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ノートPCを買い替えたいけど、今じゃないでしょう。Windows12を待った方が良い? その1

定年雇用延長オヤジなんで、いい歳なんで、パソコンはまさに同時代の人間として並走して歴史を生きてきたような気がします。

Wikipediaで「パーソナルコンピュータ史」を見てみると、Appleはもちろん、コモドール、ラジオシャック、Atariとか、懐かしい名前がずらずら出てきます。さすがに子供どころか個人で持てるような値段じゃなかったですが、あこがれをもって電子工作系の雑誌を眺めていた記憶があります。

中学の頃、小遣いやお年玉を総動員すれば何とかなりそう、と思わせてくれたのがNECのTK-80ですね。パソコンではなくてマイコンながらも、表示器とキーボードのついた一応のオールインワンタイプで、欲しくてしょうがなかったけど、結局買えなかった。仕方ないので、SCAMP(SC/MP)というマイコンチップを買って、LEDとトグルスイッチをつけて遊んでました。中学生でも気軽に買える値段で、周辺回路が最小限で済み、命令形が分かりやすかった。

大学に入ってやっと買えたのがNECのPC-8001でした。BASICが内蔵されていて、今でいうプログラミングをシコシコとやってました。このあたりの時代については、『岩田さん』(ほぼ日刊イトイ新聞・編)に数々の逸話が載っています。自分は岩田さんほど賢くなく先見性もなかったので遊びで終わってしまいましたけど。この本は岩田さんと言う人を通して、ほっこりしながらも時代を動かすということを感じられるとても良い本です。そのうちここでもご紹介したい。

大学で研究室に所属するようになってからはPC-98系の全盛時代で、どの研究室にも一人一台くらいありました。初めのころは8インチフロッピーと16ドットプリンター、だんだん5インチと24ドットに置き換わっていき、いろいろと使いやすくなっていった覚えがあります。データをパソコンに取り込んでBASICでグラフを書いたり、論文なんかもパソコンで書けるようになってきて、今から考えるとDXの一種かな。

DOS/V、ワープロなどの登場もあったけど、自分が会社に入ったあと画期的だったのが東芝のDynabookでした。特にJ-3100SS(1989年)という機種が、安さ、大きさ、使いやすさ、どの点を取っても素晴らしかったと思います。

ここからあとは今のノートPCにつながってきて、Windowsの進化とともに性能も使い勝手もどんどん良くなってくるわけですが、極論ながら、ハードウエアとしては、今に至るまでDynabookの改良にすぎないのじゃないかと思います。

残念ながらApple系にはあまり出会いが無かったです。高かったし、MS-DOS系でできたようなプログラミングが簡単にはできなかったので。会社に入ってしばらくたってから、お金をためて比較的安価なMacintosh Classicを買ったときは、Windowsと比べて高度なGUIに驚きました。でも結局、MS-Officeが出てきたりして、WindowsのノートPCの方が安くて使いやすくて、Macは使わなくなりました。

とか何とか思い出に浸っていたら書く時間が無くなってしまいました。使っているノートPCが古くてガタがきはじめたので買い換えたいけどタイミングはどうなの?ってことを書きたかったのですが、すみません後日また。


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