橘 佑駆

サービスプロバイダの技術部門に勤める中間管理職

橘 佑駆

サービスプロバイダの技術部門に勤める中間管理職

最近の記事

管理職が考えることは、できない理由ではなく、できるようにする条件。

今回は、管理職は何を考えなければならないのか? ということを書きたいと思います。 管理職になると、経営陣や、より上位の管理職の方から、様々なことを申し付けられるようになります。 その1つが、「これを実現したいのだが、検討してみてくれないか?」というものです。 例えば、次のようなことが挙げられます。 新しい製品やサービスを作る。 今までに行ったことのない新しい取り組みを始める。 今まで行ってきたことを変える、もしくは、止める。 売上を伸ばす。 原価を抑制する。 管

    • 読書メモ『MBAが会社を滅ぼす: マネジャーの正しい育て方』

      僕が読んだ書籍の読書メモです。 僕がポイントだと思ったことや、新たな気付きだと思ったことをピックアップしたものです。書籍全体を満遍なく要約したものではありません。 所感カナダのマギル大学の経営学の教授、ヘンリー・ミンツバーグ(Henry Mintzberg)の著書です。 本書は、大きく以下の構成になっています。 序盤:MBAホルダーと、それを輩出するビジネススクールの問題点 中盤:マネージャー教育のあるべき姿 終盤:著者が立ち上げたマネージャー教育プログラムIMPM

      • その「管理職になりたい理由」、間違っています。

        今回は、管理職になりたい理由に正解はあるのか? ということを書きたいと思います。 最近は、「管理職になんてなりたくないよ!」、「管理職になんて興味がないよ!」という方も多いようです。 既に管理職になった方でも、「管理職なんて、なりたいと思ってなったんじゃないんだけどな」という方もいらっしゃるかも知れません。 もし、「管理職になりたいな」と思っている方や、既に管理職になっているけど「なぜ管理職になりたいと思ったのだっけ?」、「なぜ管理職を続けているのだっけ?」と思っている方

        • 吉野家の「生娘」発言から、消費者・企業・教育者が学ぶこと

          今回は、吉野家の常務取締役の方が、自社のマーケティング戦略を「生娘をシャブ漬け戦略」と発言した件について、書きたいと思います。 この発言については、多くの専門家の方や一般の方が、メディアやSNSでコメントをされていますので、同じことを書くつもりはありません。 それらではあまり触れられてはいないけど、僕はこう思います、ということに絞って書きたいと思います。 問題を深堀するという意味ではクリティカルシンキングの実践であり、そもそもマーケティングとは何なのか、ということの振り

        管理職が考えることは、できない理由ではなく、できるようにする条件。

        • 読書メモ『MBAが会社を滅ぼす: マネジャーの正しい育て方』

        • その「管理職になりたい理由」、間違っています。

        • 吉野家の「生娘」発言から、消費者・企業・教育者が学ぶこと

          管理職になることは予測できるの?

          管理職になりたいかどうかは別として。今回は、管理職になることは自分で予測できるのか? ということを書きたいと思います。 最近は、「管理職になんてなりたくないよ!」、「管理職になんて興味がないよ!」という方も多いようです。 もし、「管理職になりたいな」、「今は管理職になりたいとは思っていないけど、興味はあるよ」という方がいらっしゃれば、読んでみてください。 僕は今までに4回、管理職としての役職が付いたり、変わったり、追加されたりしました。 課長になった 副部長になった

          管理職になることは予測できるの?

          管理職って大変ですよね。

          ふと思い立って、noteを始めることにしました。僕は2014年に、いま勤めている会社で管理職になりましたが、その過程で色々なことを学び、色々なことを考え、そして、色々なことに悩みました。 今となっては、会社の中でメンバに対して偉そうに振舞っていますが、実際には現在進行形で、学び、考え、そして、悩んでいることもあります。 これは、論理的にも、感情的にも、そうだと思います。 このnoteは、僕が管理職として、今まで学び、考え、悩んだこと、そして、現在、学び、考え、悩んでいる

          管理職って大変ですよね。