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ノット・キング・アルコール(6月下半期のまとめ)



*このnoteには推奨BGMがあります。
基本は本筋と関係ありませんが、
時折関係あるかもしれません。




地獄からの使者


『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、面白すぎるだろ!!!


引用:https://www.spider-verse.jp



いやなんだろうねこの興奮。
アニメ映画ってこれでいいんだよなぁ、が詰まっていた。
スタイリッシュなアクションでありながら、意味のわからない動きが一切無い。
目がキャラクターの動線を追っていけるのよね。
だから臨場感が凄いし、のめり込むことが出来る。


なんかさ、スタイリッシュアクションと言ったらこういうのだろ!みたいなのやってるアニメが最近は結構あるじゃん。


主人公と敵が剣戟とかしてる時に周りをカメラがぐるぐる回ったりするやつ。
後過剰なエフェクトが主人公の動きを隠すやつ。

ごめん、具体的に言うね。ufotableの事だよ。


あとさ、登場人物がみんなボソボソ喋ってて陰気臭いやつとかさ、カメラワークが遠すぎてなにやってるかわからないやつ。

ごめん、具体的に言うね。チェンソーマンの事だよ。


その点、この映画は良かった。
最近アニメってもう……と思ってた僕にすごい衝撃を与えたの。
100メガショック!って感じ。


やっぱり金かけて映画のアニメ作るのがいいよ。
スラムダンクとか、マリオとか。

あ、でも金かけても『バブル』みたいに大ゴケする例もあるのか。


とりあえず、まだアニメは終わっていないみたいで安心しました。

あんしんパパ。


え、映画の内容の感想?

ネタバレになるしさ……
語ろうとしたらオタク特有の早口になっちゃうから……


ただ、最高だったと一言言えればいいのよ。

それすら恥ずかしがって言えない阿呆がこの世には増えているんだから。


業界人でもないのにアニメは終わったとか言って未来を憂いているつもりの俺の方が恥ずかしいか。ハハッ



どうして僕はいつもこうなんだ



この間、部屋の掃除をした。

部屋が汚そう、などとよく言われるのだが僕の部屋は存外汚くない。

ただ強いて言うなら2000冊くらいある漫画の扱いに困っているだけ。

食費を削って漫画を買う栄養不足の漫画ジャンキーだった頃の名残だ。



しかし、少し前の大きめな地震が起きた際に本棚が倒壊し、それが遠因となりデスクトップPCが壊れた。

流石にこれはヤバイ。
ヘンリー・ダーガーみたいな末路が怖すぎたので、もう読まない漫画とか雑誌を処理しよう……と思い500冊くらいブックオフに売りに向かった。
それでも1500冊くらい残ってはいるけどね。


知ってます?
最近のブックオフの買取って窓口で待ってなくていいんです。

なんかネット予約して、漫画大量に入った箱渡すと勝手に値段つけて次の日に売上金を振り込んでくれるの。

ペイペイでね。

もうどこもかしこもペイペイだ。
僕達は宮川大輔の手の上でツイスターゲームをやらされている。


その売上が1万円くらいになったわけで。
そのお金を握りしめてIKEAに行った。

ちょうどいい機会だし新しいでかい本棚買おうと。
ブックオフに並んでいるようなヤツを。


まずは2階のショールームを見て回る。

幸せそうな空間を切りとった世界がいくつも広がっている。
クリエイティブな子供部屋。
ダンディな書斎。
夫婦二人が広々と寝れる寝室。
テレビ番組の『家事ヤロウ』などでよく見る母親をしている芸能人のキッチン。

興味深く感じながらも、そのどれもに僕の居場所は無かった。
「幸福」からは程遠く、「不幸」は足元で大口を開けている。


僕の身長よりも高い本棚の部品が入った段ボールをカートに乗せて会計へと向かう。

ついでにIKEAで売ってるサメのぬいぐるみを買ったりなんかして。

寝る時に抱いて寝る為よ。
サメのぬいぐるみを。
人肌恋しい季節じゃない。最近。

セルフレジで会計をして。
ペイペイは使えなかったからクレジットカードで。
勿論会員カードも通しますよ。
ポイントがつくわけではなくても、保証書代わりになったりするからさ。

でもね、こんな煩わしい会計の最中も僕の頭はあることでいっぱいなの。

そう、IKEAのオーガニックなソフトクリーム!!!


