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空飛ぶクルマは実現可能?静岡県のデジタルツインの取り組みについて


4月24日の水ヨルさんに参加!

静岡県デジタル戦略局参事の杉本さんから静岡県のデジタルツインの取り組みについてお話頂けるとのことで、興味がありまして参加させて頂きました。

世界初!?点群オープンデータ

静岡県の地形の3次元点群データをなんと商用利用可能で公開しているそうです!
これは日本…を飛び出して世界初の試みだそうで、静岡県がそのような取り組みをしていることにびっくりしました!すごい!

点群データとは?

ちなみに点群データとはなんぞや?ということなんですが、私もちゃんと勉強したことがないので自信満々に説明はできないのですが、いわゆる測量技術です。
3次元座標で構成された点の集合体で、これの何がいいかというと、特殊なレーザー機器を使うので、人が入れそうにもない場所も測量でき、デジタルデータとして保存して様々な用途に使用することができます。

何に活用しているの?

測量した点群データを使用し、静岡県の仮想空間をバーチャルに作成します。(これがデジタルツイン)
そうすることで、河川計画など、行政で行う事柄に対してバーチャルでテストしたり説明をすることができます。
実際に河川計画で地元の方に説明するときにバーチャル空間で作成した予定図を使用し、現実味を帯びて納得してもらい、そこで合意形成まで行った事例があるそうです。(VRで入り込んでもらうことも可能とのこと)
紙面で説明するよりも、3Dの立体的な完成地形を見た方が納得感ができますもんね。
過去のそういったアナログでの説明だと、あとからいろいろ声があがって工事がストップしてしまったことが多々あったそうですが、このようなデジタルツインを使用することで、そのようなことが減ったそうです!(すごい)

空飛ぶクルマは実現可能!?

道路の修繕が追いつかない…

皆さんも、土砂崩れなどで通れなくなった道を一度は見たことがあると思います。
一生懸命に修繕を行っているものの、追いつかないのが現状だそうです。
欧米では、このように修繕が難しい場所は自然の姿に戻す活動をしているのだとか。
そうすると、だんだんと自動車で通ることのできる道が減っていくのです。

空はメンテナンスいらず!

そうすると、空はメンテナンスのいらない道なのです。
実際に静岡県の企業さんでは、点群データを用いて、航空法を守って利用できる空飛ぶクルマ開発に取り組んでいるそうです。
自動車を自走するために道を整備するのと、メンテナンスのいらない空を飛ぶクルマが大衆化するのとどちらが早いでしょうか。
自動車も、最初に導入されてから大衆化するために時間がかかっています。
このようなお話を聞くと、人々が移動手段に空を手軽に選択する時代がやってくるのかもしれないとわくわくしますね!

空飛ぶクルマは自動車ではない

これは私も勘違いしていました\(^o^)/
ここで言われているクルマは電動で垂直に飛ぶ機体のことで、決して今道路で走っている自動車が空を飛ぶわけではないそうです。
日本語訳が誤っているそうで、この誤りの認識が空飛ぶクルマの大衆化を阻んでいるひとつの原因ではないかということでした。。。
私も完全に勘違いしていたので、お話を聞けてよかったです…!

まとめ

空飛ぶクルマは私の幼い頃から想像上の世界に出てきたもので、現実味は正直あまりなかったです。
しかしながら、測量技術が発達してバーチャルで県を作成してテストして、実際に企業さんが空飛ぶクルマの開発を行っていると聞くと、自分が生きている間に乗れるのかな?なんてわくわくも出てきました。
実際に修繕できないインフラ問題はこれから増えていく一方でしょうし、静岡県だけでなく、日本全体でこのような取り組みがもっともっと広がっていくといいなと思いました。
以前参加したときにも感じましたが、静岡県めちゃ頑張ってる!!
私にはこうして発信することしかできませんが、このような活動をしている地元を陰ながら応援できたらと思いました。





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