How to『はじめての楽器演奏』 だれでも楽器が弾けるようになる!
#音楽 #楽器演奏 #3和音
#キーボード #伴奏
小学生のころ、母に無理矢理、オルガンを習わされた。小学4年生になったばかりのことだ。突如として家に電気オルガンが届く。そしてしばらくするとその先生がやってきて、毎週1回1時間の練習が始まる。
たぶん信州人の母は、教育熱心な人だったのだろうと思う。それ以後、毎日19時から60分間はオルガンのまえに座らなくてはいけない。すぐ隣の部屋で、ハンダ付けの内職を母がしているため、ゴマカすことができない状況。これは私にとって、苦痛いがいの何物でもなかった。
しかし、このおかげで、今ピアノやキーボードを弾くことができる。さらに高校1年生のとき、リサイクルショップで親父にガットギターを買ってもらった。誰かに習ったたわけではないが、こちらは毎日ギターをさわり、練習に明けくれた記憶がある。初めはギターの各弦と各フレットの関係で、これは何音か!まるっきりわからなかったが、なんとなくやってるうちに次第に頭にはいってくる。「習うより慣れろ!」とはよく言ったものだ。
さて、そんな私だが、このキーボード楽器はそれほど難しくないと考えている。とくに歌の伴奏ということなら、1週間でマスターできるはず。そんな思いでいる。
*初めての演奏なら
⑴ 和音(コード)の少ない曲を選ぶ。
⑵なるべくハ長調の曲を選ぶ。
⑶基本は4拍子を選ぼう。
⑷前奏と、エンディングの付け方
⑸伴奏は、あくまで歌い手に合わせる。
♪⑴和音の数は、3つから始まる。[ⅰ ドミソ][ⅳ ファラド][ⅴ ソシレ]の3和音がいい。
♪⑵ ハ長調のおおい童謡から始めるとよい。
♪⑶初心者にとって3拍子は結構難しい。4拍子なら楽だ。
♪⑷前奏は、イントロダクション。これから始まりますを教えるもの。曲の最後の4小節を演奏する。
一方エンディング。こちらは最後の和音(ハ長調ならドミソ)を分散して弾く。左手でドを弾き、右手で1音ずつ、ドミソ(上の)ドミソ(さらに上の)ドミソと弾く。テンポもゆっくりにし終わらせる。
*伴奏では、メロディーを弾かない!
初心者はミスタッチ、つまり本来の音とは違った音を出してしまうことが多々ある。すると聞き手にすぐばれてしまう。ところが和音だと、それが気づかれにくい。
*歌い手のテンポに合わせよう!
伴奏は、曲のバックに回るべきもの。主役はあくまで歌い手となる歌い手を、いかに引き立てるか!ここに注力することだ。歌いやすい環境を整えてやる!ここが決め手となる。
*音楽の三要素で大事なもの。
やはりリズムが中心だ。キーボードやピアノであれば、左手がそれにあたる。ここが揃っていれば、右手が少々間違っていたとしても、曲全体のまとまりは良くなる。
*練習時間の取れない人…。
鼻歌に合わせて、手のひらでリズムに合わせて叩くとよいだろう。入浴時やトイレの中でも毎日行うことで、リズム感が良くなってくる。とにかく毎日やり続けること。
*人前での演奏で自信を
気軽に、あまり考えずにやってみることだ。やればやっただけの効果はある。そして間違ったからといって落ち込む必要は無い。要は「良い体験」と割り切ること。この考えが大事といえる。
*終生の趣味になりうる楽器演奏
体力がいるわけでもなく、家の中で気楽に始められる。これは一生できると言っていいだろう。また奥行きのある芸事ともいえる。楽譜が読めるようになれば、さらに楽しい。和音も3つから覚え、4つ5つ6つと増やしていけば、レパートリーはさらに広がってくる。
まとめ
ヤマハ音楽教室、最近では大人の受講生が増えたと聞く。子供の時にできなかった楽器演奏。時間もあり、お金にも少々余裕ができた!やってみようじゃない!こういう人が多いようだ。
楽器屋さんでも、高級楽器が最近売れているようだ。若いときにお金がなくて、買えなかった高級楽器。いまは、少し手持ち金がある。そんな人が、50 万円、100万円出して買っていくという。
一度買ってしまえば、維持費がかかるわけではない。しかも手放すときは、結構「いい値」で買ってもらえるようだ。人の趣味としては、最高のものだと思う。
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