IKEAでしか売っていないオーガニックソフトクリーム。
頭空っぽにしてペロペロ舐めるのにちょうどいいのよ。

50円でこのクオリティ!?

IKEAの近くに住んでるガキってこれ毎日食ってる訳?
羨ましいよな。
友達の家でこれ出てきたら次の日の主役はそいつで確定だよ。

というか、安いソフトクリームって最近食ってる?
コンビニの260円とかする生乳がどうのとかいうの買っちゃうタイプの人間かい、君は。
そういう所から改善していきたまえ。

子供の頃はよかったよな。
動物園とか行って買ったでしょ。
やけに高くて並ばないといけないいちごソフトクリームとか。

とか何とか思いつつ、会計を済ませてサメのぬいぐるみ抱きながらソフトクリームを買うのよ。

ピクサーの映画に出てくる嫌なガキじゃん。
ぬいぐるみ抱いてソフトクリーム卑しく舐めてるなんてさ。



家に帰り、本棚を組み立てる。

雨と雨の間の日。
茹だるような暑さが僕の頭を、心を、身体を溶かしていく。
人は氷の入ったコップではなく、ソフトクリームだ。

溶けてしまえば、必ず外へと垂れていく。


汗を拭いながら本棚のネジを回す。

一丁前にスウェーデン語で書かれた説明書と格闘しながら、組み立てる。


かれこれ1時間格闘した頃だろうか。
どうしても最後に残った工程が上手くいかない。
明らかに2つのパーツの太さが違うのだ。

はあ、IKEAさんよ。
不良品を売りつけるなんてのはどうなんだい?

いや、分かるよ。スウェーデンから直接輸入してるから不良品でも返品が面倒くさいんだろ?
箱にでっかくこれみよがしにスウェーデンから直輸入品って書いてあるしさ。
でもさ、そういうのは良くないよ。


いや、待てよ。
正しいのはIKEAなのでは?
間違っているのは僕なのでは?

思い返せば、図画工作や美術の評定は常に最低だった。
苦手なのだ、細かい作業が。

バイト先のキッチンでも、千切りが出来ない。
包丁を常に覚束無い手で握っている。

高校の頃には、家庭科の授業においてウォームアップとして行ったキュウリの千切りで指を切り、残りの調理実習は端っこで常にレポートを書く羽目になった。

ミスター不器用の名を欲しいままにしている。

この間もバイト先で不注意から来る6針縫う大怪我をしたばかりじゃないか。


30分ほどどうにか無理矢理パーツを嵌めようと格闘して、僕は説明書をもう一度最初から読み直すことにした。

迷ったら最初に帰れだ。
プログラミングの鉄則ね、コレ。
大体最初の初期化とかを間違えているんだから。


あ、2つめの工程で取りつける左右のパーツの向きが逆だ。

そこからゆっくりと正しい工程からズレていったのか。


ああ、殺してくれ!!!!!


