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背中を押してくれた本『シン・ニホン』

有名な本なので既に読まれた方が多いと思いますが、『シン・ニホン』(安宅和人著)も背中を押してくれた本の一つです。サブタイトル『AI×データ時代における日本の再生と人材育成』とあるように、日本の置かれた現状と未来のための人材育成などについて書かれた本です。

この種類の本は、factに基づかず偏っていたりすることがあるので読む前は身構えていましたが、そんなことはなかった。大量のデータを使ってニュートラルな思考を貫き、わかりやすく説明されています。プレゼンのお手本としても大変勉強になりました。

2020年2月第1刷発行とあるので発行されてから4年以上が経過しています。日本はより悪くなっていないでしょうか。この本に書かれた提言のうちどれほどが実現されたり施策に展開されたりしているでしょうか。そんなことを考えていると暗い気持ちになりますが、「はじめに」の最後に書かれた次の言葉が私の背中を押し続けてくれます。

『もうそろそろ、人に未来を聞くのはやめよう。そしてどんな社会を僕らが作り、残すのか、考えて仕掛けていこう。未来は目指し、創るものだ。』
及ばずながら、思いだけは自分も同じです。

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