見出し画像

【措置延長制度を利用して施設で暮らしながら大学通学】児童養護施設から4年制大学へ進学したタカさんのストーリー

YouTubeで配信した内容の文字起こしver.になります。
(文字起こし:バレスターあゆみさん)

●児童養護施設 入所中

以下、「たかさん=T」「れいかさん=R」と記載いたします。

R「それでは、本日のゲストは、北陸地方の児童養護施設で十年以上育ったというたかさんです。よろしくお願いします。」

T「お願いします。」

1)高校生活について

R「早速質問に移りたいと思うのですが、施設で暮らす高校生活で進学を決めた時、どんなスケジュールで毎日生活をしていましたか?」

T「大学進学を考えていたので、学校終わってアルバイトするって感じですね。」

R「アルバイト?」

T「はい。まぁでも、週に3~4回くらいですね。」

R「ちなみに、どんなバイトをされていたんですか?」

T「その時は、焼き肉屋と居酒屋の掛け持ちです。」

R「ちょっと似合うような、想像できるような感じがしました。バイト自体はいつから始めていたのですか?」

T「高校1年から始めて。夏休み明けから、10月とかそのへんからずっと。」

2)進学したいと思ったきっかけについて

R「進学したいと思ったきっかけは、いつ頃だったのですか?」

T「大学進学したいと思ったのが、中学校3年の時で。中学校3年の時に、職員さんとぶつかった事があって、その職員さんに『お前なんて、俺の気持ち分からんやろ!』ってぶつけた事があって。施設あるあるじゃないかなと思うんですけど。『分からんよ。でも分かろうとしてるし、男として…。』その職員さん男なんですけど。『男として気持ちはわかる』、と。で僕が気持ちをぶつけた事に対して、職員さんが受け止めてくれたのがすごく嬉しくて。で、職員を目指そうってなったんですけど。職員を目指すためには、大学行くしかないんかなぁと思って、大学進学を希望していました。」

R「中3の段階で大学も見据えてたっていうのは、私の中で初めてお聞きしましたね。みんな高校生になって何となく考え始めるのかなと思っていたのですが、たかさんはちょっと早かったんですね。」

T「そうですね。」

3)進学のためのお金について

R「進学のためのお金っていうのは、どのように準備したのですか?」

T「進学のためのお金は、アルバイトのお金全額職員に渡して貯金したりとか、返済するけど無利子の奨学金を借りて、学費を賄っていたって言えばいいのかな。」

R「それで、大学4年分のお金を準備できた。」

T「そうですね。」

R「ちなみに学費は、全部でいくら位だったのですか?」

T「4年間で200万。」

R「高いですね。」

T「施設出身の人は半額になるっていう奨学金制度があって。」

R「その学校に、という事ですか?」

T「そうです。それで半額になって200万なんで。」

R「もともとは400万だったところを、200万で。」

T「そうですね。400万位。」

R「施設を出た方が通うことで、学費がちょっと免除されるところも結構あるんですかね、大学は。」

T「そうですね。ただまだ少ないっちゃ少ないんですけど、全く無い訳ではない。」

R「学校探しというのは、職員さんと一緒にされたのですか?」

T「そうですね。僕、中学校の時に『この大学行きたい!』って思っていたけど、学費がどうしても高い大学ってなったら、将来的にも自分の負担にもなるので。施設の職員になるだけなんだったら、出来るだけお金も抑えて大学進学したらって、いうので。僕が通ってた大学、職員さんが調べてくれて。『こんなんあるけど、どうする?』って。じゃあそこで、って。」

R「じゃあそこで、って!?そうだったんですね。職員さんが探してくださったっていうのは、心強いですね。」

T「そうですね。」

R「実際に学校通うための準備としては、アルバイト3年間で稼いだお金プラス、無利子で返す必要のある奨学金で、4年分の200万円を賄ったという事なんですね。」

T「そうですね。」

4)児童養護施設に入所中、バイト代はいくら貯まった?

R「アルバイトは3年間で、どれ位お金貯まったのですか?」

T「覚えてないですけど…一か月5万稼いでいたとして、それの3年間かな?」

R「100万円以上になりますね。」

T「そうですね。携帯も自分で払っていたので。」

R「それを差し引いてっていうところですね。」

T「そんな感じですね。」

●措置延長中(18~20歳)

1)措置延長制度を知ってた?