僕はほぼ完成(実際にはそうでないが、僕の中ではそうなっていた)した本棚をバラの状態にもどし、左右や上下に気をつけながら組み立て直す。


あれほど時間をかけた工程が10分で終わった。


ごめん、IKEA。
ごめん、スウェーデン。
ごめん、アルフレッド・ノーベル。


やっぱり、この世界で間違っているのは僕の方だったよ。


完成した本棚に本を入れ、ご満悦の僕はそのまま床につく。
目を閉じたならばそこは掛け布団の下の自己嫌悪という名のプラネタリウム。

少しでもIKEAを疑った自分が嫌いになる。

やっぱり人として俺、軸がぶれてんだな。

かといって居直る度胸もない。
無限の自己嫌悪という名のペンローズの階段。
星をめざしても、手に入るのは泥のみ。



次の日。雨。
夕方からバイトなので、ゆっくりとタスクをこなしていた。
タスクと言ってもソーシャルゲームのスタミナ消費だが。


そんなさなか、携帯に電話が。
プレイしたリズムゲームは盛大にミスをしたが、まあ仕方ないだろう。


「はい、もしもし」

「IKEA○○店お客様センターの××です。
こちら△△さんのお電話で間違いないでしょうか?」

「ああ、はい」

「はい、ありがとうございます……
実は、お客様のものと思われる
クレジットカードと会員カードが届いてまして……


僕は慌てて財布を確認する。
ない。
クレジットカードも、IKEAのカードも。
あるのは意味の無いレシートと、大量の診察券のみ。

「すいません、僕のです」


ああ、殺してくれ!!!!


いつもこうだ。

不注意、不注意。
ものをすぐに紛失する。

バイト先でマジックペンとピーラーをすぐに無くす。
週に1度はなくしている。
そしてその度に訳の分からないところから発見される。
冷蔵庫の中とか。

タバコもすぐに無くす。
最近はケースに入れてるが、ポケットに入れていた時は1箱全て吸えたことがなかった。
無くすからだ。

ワイヤレスイヤホンのケースも3回ほど紛失している。
その度にANKERに連絡して、ケースだけ買っている。
最初の2回は配送して貰えたが、3回目はそういう詐欺だと思われてイヤホンごと新規購入をさせられた。

酷い時には常にかけている筈のメガネをなくしたこともある。
朝電車に乗ったらいつの間にか、かかっていなかったのだ。


それにしても、クレジットカードを忘れるかね。
拾い主が善良な人間だったから良かったものの、そうでなかったら今頃アニメのクラウドファンディングに300万円ほど注ぎ込まれていたかもしれないぞ。


僕は1時間ほどかけてIKEAまで再び向かう。

1階にあるお客様センターに行くため、2階のショールームを素通りする。
前日はあんなに心躍らせていたのに、今はただ辛いだけの道のりだ。
いや、昨日も幸せオーラを目の当たりにしてだいぶ辛かったが。

ぐるっと2階を周り、蛇の手すりの付いた階段を降りて1階に到着すれば目的地は目の前だ。
そしてお客様センターに電話の件を伝える。

「ああ、1日以上過ぎた忘れ物に関しては2階にあるスタッフ用扉のところでお預かりしています」


僕は敗者だ。
忘れてしまった僕には文句を言う権利もない。

今降りた階段を登り、2階に戻ろうとする。


「ああ、お客様。そちら一方通行となりますので向こうの階段からお願い致します」


巫山戯るなよ。
おい。
向こうの階段って1階の逆サイドの端にあるやつじゃないか。
無意味に2階のショールームを全て歩いた僕に更に1階も全て歩けってのか。


なんのためのルールだよ!!!
客のためのルールだろ!!!
今、困っているやつが目の前に居るんだぞ!
一方通行とか言ってる場合か!!!!
臨機応変に対応しろ!!!


とは言えず。
なぜなら僕は敗者だから。
あと普通に店員が正しいから。


僕はやり場のない怒りを噛み締め、果てしなく長い男坂を登り続けるのだった。

僕自身という怒りのやり場はある訳だが、そんなことはしない。

自分を責めてもしょうがないしね。


因みにイヤホンのケースを今日も無くしました。
4回目です。




ビューティー&ビースト&モンスター



美容院に黒染めをしに行った。

珍妙奇天烈摩訶不思議を好む僕だが、人並みの常識はある。
就活で黒髪にしなければいけないことくらい分かる。


いつも行っている美容室は、
アニメキャラみたいな髪色にしてくださいと言ったらそっくりそのまま出てくる良い美容室なので黒染めだけをしに行くのは流石に申し訳ない。

ということで黒染めする時は初見の店に行くことにしている。


前回、祖父の三回忌で黒染めした際に行った美容室は大ハズレだった。

黒染めしている最中、中年女性の美容師が
「トランプ大統領って実は爬虫人類と入れ替わってて、こないだの地震も人工地震なんですよ!」
という最悪の陰謀論をずっと語っていて気が狂うかと思った。
ゲッターロボじゃねえんだから、爬虫人類なんかこの世にいねえよ。
しかし、そんなのを口には出せない。


