【レベル59】5月の読書メーター
5月の読書記録です。
こんにちは。
今回は毎月恒例の読書記録です。
※約2,200字(目安時間:7分)の記事です。
5月の読書メーター
5月は4冊の本を読みました。
その中の1冊は学生時代から好きな本で、かれこれ4回目になるものもありました。
これで2022年の累計読了数は13冊となりました。
①感性のある人が習慣にしていること
感性のある人とは、センスを持った人(=生まれ持った才能)ではなく、「自分で答えを出せる人」であるとしています。
答えを出せる人、つまるところ自分で決断できる価値基準を持った人です。
その価値基準は日々の習慣で鍛えることができるとして、意識しておきたいことがらが紹介されています。
中でもいいなと感じたポイントの一つに「観察すること」があります。
日々変化する道端の植物やお店こだわりの食器など、
細部にまで目を向けることで見つかる日常の変化はたくさんあります。
これは人に対する変化にも気が付けるようになる練習とも言えます。
日常の些細な変化に気付くことは、そこに隠れた小さな気遣いや心配りに気が付けるということでもあります。
すると相手に感謝の意を示すことができ、それは良好な人間関係を築くことにも繋がります。
他にも日々の生活を鮮やかにするためのポイントがたくさん説明されていて、心が豊かになるような本でした。
②自分の小さな「箱」から脱出する方法
この本は大学生の時に初めて読み、気が付けばもう4回目になります。
人間関係がうまくいっていない時、自分は箱に入っていてゆがんだ視点だけで相手を見てしまっていないか、といった風に自分に矢印を向ける重要さを説明している本です。
箱に入ってしまうと自分を正当化して相手の粗を探すことしかできなくなってしまいます。
なぜ箱に入ってしまうのか、どうやってその箱から出るのか、などなど小説チックに書かれていて面白いのでぜひ読んでほしい一冊です。
こちらの記事でも説明しているので気になった方はこっちも見ていただけるとありがたいです。
③部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない
自分はどんな上司になりたいのだろうと考える機会があり、その流れで読みました。
仕事を「任せる」ために、どんな指示を意識すべきなのかとても勉強になりました。
特に下記の4点です。
上記の認識をそろえることで、指示した側と受けた側の差をなくすことができ、納得して業務に取り組むことができます。
そうすることで互いに嫌な思いをする可能性を小さくし、自信と信頼に繋がります。
当たり前ですが、指示する側も指示される側もいい結果を出したいという想いは同じはずなので、それをどう最大化するか、考えるきっかけになりました。
他には、「部下への報連相も重要」という点は意外と忘れそうなポイントだと思うのでとても勉強になりました。
時々読み返して忘れないようにしたい内容でした!
後輩ができた社会人の方にぜひおすすめの一冊です。
④人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
5月に読んだ本で一番面白かったです!
一方で、自分の上司にはあまり読んでほしくないとも思ってしまいました笑
本書は一言でいうと「ハロー効果を上手く利用すれば勝手にうまくいくぜ」という内容です。
こう見ると相手をだまして自分だけいい思いをしよう、みたいな風でなんだかネガティブなことに感じてしまいますよね。
でもそんなことは全くなく、ハロー効果のメリットを最大化することに注目しています。
例えば
実力があってもそれを認知されていないAさん
と
Aさんより実力は劣るが周囲から「あいつはすごい」と認知されているBさん
この2人であれば、どちらが成功しやすいと思いますか?
正解はBさんです。
ざっくり言えば、
「この人はすごい」と認知されれば、いい仕事や機会に恵まれるようになり、成功しやすくなる、ということです。
ずるいようですが、私はすごくシンプルなことだと感じました。
本書でいうところの勘違いとは、「実力以上の認知を得ること」ですが、それによって良い上司・良いチャレンジ・良いテクニックに出会う確率が高くなります。
この本を読むとずるいと感じるかもしれませんが、私はそうは思いませんでした。
それは勘違いさせるための根拠(実績)を得るために努力が必要だからです。
どんなきっかけでその努力が実を結ぶかは分からないので、そこまで努力できるのであれば、その人はおそらく初めから実力を伸ばせる人なんだろうなと感じます。
一方で、自分自身が勘違いしないことはさらに重要だと感じました。
自分の本当の実力を把握していないと痛い目を見るはめになることは想像できますよね。
考え方の幅を広げるために必要な本だと思いますので、ぜひ読んでほしい一冊です!(上司以外に笑)
以上5月の読書メーターでした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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