【生きるということ】ペルソナ3リロードに寄せて
※ネタバレ注意※
まえおき
私のペルソナに対する知識を記載します。こんな人間が書いています。
ペルソナ3:舞台と映画は視聴済み。ゲーム未プレイ
ペルソナ4:舞台とアニメ視聴済み。ゲーム未プレイ
ペルソナ5:アニメ視聴済み。ゲーム未プレイ
という、メディア展開のみだけ触れてストーリーの大筋は理解しているもののゲーム自体には触れてきませんでした。
というのも、幼少期からポケモンが大好きで根っからの任天堂さんユーザーだった私は、アトラスさんの女神転生シリーズやペルソナシリーズは何となくハードルが高く、そのまま時間が経ってしまっていました。
唯一遊んだことのあるのは当時ゲームボーイカラーで発売された「真・女神転生デビルチルドレン」です。
こちらはアニメが放送されていた影響で遊んでいたのを覚えています。
そんな中、2024年2月にペルソナ3がリメイクされるということで良い機会だ!と思いプレイすることにしました。
計画性を持って進めていくのが性に合っていた
ゲームシステムとしてはおおよそ1日2回自由行動が出来、それが毎日積み重なっていきます。
その中で、
周りの人たちの信頼度を上げる
主人公のステータスを上げる
タルタロス(ダンジョン)を攻略する
主人公、メンバーのレベルを上げる
強いペルソナを作る
エリザベスからの依頼を達成する
を限られた期限の中で行わないといけません。やることが多い…!
これらを効率的に行わなければならないので、しっかり計画を練って進めなければなりません。
もともと、自分は計画を立てて行動することが好きなので、とても自分の性格に合っているゲームシステムだと感じました。
毎月、この日にこれをやって~と考えながら、リカバリー出来るようにこまめにセーブをし…ペルソナ合体に悩み…をしていたらクリアに70時間かかっておりました。
70時間もかかっていたとは思えないくらい体感があっという間で本当に楽しめました!
美麗なグラフィック、洗練されたUI、お洒落な音楽
これにつきます…!
キャラクターモデルや背景が美しく、ストーリー映像や戦闘中のペルソナ召喚などとても感情を揺さぶられました。
戦闘用の服装もめちゃかっこいいですよね!
特に、最後の桜吹雪の中のアイギスの独白は本当に美しく儚く…ただただ涙で顔をくっしゃくしゃにしながら見つめておりました。
戦闘中のテウルギアの映像もすごく綺麗で、毎度テウルギア発動はテンションアゲアゲでやっておりましたね!
UIも洗練されており、本当にストレスなく移動や戦闘など楽しめました!
特にメインメニューで主人公が揺れていたり、ステータス確認時に他メンバーにカーソルを合わせると、主人公が持っている鏡にメンバーが映るなどなど、お洒落だしストレスがなくて本当に感動しました。
たまにこのときにこれが出来たらいいのに…というタイトルもある中、セーブなどクイックにやりたいものがしっかり各ボタンに振り分けられていて、無駄がなかったのでよかったと思います。
戦闘もとても楽しくて、シャドウの相性とメンバーのSPの管理をしながら、相性有利なメンバーにシフトチェンジするのがよかったですね!
このキャラクターからこのキャラクターにシフトチェンジするとどんなことを話してくれるのかな?という組み合わせもいろいろ楽しめてよかったです!
ただひとつこれが出来ないのか~と思ったのが、ベルベットルームでペルソナ消失が出来なかったことでした。
手持ちのペルソナを減らしたいときは、ベルベットルームの外に出て消滅させ、またベルベットルームに戻ることを何度かやったので、これはベルベットルーム内で出来るといいのになと思いました。
アニメなど見ていても感じておりましたが、本当に音楽がお洒落ですね…!