僕達は美容師に対して無力だ。

機嫌を損ねれば、どんな髪にされるか分かったもんじゃない。
人質、いや髪質(かみじち)を取られているのだ。

というか美容室自体が嫌いだ。
基本的に自分のこと以外の会話しかできない男なので、自分のことを聞いてくる美容師には反吐が出る。

行きつけの美容室の人とは趣味が合うので、『ドラゴンボールGT』と『幸腹グラフィティ』と『まちカドまぞく』と『ジョジョの奇妙な冒険』のローテで話している。

しかし、初見ではそうはいかない。

確実に言われる、あれを。


お客さん、身長高いですね〜
バスケとかやってます?


うるせーーーーーーーーーー!

やってねーよ!バスケもバレーもさ!!!

なんなら体育の授業の時、ウォームアップのパス連で指骨折して暫く端っこでレポート書いてたわ!!!!


もうダルいので毎回適当なことを言っている。
十種競技をやってたとか、走り高跳びをやってたとか、登山をやってたとか。

ひとつも真面目にやった事がない。
なんなら体育の走り高跳びの授業でずっと正面飛びで飛んでいた。
ついでにそんときにメガネも割った。


しかし、嘘をつくのは心を傷める。
あと設定を覚えてられない。
クレジットカードですら忘れるような男が適当な設定を覚えていられるわけが無いだろう。


ということで、今回はある対策をしていった。


寝る!!


朝イチに予約をし、着いたら黒染めをすることと短くすることを告げて寝る。

会話のデッキは1枚も使わない。
サレンダーだ。



最寄り駅から2,3駅離れた駅にあるパチンコ屋の前に美容室はあった。

時刻は9:30。
勤勉な学生共は授業を受け、僕のような怠慢な学生は髪を切る。

ああなんと素晴らしき個人主義。
モラトリアムを有効活用できる精励さを持つ人間と、こんな誰も見ないようなnoteで一席ぶっている阿呆に同じだけの時間が流れる。


入店した僕を女性の美容師が席に案内してくれ、そのまま施術が始まる。


長さの要望を伝えたら狸寝入り。
その間、まさに0.93秒。
奇しくも野比のび太が寝るまでの速度と等しい。


美容師も話しかけないでオーラを悟ったのか……
普通に話しかけてくる。


「お客さん、背高いですね〜」
「バレーボールとかやってます?」


おい。
こちとら目を瞑って寝てるんだ。
話しかけてくるんじゃない。

しかし、美容師のサーブを無視することは出来ない。
レシーブせざるを得ないのだ。
何故なら髪質を取られているから。


「してないです」

「え〜、勿体なーい」


僕の神経を逆撫でしてくる。
いちばん嫌いな質問に、いちばん嫌いな返答だ。
勿体ない?
会って5分と経たずに相手の人生を見抜けるのなんて美輪明宏と詐欺師くらいだ。

しかし、僕は怒れない。
何故ならば髪質を取られているから。


「ははっ、よく言われます」


計画は失敗。
そこからは美容師のサーブを嘘でレシーブするだけ。

2時間ほど経って終わった頃には、
僕は犬を飼い、サイクリングサークルに入っていて年上の彼女の家で同棲している就活生という設定になっていた。


何もかもが嘘。2度と行かない。


でも美容師の腕は確かだったし、時折入る例えとかエピソードは教養を感じさせるものだったんだよな……

遠くから見ても近くから見ても髪のイメージが変わらない、という言葉に
「シェルピンスキーのカーペットみたいな話だな……」
と無意識で呟いた僕に対して
「さすがに無限ではないですけどね」
と理解していないと出ない返しをしていたしな……


うーん。
行くべきか、行かぬべきか。それが問題だ。


僕の中のハムレット卿は今日も答えを出さない。


ちゃんとした機関車は嘘をつかないものさ。


僕の中のトップハムハット卿は頼りになる。


I am your father.