R「これまでお金の話、高校にいる間のお金の準備の仕方を聞いてきたので、18歳から20歳まで措置延長していた時の話を次は聞いていきたいな、と思います。実際に施設を出るという事について認識し始めたり、職員さんから『あなたも施設出るんだよ』と言われるようになったのは、いつ頃でしたか?」

T「僕、措置延長かけてもらって。」

R「ちなみに“措置延長”というのは?」

T「経済的理由とか進学をした場合、20歳までは、その施設で過ごす事が出来るっていうのが、措置延長という制度があるんですけど。児童福祉法で決められいて。ただ施設の状況によって、出来る場合と出来ない場合はあると思うんですけど。」

R「そうなんですね。今いる高校生達も、恐らく中には、進学して、その措置延長という制度を使って、施設から大学に通いたいなって思ってる子もいると思うんですけど。そもそもたかさんは、措置延長が出来るっていう事は知っていたんですか?」

T「知らなかったと思います。」

R「職員さんに教えてもらって、『20歳までいていいんだ!』みたいな感じだったのですか?」

T「そうですね。」

R「ちなみに、たかさんの施設で他に措置延長という制度を使った方はいたのですか?同年代位で。」

T「います。その子は進学とかじゃなくて、就職をしてるんですけど、ケースがケースなので、20歳近くまではここにいようか、って話になった。」

R「進学だけではなく、事情のある子はいる場合もある?」

T「そうです、はい。」

R「その措置延長の制度を使って、18歳から20歳までの2年間大学へ通っていた時は、ご飯は変わらず出てくるのですか?施設で。」

T「出てきました。」

R「門限は?ちょっと変わったりする?」

T「そうですね。職員さんも結構優しい方だったので。そこはもう僕が交渉して『ごめん!』っていうので。たまに、帰らないじゃないですけど、夜中遊びに行きたいっていう時は、職員さんに『ここ行ってくる』っていうので伝えれば、『行ってらっしゃい』という感じで。」

R「そうなんですね。だいぶ自由度が広がるような感じですね。

T「そうですね。」

R「その間はアルバイトも続けていたという。」

T「そうですね。」

R「施設にいる間は家賃とかもかからないんですか?」

T「かかってなかったはずです。」

R「そうですよね、念のためお聞きしたのですが。となると、バイト代というのは、やっぱり施設を出た後のために貯めたり、後はちょっと遊ぶために貯めたりという感じなのですか?」

T「そうですね。」

2)措置延長中のことを思い出して思うことは?

R「施設にいながら大学へ通うという気持ちとか、当時の事を思い出して、思う事はありますか?」

T「めちゃくちゃルールって厳しい訳でもなかったので、そこまで自由度は変わってないかなと思うんですけど。結局完全に自由な訳じゃないじゃないですか。」

R「例えば、どういったところが?」

T「例えば、友達と家泊めたりとかっていうのもできないし。夜中遊びに行くって言っても、結局事前に職員さんとかに言ったりとか。職員さんによって対応が違うので、そこらへんはやっぱ言い辛いなっていうのは。自分が自由にしたいっていうのもあって、ぎりぎりの20歳まではかけてもらったんですけど。でもやっぱり一人暮らしはしたいけどお金もかかるし、じゃあまあ20歳までは延長しようっていうので話はまとまっていたんですけど。」

R「居心地の悪さを感じながらも、最終的には20歳までいられたという事ですか?」

T「そうですね。」

R「私自身が、措置延長制度を使って大学へ進学された方っていうのは、たかさんが初めてでして。措置延長制度を使っていながら通っていた時期と、その制度が終わって一人暮らしをして学校に行き始めるのと、どういった違いがあったのですか?」

T「一人暮らしを始めると、本当にバイトバイトバイトっていう。頭の中はもうバイトしかなくて。」

R「学校あるけど、バイトっていう。」

T「そう。で、結局学校も行かないといけないけど、生活するためにお金を稼がないといけない。だからバイトに対してのあれは、更に強くなりました。意思っていうか。」

R「優先度であったり、比重と言いますか。ではそこから、新聞配達のバイトも始まったという事ですね。」

T「そうですね。」

R「大学生活で、実習のある学校という事だったそうなんですけど。実習期間中は、バイトできませんよね?」

T「そうですね。本当は保育とか幼児教育の資格が欲しかったんですけど、資格取るためには実習行かないとだし、実習って3週間がっつり入っていたりするので。その間アルバイト代稼げないとなると、不安でしかない。」

R「ほぼ、丸々一ヵ月分収入ないって事ですものね。」

T「そうですね。」

R「これから大学進学をする人で、実習がある学校を選ぶ場合は、そこも考慮して進学の準備をすると良いという事ですかね。」

T「そうですね。」

R「学費については、奨学金だったり、アルバイトで稼いだお金で賄えたというところだったんですが、その後の生活費というのは、どのようにされたのですか?」

T「生活費は、全部自分でアルバイトして。」

R「アルバイト!」

T「そうですね。一人暮らしすると、ある程度自由に出来るので、アルバイトの数も増やして。もともとは、施設を出た後は、新聞配達を同時に始めて。」

R「それで毎月いくら稼いで生活されていたのですか?」

T「大体15万円位。」

R「すごいですね、15万円バイトで稼いで。」

T「はい。」

R「新聞配達のバイトを始めようと思ったきっかけは、何かあったのですか?」

T「友達と、『ここ時給高いし、やろうぜ』っていうきっかけだったんですけど。バイトも増やさないといけないなと思ってて。結局掛け持ちするとなっても、働く時間が大体同じ場所で掛け持ちしたところで、結局入れる人数は僕しかいない。僕が入る事しか出来ないので、なら時間をずらした方がもっと稼げるんじゃないかと思って。深夜帯の新聞配達を。」