ゲームプレイしていた期間はずっと戦闘中のBGMが頭の中を駆け巡っておりました(笑)
戦闘はレベル上げや素材などのためにたくさん行うので、聞き飽きない音楽って大事だなと感じました。
生きるということ
主人公たちは、世界に死をもたらす存在に立ち向かうことになります。
その存在が1月末日に姿を現せば、絶対的に世界が死に包まれる…。
小学生と高校生になんという重すぎる運命を背負わせているんだ…!と震えながらストーリーを進めていきました。
自分は基本的にはネガティブな人間なので、主人公たちと敵対する立場であるストレガの面々の「明日を期待するのに疲れた」という気持ちに共感する部分があるんですよね。
ペルソナ召喚の実験体として精神的にも肉体的にもひどい仕打ちを受けていたであろうストレガの面々からしたら、明日は楽しいかも!なんて思う方がよっぽど救いがないのだと思います。
そりゃあ毎日楽しいなんてことはないし、つらいこともたくさんあるし。明日も良い日になる!と毎日眠れる人は強い人だなあと私も思います。理想ですし、そう過ごすために努力はしているつもりですけれどね。
主人公たちも決して幸福というわけではなく、影時間において両親や大切な人を亡くしたメンバーもいます。
そんな悲しいこと、つらいことがあっても、それでも明日を生きるために主人公たちは絶対的な死に立ち向かいます。
立ち向かえた理由は、これまで絆を育んできた時間と人々の願いがあったからです。
王道かも思われるかもしれませんが、明日を生きるということは、好きな人、大切な人と一緒にいたいから、その人にいてほしいから、なのかな…と改めて感じました。
対シャドウのために造られたアイギスが、そんな主人公たちに触れて生きる意味を見出す姿、絶対的な死に一人で戦いに挑む主人公に対して、今まで重ねてきた絆が力になるストーリーにそう考えさせられました。
好きなキャラクター
美鶴先輩
大本命です~!
コミュニティがゲーム後半に解放されるので、まだかまだかと思いながら進めていました。
クリスマスを一緒に過ごすにはコミュMAXになっていなければならないとうことで、間に合えー!と解放されたら毎日美鶴先輩のところに通っていました。(間に合いました!)
戦闘に使用するペルソナの属性が氷、使用する武器がレイピアなのも美しくてとても好きです!
基本的に美人でしっかり者の女の子が、主人公(私)に心を許してくれたり頼ってくれたりするのがすごい好きなんですよね…。
桐条グループという大きな会社を背負っていて、いつでも自分も律していて、おそらく一人でも生きていけるだろう美鶴先輩が、主人公(私)のことを頼ってくれるの嬉しすぎて好きだなあとなりますし、いつも頑張っている彼女の力になれたら嬉しいなあと思います。
作品が変わりますが、「機動戦士ガンダム」のハマーン様が好きな私は、女の子から「俗物!」と言われると好き!となってしまうのですが(?)、美鶴先輩もコミュイベントでCV田中理恵さんの凛とした綺麗なお声で「俗物!」と言ってくれるのでとても好きです…
コロマル
戦闘でもめちゃ頼りになるワンちゃん~!カワイイ!そして何より良い子…!
自分も犬を飼っているので、何だか他人事には思えなくて、ブラッシングとかお散歩とか積極的にポチってしまっておりました。
戦闘も闇属性を中心に、覚えるバフデバフが優秀なので、特に終盤ボス戦ではとても頼りにしたキャラクターです!
舞子ちゃん
舞子ちゃんは刑死者のコミュで、両親が離婚をかけて喧嘩をしているのに悩んでいる小学生の女の子です。
自分も舞子ちゃんくらいの年代で両親が離婚しているので、本当に他人事とは思えず、つーんと胸が痛くなりながらコミュイベントを進めました。
途中、とてもつらそうにしていて自分もしんどかったのですが、最後は自分の意思で物事を決めて笑顔で去っていった彼女の幸せを願っています。
まとめ
美麗なグラフィックとお洒落な音楽の中で、主人公たちが生きるということはどういうことか、死に立ち向かいながら一人一人答えを出していく姿に、私も何だか明日から頑張らないとなという気持ちを頂きました。
オリジナル版をプレイしたことがないので比較が出来ないのですが、現代のプレイヤーに寄り添ったUI設計が素晴らしくストレスなく楽しめたゲームでした。
ストーリーも操作性も素晴らしく、これは胸を張って他の人にオススメ出来るゲームだなと思いました!
70時間プレイしきった達成感やら余韻やらが凄まじいのですが、続けてペルソナ4、5をプレイするか、他に気になっているタイトルを遊ぶかめちゃ悩んでいます~!
遊びたいゲームが多すぎて時間が足りない…!
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