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石垣島マラソンの感想

2023年1月15日
日本最南端のマラソン大会(らしい)、
『石垣島マラソン』に出走。完走した。
種目はフルマラソン。

エントリーしたきっかけとか、
レース前後の様子(石垣島への行き方、観光)とか、
色々書き残したいと思ったけど、
全然うまくまとめられそうにないので、
主にレース時の気持ちだけ記しておく。

・スタート前
会場に着いたのはスタート40分前くらいだっただろうか。
手荷物預かりにものすごく時間がかかってしまい、
預け終わった頃にはスタート5分前となってしまった。
そこから更にトイレに行くという。。

スタート地点は、荷物預け場所から地味に離れていた。
急いで、つまり走ってスタート地点に向かったが、
着いたと同時に号砲が鳴った。

もちろん最後尾からスタート。
と言っても数千人規模の大会なので、
スタートラインを超えるまでそこまで時間はかからなかった。

実質、荷物預け完了と同時に、石垣島マラソンがはじまった。

・今回の作戦
完全に出遅れたスタートとなったが、
今回は元々記録狙いのレースにするつもりはなかった。
気温的に暑いかなというのもあったし、コースの起伏も激しい。
なので、気楽に観光気分で走れればいいと思ってた。
また、去年の千葉県のアクアラインマラソンで、
前半飛ばし過ぎて後半グダった失敗もあったので、できるだけ力を温存。
残り5kmあたりからスピードを上げる作戦で行くことにした。

・レース前半
天気は雨時々曇り。
予報では強い雨が降るっぽかったが、
スタート時点では降ってなかった。ラッキー。
更に、前日の気温は南国らしく高かったが(25度くらい)、大会当日はそうでもなく、中々のランニング日和ではないかと思った。

……と思ったのも束の間。
市街地を少し走った後、島を北上して行くのだが、
ここで雨が降り始める。そして、容赦なく強い北風も吹き荒れる。
半袖半パンでも耐えられるのだが、普通に風が冷たい。
シューズの中も雨水で浸水する。最悪のコンディション。

約15km地点。コースは東に進む。ようやく風が落ち着く。
ここから起伏が激しくなるが、タタハムとしてはそこまで大げさに気にならなかった(ゆるやかに上がったり下がったりしてる?)。ただ、後半の結果からすると、かなりダメージは受けていたように思う。シューズに水が溜まってて、いつもと足取りが違ってたというのもあるかもしれない。

コースは、ずっと畑と山が見える田舎道。
海が見えると沖縄感はあるのだが、田舎道はどこもそんな変わらんな~とか思ったり。天気が良ければ最高だったかもしれないが、あいにくの曇り空。
たまに不思議な鳴き声(鳥? サル? 小型恐竜?)が聴こえてくるのが面白かった。

・レース後半
雨は止んだ。給水所のコーラがうまい。
ポロポロと前方に見えるランナーを追う形で走る。
実際は追ってるというか、マイペースを貫く。

中間地点を超えると、
普段のランでもよく走る距離だと考えて、気持ちを楽にしようとする。
だが、今回わりと元気が出ず、道が長く感じる。

遅めに走ってたつもりだったが、後半でも普通につらい。
「温存走りしたのに後半も遅いって、一番ダメなパターンやんw」とか思う。

37km地点。ゴールまで残り5km。
顕在的にはつらかったし、脚も油断したらる感じになってた。
しかし、潜在的にやる気は残ってたようで、その気持ちに答えスピードを上げた。

そのままイケるんじゃないか!? とようやく元気になったと思いきや、
ゴールまで残り2kmで左脚が攣った。
酷い攣りかただったので、片脚だけなのに動けなくなった。
一回止まって、無理やりふくらはぎを伸ばして、再起動をかけた。
とりあえず走れたけど、またショボいペースに。。

スタート地点の運動公園に戻ってきて、最後の陸上トラックに入る。
ここが1番恥ずかしかったのだが、ゴールの手前100mくらいで両脚ともに攣ってしまい、陸上トラック内で倒れてしまった。全然起き上がれない。

目の前にゴールが見えてるのに。早く治ってほしい。
というか、ここにいると後続のランナーの邪魔になるし、変に目立つだろうな〜と思ってると、遠くから救護班の姿が!!

やばい、彼らに捕まったら多分リタイア扱いにされ、今までの努力がパーになる。
急いで体制を立て直す(やればできるじゃないか)。
救護班の皆様にとっても心配してもらえたが、あと少しなので頑張りますということで、ゴール完了(この間、1人抜かされる……)。

・総評
今回のフルマラソンも、また「こむら返り」で苦しんだ。
天候にも苦しめられ、正にマラソンという名の修行であった。

タイムも3時間半を超えてしまったという。
自称サブ3.5ランナーを名乗ってるのに、どんどんフルマラソンの記録が落ちていくー。

フルマラソンのペース配分は難しい。
結局、手を抜いても遅くなるなら、最初から本気(速いペース)で走って貯金をつくったほうがいいのでは? とも思ってしまう。
でも、本気で走ると後半が怖い。。

まあ、そんな心配しないよう
・練習方法
・栄養について
・休養の取り方
・道具に頼る
とか色々考え、手を尽くしていくべきだ。
(本当は今回のレースでザムストの圧着ソックスを履く予定もあったんだけど、足首に傷ができるのでやめてしまった)

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