っていうのは、見たことない景色、感じたことの無い感情を適当に歌っていいのです(壮平)」
「適当には歌っちゃダメだよ!(ヒロシ)」
「そうだよ!適当には歌っちゃダメ!いつも気持ちを込めて歌ってます(壮平)」

“ローヌの岸辺”前のMCにて
「そのギター(スチールギター)なんて言うんだっけ?(壮平)」
「これ、‘フェルウェイ’って言うカッコイイ名前なんですよ。ドイツ語で‘まだ行ったことのない場所にホームシックになる’という意味で(夏椰)」
「あーなるほど。行ったことないけどどこか懐かしさを感じて、、っていう。うんうんそれが、フェ、フェル、、、なんだっけ(壮平)」

“君の愛する歌”直前の、2人(ヒロシ&奈良)をステージ呼んだ際のMCにて
「今日はいい感じに呼んでくれたね(ヒロシ)」
「この前あっさり呼んだら怒られたので今日はしっかり呼びました(壮平)」
「でもそれでこの前プロレスみたいに呼ばれたので怒るのを辞めました(ヒロシ)」
「カヤァァァハマァァノォ!ナルァァクゥドミィィィ!ヒロォォォシィフジィワルァァァ!ってね(壮平)」

「このご時世で声を出すことは出来ませんが、しっかりとみなさんの波動が伝わっています。ありがとう(壮平)」


[セットリスト]
1. Life Is Party
2. ベンガルトラとウィスキー
3. メアリージェーン
4. HIGH WAY
5. Kapachino
6. OH MY GOD
7. 雨の散歩道
8. ベロべロックンローラー
9. 恋はマーブルの海へ
10. スランプは底なし
11. あの日の約束通りに
12. ゆうちゃん
13. サイン
14. 16
15. グロリアス軽トラ
16. 彼女のジャズマスター
17. 夕暮れのハイ
18. 旅に出るならどこまでも
~アンコール~
19. 月光荘 (小山田壮平弾き語り)
20. ローヌの岸辺 (小山田壮平&濱野夏椰)
21. 君の愛する歌
22. 投げKISSをあげるよ

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