R「新聞配達は大学何年生の時から始めたのですか?」

T「大学2年の冬。」

R「2年の冬?」

T「そうですね、20歳になってるので。2年の冬から始めました。」

R「お友達と一緒にスタートされたのですね。」

T「はい。」

R「その時の一日のスケジュールって聞いても良いですか?」

T「日中学校に行って、夕方遅い時には18時に学校終わるので、その後に飲食店、居酒屋でバイトして、22時位に終わって。4時間だけ寝て、2時半に新聞配達出勤して。6時に終わって、そこからまた寝て、学校行っての繰り返しですね。」

R「円グラフにしたらすごい!仮眠をはさんで?」

T「はい、一日2回寝ていました。」

R「そうですよね。じゃないともたないですよね。」

T「そうですね。」

R「その時は、やっぱり生活するために『稼ぐんだ』っていう気持ちで一杯だったのでしょうか?」

T「そうですね。」

R「学校でのお友達との交友関係っていうのは、特にアルバイトのせいで遊べないっていう事もなかったのですか?」

T「アルバイトの合間とかに遊んだりもしていました。」

R「器用ですね。」

T「居酒屋と新聞配達の間とかに遊んで、寝ずにそのまま行くとかも。」

R「今は笑って喋ってくださっていますけど、やっぱりその当時はそれによって、自分自身の過去を後ろめたく思ったりした事はなかったのですか?」

T「正直、めちゃくちゃきつかったっす。なんで?って。」

R「そうですよね。笑ってお話しするからね、本当…。」

●施設で暮らす高校生から質問

1)ひとり暮らしや寮生活の苦労はなんですか?

R「ここからは、施設で暮らす高校生から質問があったので、それをたかさんにしていきたいと思います。まず一つ目。『卒園生の中で一人暮らしや寮生活をしている人がいれば、どんな苦労があるのか一番知りたいです』」

T「苦労…まずお金がかかる事。僕一人暮らししてて、やっぱりお金がかかる事がきつい。どうしても大学進学とか、短大行ったりとかってなると、やっぱり学生のうちは稼げる時間も決まっているので、そこが苦労。」

R「お金を稼ぐっていうのと、逆に入ったお金を管理するっていう事は特に大変じゃなかったんですか?」

T「僕は“節約”っていう言葉を知らなくて。家事をするのが、右も左も分からない状態で。料理したりとか。一人暮らしの書類とか、結局分からない事が多すぎるっていうのも結構きついかなって思うんで。」

R「知らない事がたくさんあって。そもそも苦労以前の問題と言いますか、知らない事がたくさんあったという。苦労という点で言うと、一番はお金というところですかね?」

T「そう。」

R「今の話をもう一歩踏み込んで質問したいと思うんですけど。知らない事が多かったという事ですが、どうやって身につけていったのですか?」

T「僕が出た施設に連絡したり、人を頼ってって感じ。解決出来ていました。」

R「素晴らしいですね、人を頼って。」

T「結局一人暮らしも自分だけじゃできないので、頼れる人は頼った方が良いかな。」

R「たかさんにとっては、それが一つの職員さんだった?」

T「そうですね。」

R「では今聞いている高校生も、今のうちに施設の先生の味方を増やしておくと良いですね。」

T「そうですね。」

2)奨学金は頼るな!という職員さんがいます...

R「続いての質問です。二つ目の質問は、『職員の方から、奨学金はあまり頼るなって言われています。それもありなんですけど、お金の問題で短大に通いながらバイトをしなくてはいけません。正直それはきついでしょ?って職員さんに言われています。皆さんはどうしていますか?』奨学金は返すものだと思うので、そこは頼らない方が良いという職員さんがいて、でもお金を借りなければ進学できないという間で悩んでいるようですが、たかさんはどう思いますか?」

T「難しいなぁ。その子の意志じゃないかと思います。正直奨学金を借りるのは、僕もあまり勧めることはできないです。簡単に言えば借金なので。でも本当にその子が短大に行きたい理由が明確で本当に意思があるのであれば、奨学金を借りてでも行けば良いと思うし。きついとは思います、ぶっちゃけ。短大だと、措置延長の制度が使えるのであれば、職員さんとも話し合って20歳までいたいというのを伝えれば、生活費は稼がなくて良いので。それは大きいかな。利用はいくらでもありますよ。」

