【レベル46】12月の読書メーター
こんにちは。
遅くなってしまいましたが、今回は12月の読書記録を振り返ってみたいと思います。
今年も毎月恒例でやっていこうと思いますので是非チェックしてください。
※約1,900字(目安時間:6分)の記事です。
12月の読書メーター
12月はバタついていたことと、めちゃくちゃ長い本を読んでいたこともあり
読んだ本は2冊となりました。
ジャンルは下記のとおりです。
・ビジネス本 2冊
2021年の累計読了冊数は合計で29冊、目標だった30冊にあと一歩及ばず…。
目標には及びませんでしたがその分たくさん学べたのでOKです!!
では読んだ本を振り返ります!
①世界一わかりやすいマーケティングの本
タイトルの通り、マーケティングについてわかりやすく書かれています。
なのでその領域に無知な私でも抵抗感なく読み進めていくことができました。
文中の専門用語も実例を用いて細かくなされているのでおすすめです。
普段使うけど実はよく理解できていなかったワードを改めて見つめなおすことができると思います。
特に勉強になったポイントの一つに「ニーズ」と「ウォンツ」の違いがあります。
「ニーズ」とは皆さんもご存じの通り、お客様が求めているモノやコトです。お客様自身が「必要性を感じ、求めている」需要のこと指します。ニーズは具体的でイメージしやすいものである場合が多いです。
では、「ウォンツ」とはなんでしょうか。
お客様の潜在的なニーズのことを指します。
つまり、必要性はないけど欲しいとぼんやり思っていて、それが何なのかはっきりとはわかっていない需要のことを「ウォンツ」といいます。
この「ウォンツ」を見つけ出して形にすることが企業活動では非常に重要です。
例えばハイブリッドカーは「ウォンツ」を掘り出した良い例です。
ハイブリッドカーが登場するまで、車は移動手段やステータスというニーズを満たすものと思われがちでした。
しかしトヨタは車に対する需要は他にもたくさんあるはずだ、と度重なるカスタマーインタビューやアンケートを実施しました。
その結果、他の自動車メーカーよりも早く「環境保護」や「自然愛護」といったウォンツを掘り起こすことに成功したのです。
そしてついに「環境に配慮した車」という潜在的なニーズをハイブリッドカーという形で実現し、競合との大きな差別化をはかることができたのです。
このように正確にウォンツを掘り起こし、的確にお客様に届くような形にすることができれば他社との差別化をはかることができるのです。
そのために企業はインタビューやアンケートをおこなっており、
またお客様が気づいていないニーズを喚起するためにサンプリングや試乗会といった提案活動を行っているのです。
このような感じでマーケティングに関するあれこれを実例を用いて説明してくれているので、入門者として学びが多かった本でした。
②Z世代マーケティング 世界を激変させるニューノーマル
本当におすすめの1冊です。
誰が読んでも楽しめると思いますが、ぜひ社会人の皆様にお読みいただきたいです。
Z世代(ざっくりいうと今の10代の若者)は「仕事」や「お金」にどんな考え方を持っているのかなど
これから社会に出てくるであろう若者の価値観がすごく丁寧に解説されています。
この本はアメリカの若者を対象に調査した結果をもとに書かれています。
アメリカの若者文化は世界で最も先進的な若者文化であり、その文化はいずれ日本にもやってきます。
つまりこの本に書かれていることはアメリカの話ではなく、近いうちに日本でも表れてくるであろう変化なのです。
未来予測に絶対はありませんが、私はここに書かれていることを見てかなりワクワクしました。
消費行動がどう変わるのか、若者に支持される企業は何を重視してるのか、かぜひ知ってほしいです。
・値段が高くても買いたい商品とは?
・職場選びにおいて、給料より重視するものは?
・長時間のフィードバックより効果的なコミュニケーションとは?
などなどとても面白いので!!
面白すぎて2回にわたって記事にしちゃいましたので、ぜひご覧ください。
12月の読書を振り返って
12月は忙しいながらにも読みたい本を読めて満足でした。
特に『Z世代マーケティング 世界を激変させるニューノーマル』はかなり文良がありましたが、大人気の講義を受けた後のように充実感がたまりませんでした。
12月で読書をする習慣が身について約1年が経ちました。
この1年間である程度の冊数読めるようになりました。
と同時にアウトプットすることで初めて内容が腑に落ちることにも気が付けました。
なので2022年は読んだ本をよりアウトプットできるように頑張ります!
今年も良き本とたくさん出会うえますように。
今週もお読みいただきありがとうございました。
皆さんもおすすめの本を教えてください。そしてぜひ感想を教えてください。
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