僕の中のシスの暗黒卿はこれしか言わない。
だってスターウォーズを4と9とテレビスペシャルしか見てないから。


取り敢えず保留で。

「すいません、担当のもの呼んできますので少々お待ちください(ベビベビベイベベイベベイベベイベー俺の全ては)」
保留寅泰

僕のネタ帳より抜粋




インターネットゲッター




今回はアルコールの力を借りずにnoteを書いている。

何日か前、朝起きると前歯が異常な程に痛かったため歯医者へと向かった。

医者曰く、原因は不明だが口内の上部全体が炎症を起こしているとのこと。

酒と辛いものの摂取が禁止されたために今シラフでこんなものを書いている。


なるべく明るく努めようとしているのだが、長々と文書を書いていると陰鬱とした部分が隠せなくなってくる。

いつもはどうせ酔って忘れるんだからなんでもいい、の精神で後先考えずパッションで書いているのだが、どうしてもこれを書いた先の未来のことを考えてしまう。

過去を振り返りながら、未来の心配をする。
惨めだ。

『カウボーイビバップ』のスパイク・スピーゲルのようになれたら良いのに。

そん時から俺は、片方の目で過去を見て、もう一方で現在を見てた。

目に見えているものだけが現実じゃない。
そう思ってた。

醒めない夢でも見てるつもりだったんだ。
いつのまにか醒めちまってたな。

死にに行くわけじゃない。
俺が本当に生きてるかどうか確かめにいくんだ

スパイク・スピーゲル-『カウボーイビバップ』(1998)


未来なんか気にせず、今を辛うじて生きていたいものだ。

しかし、世間はそれを許してくれない。

投資家達による歪んだ欲望が生み出した欺瞞に塗れたSDGsなんてものが流行っている。
そしてそれは未来への投資なんて呼ばれていたりする。
誰もが未来を気にする時代が到来してしまったのだ。



生まれた経緯はともかくとして、SDGsは今の社会においてかなり重要視されている。


どうせSDGsなんて一過性のブームだろう、とタカをくくっていたら思っているよりも長続きして驚きだ。

暫くしたら昔あったよな、と言うくらいの扱いになると思っていたのに。


そう、それで思い出した。

こんな僕たち小市民には手の出せないような暗い話しててもしょうがないし、インターネットの話でもしよう。


最近のインターネットに僕はやり場の無い感情を抱いている。


『推しの子』というアニメのopであるYOASOBIの『アイドル』にJAM Projectの『STORM』のサビを繋ぎ合わせた動画が少し前に流行っていた。


今更その話?なんて言われるかもしれないが全盛期にこれから話すことを話していたらインターネット中から総叩きにあっていただろう。


実際僕はそこそこ地位のあったアカウントをそれで無くしたんだから。

こんな場末のnoteなんか見ている人は片手で数えられるほどしか居ないので杞憂かもしれないが、スシローの少年のように拡散される可能性はある。



この一過性のブームは嬉しくもあり、悲しくもあるのだ。


恐らくこの動画を見ている人間の殆どが『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』のことを知らないだろう。

主人公である號の声優を何かと最近話題の櫻井孝宏氏がやっていることも。

元は『ゲッターロボ號』が出てくる予定だったのに版権の都合で姿形がそっくりそのままのネオゲッターロボがでてきたことも。


しかし、アニメを知らない人間にも主題歌は平等だ。


何となく熱くなれるJAM Projectの曲とYOASOBIが彼等の中で上手くマッチングしているのだろう。


別にアニメを知らないことに対して文句を言うつもりは無い。
それどころかそこに関してはとても嬉しい。

太古、ニコニコ動画において『アイドルマスター』が流行した理由のうちの1つと同じ流れだからだ。


当時ニコニコ動画で流行していた『Tunak Tunak Tun』(トゥルットゥルの曲)や、『Princess Bride!』にキャラクターがダンスする動画を合わせた物が人気を博し、そこから『アイドルマスター』は発展した。