R「心強いですね。たかさんの場合は4年制の大学を選んだという事ですが、学校によっては、短大・専門学校・4年制大学でも同じような資格や進路を選べることがあると思うのですが、お金の問題がある中で、たかさんはどのように学校を決めていったのですか?」

T「短大や専門学校だと、2年間で詰めて授業をするじゃないですか。そうするとバイトする時間も少なくなるし、それなら4年制で広く長く学んで。4年の後半になるとほとんど授業が入っていないので、その間バイトをめちゃくちゃ入れて、としたかったので、やはり4年制を選びました。その分学費はかさむのですが、短大と一緒のお金で大学に行けるのであれば、そちらを選んで。3年の後半から授業が減ったので、その分も稼ごうという話になった。」

R「その子の性格や気質にもよるのかもしれないですね。詰めてキツキツでがんばりたいという人と、そうではなくて長いスパンで両方両立させて、みたいな。個人的な話になってしまうのですが、私は短大で根詰めてやっていたので、完全に性格なのかなと。どちらが合うかを自分で分かっていると良いかもしれないですね。」

T「そうですね。」

3)お金の面で意識していることはなんですか?

R「それでは3つ目の質問です。『施設を出た後、お金の面で意識している事はありますか?』ということで、お金の話です。」

T「施設を出て、大学生の時は“お金が無いなら稼げば良い”という考えだったので、バイトも3年の後半からバカみたいに増やして。毎月手取りで25万。」

R「社会人みたいですね。すごい!」

T「だから、別にお金の事に関しては、そんなに大学の時は意識せず使いたい時に使って。友達もご飯に行った時に、俺が稼いでいるのを知っているから、ちょっと多く出したりもしていたし。」

R「男前ですね。たかさんの中で、無ければ稼げば良いという考えが軸にあったのですね」

●タカさんからメッセージ

R「これで最後になるのですが、改めて児童養護施設で暮らす高校生に、進学を目指す方が今回聞いてくださっていると思うのですが、その子たちにメッセージがあれば、たかさんからお願いします。」

T「自分が本当にしたいのだったら、お金の事は気にせず。まぁ気になると思うのですが。そこは突き通すべきだと思うし、お金が理由であきらめるのが本当にもったいないなと思って。頼れる大人は頼りな、っていう感じですかね。」

R「さっきの話に通じますね。頼れる職員さんを見つけておくっていう。」

T「そうですね。」

R「前回(顔合わせの際に)お話しした時に、今ある社会資源は使った方が良いというお話がありましたが、それは変わらずありますか?」

T「そうですね。奨学金も返さなくて良い、あなたにあげるよという奨学金が大分増えてきているので。そこもお金の面でカバーできるし、そういう所は最大限に使えば良いかな。自分だけで調べるのは難しいから、職員さんを頼れば良いと思う。」

R「ありがとうございます。私から質問なのですが、奨学金を借りる事についてどのような思いでいれば良いのでしょうか。お金をいただくって人によっては、さっきの質問にあった通り“奨学金に頼るな”っていう人もいたり。一方で、前回お話しを聞いた、すずかちゃんっていうのは、『奨学金というのは、誰かが働いたお金であったり寄付してくださったお金で賄われているから、それは感謝の気持ちで受け取って、それを自分が使わせてもらうって事は卒業する事で恩返しをしていく。そういう気持ちでいる事が大切』という話があったのですが、たかさんはどう思いますか?奨学金をいただく事については。

T「すずかさんと大体似たような感じですが、結局給付型の場合は、僕に投資をしてくれるって思えば良いんじゃないかなと思う。」

R「責任感が湧いてきますね、投資されてるっていうのは。」

T「そう、だから僕は半端な気持ちで大学には行って欲しくないと思います。本当にその子がやりたいのであれば、大学に行けば良いけど、覚悟は必要かな。」

R「他に伝えたい事、言い忘れた事はありますか?」

T「“がんばれ!”の一言ですね。」

R「心強いですね」

T「今回進学で困っているという質問があったように頼れるものは頼った方が良い。陰ながらでもサポートしてくれる人もいるだろうし。情報を提供する事も出来るし。自分から何か“助けて”って言わないと分からないので。人は頼って生きていけば良いと思います。」

R「たかさん自身は、現在頼れる人は何名かいるんですね?」

T「そうですね。」

R「それでは、本日のゲストは北陸地方の児童養護施設で十年以上育ったという、たかさんでした。本日は本当にありがとうございました。」

T「ありがとうございます。」

田中れいか後記:今回はbosyuにて文字起こしのボランティアさんを募集し、バレスターあゆみさんが手伝ってくださいました!本当にありがとうございました!

ひとりでできることは本当に少ないので...今後もみなさんの力をお借りして、発信の力でたすけあいの輪を広げていけたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?