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【レベル64】認識しておくべき別解の重要性

こんにちは。今回は『別解力』についてです。

先日『起業家の思考法』という本を読みました。
この中に『別解力』という考え方があります。

その考え方がすごくすごく学びになったので、
今回はそのことについて書いてみようと思います。

※約1,800字(目安時間:6分)の記事です。


別解力とは

そもそも別解力とは…

自分で問題や課題を発見し、その答えのない問いに対して自分の持っている知識や経験を活用して、自分なりの答え(=別解)を見出していく力
第1章より引用

です。

自分で問題を発見して、自分なりの答えを見つけ出していく力のことです。
今回は、後半の「自分なりの答えを見つけ出す」という部分にフォーカスして考えます。

なぜ別解が重要なのか

なぜすでに見つかっている正解ではなく、別解が重要なのか考えてみます。

まず、自分の価値を高めていくためには、周囲と同じではいけません。
周囲と差をつけるためには(大小問わず)イノベーションや変化を起こす必要があります。

そのイノベーションや変化を起こすためには、意志のある別解が必要不可欠です。

すでに普及しているやり方やだれでも思いつく正解は、それゆえに価値がなくなるのがはやく、代わりがいくらでもあります。

今後AIやロボットが仕事をするようになると、一般的な正解はすぐにとって代わられると思います。

不確実性の高い今の時代、世の中は正解のない問題だらけです。

そんな時代だからこそ、正解で結果を出すことに頭を使うのではなく、自分の答えを考えるために頭を使うことが求められると感じました。

もう少しかみ砕いて説明すると

今見つかっている正解がいつか通用しなくなるかもしれません。
そうなったときにどうしていいか分からないという事態を避けるために、自分で問題を見つけ、自分なりの答えを生み出し、検証する力をつけておく必要があると思うのです。

つまり、別解力を理解しその考え方のもと、自分なりの答えを見つけながら行動することで、思考や行動に大きな差が生まれるのです。
それがひいては圧倒的な成果(と同時に圧倒的なインパクト)に結びつくというわけです。

別解の考え方

次は別解の生み出し方についてです。

別解は次の3つの要素から成り立っています。

『自分らしいやり方』
自分の経験、知識、強み、夢中になれる事、価値観などを反映した自分らしいやり方(オリジナリティ)

『優れたやり方』
大きい、早い、安い、高いなど世の中に受け入れられるやり方

『別のやり方』
優れたやり方の正反対をやってみる、自分の強みや価値観を無視してみるなど固定観念を脱したやり方(優れていると思わないやり方ともいえるかもしれません。)

これらの重なった部分が別解にあたります。

優れたやり方は、「早くやる」「コストを抑える」「成果が小さくとも量をこなす」などのやり方です。

優れたやり方をできる人はもちろんすごいのですが、優れているだけに周囲も真似しやすく、時間と共にどんどん差が無くなっていきます。

一方、別のやり方は逆転の発想のようなものです。「新しいやり方」や「だれもやっていないことをやる」というやり方です。

これは優れたやり方と異なり、誰かと比較して定量的に評価できないためインパクトが大きくなります。

別解を生み出すためには、上述した通りこの3つのやり方をかけ合わせる必要があります。

この時に一番難しいのは、「別のやり方」を加えることです。

それ以外の2つは意外とすでにできていることが多いものです。
例えば、優れている人にやり方を伝授してもらい自分なりにアレンジをしている、というのがまさにそうです。

ここまでは意外とできてしまうものかもしれません。

ここにこれまでにない視点を組み合わせることができれば別解に近づけるということです。

以上の視点からやり方を考えることで別解は生みだされます。

おわりに

別解でできることをもっとシンプルに考えてみるとこんな感じになるのかと思います。

・個性を生み出すことができる
・仕事が楽しくなる
・組織や周囲の役に立ち、それが社会のためになる

別解は自分だから生み出せた答えなのでオリジナリティがあります。
オリジナリティがあるからこそ、自分でその別解を育てていくことができます。

それが認められ、評価されると自分に自信がついて仕事のモチベーションも上がります。

そうして夢中になって成し遂げたことは、会社のためだけに収まらずひいては社会の何かしらの力になっているはずです。

そう考えると別解を生む力を身につけられるかどうかで今後の人生も大きく変わってくる可能性があります。

この別解力という考え方を知ることができとても勉強になりました!
今後も意識しながら仕事をしていきます。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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