知っているものと、知らないものの融合が生み出す力は予想を上回る。

知らないものにそこから入ればいいのだ。
新しいコンテンツに触れる理由なんてそんなもんでいい。
萩原雪歩も言ってた。
全ては一歩の勇気から。


じゃあこの件のどこが悲しいのか?
簡単だ。

公式が反応したことだ。



最近は公式とファンサイドとの距離感が昔に比べて曖昧になり始めている気がする。

昔は公式HPにあったBBSや公式によるイベントでスタッフと話をしていたため、閉鎖的で弁えたファンばかりだった。

しかし、SNSの発達によりファンが公式にすぐに話しかけられるようになってしまった。


この間の基礎英語のイラストレーターの件はそれを顕著に表している。


態々言わんでいいことを公式に言い、不快にさせる。

言った張本人が不快にさせるために発言している訳でないのが始末に負えない。

死語ですまないが、KYというやつだ。


いや、違うか。
インターネット上にそういう空気が漂っているのか。
公式とファンの距離が近くていい、みたいな感じの空気。

彼らはKYはKYでも空気が読める、になるのか。


思えばTwitterの公式アカウントの寒いノリが受け入れられていたもんな。
どことは言わないけどさ。
青いハリネズミとか、体重計作ってるとことか、鋭いとことか。


となると、この場における本当のKYは僕か。
いつまで経ってもpaypayにキレているし。
IKEAの件も間違っているのは僕だったしな。


とりあえず言えることは距離感には気をつけていくべきだということだ。

言わんでいいことは言わないで生きていこう。





このnoteが言わんでいい事の塊だろーがよ!!!!
人の振り見て我が振り直せ!!!!!


明日の希望を取り戻せ!!!!!
強く!今を!生きる人間の!腕に!!!!!




終焉の銀河へ……


はい、終わり。
今日は酔ってないから限界が来ずに永遠と書いちゃいそうだし。
なんかすごい書いてるよ。8500字だって。
いつもがどのぐらい書いているのか分からないけれど、多い方なんじゃないかな。
過去のnoteは一切見ないから分からないけれど。


じゃあ、また7月の15日位にここで会いましょう。

その頃にはUNIQLOとCLAMPのコラボしたTシャツも出るしさ。



ねえ!?
というかこれで合ってる!?
いつもどんな感じか分からないんだけど!!!
酔いがないと分からない!!

これでいつも通りなの!?
ねえ!!!!!!

なんかよく読んだよとか言われるけどその期待に答えられてるのか、今の僕!

ちゃんといつも通り滑り散らかしてる!?


え、ちいかわって地井武×川合俊一のことじゃないんですか!?もうコミケで出す本も書いちゃいましたよ!(ファミ通町内会)

僕のネタ帳より抜粋

カレーパンマン、学食の隅でスマホ弄りながら青椒肉絲定食とか食ってそう

僕のネタ帳より抜粋

ポケモンの特番でフワちゃんが共演者だけでなくサトシとかもあだ名で呼ぶのにピカチュウのことピカチュウって呼ぶの畜生としてしか見てない感じがして凄い嫌だ

僕のネタ帳より抜粋



ねえ!!!
オチた?
秘蔵のネタ3連発でオチた?
誰か僕に教えてくれ!!!


オチってどうやって付ければいいんだーーーーー!!!



このnoteとかけまして、大事な発表の前と解きます




その心は、どちらもおちつかない(オチ付かない)でしょう。




おしまい



おまけ


Calbeeジャガビー

お部屋探しはminiminiで


おわり

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