学校事務の現場より その3(休暇編)
いきなりですが、学校って「休みが多い!」っていう印象ありませんか?
夏休みに冬休み、春休みだってあります。子どもたちはとっても楽しみにしています。
普段多忙な先生方もこの長期休業中にしっかりお休みをとります。そうでないと、リフレッシュできませんもんね!
事務職員も休める????はっきりいいます。
「休めるもんなら休みたいです。」
そんなお話。
1.長期休業中こそ事務職員は忙しい。
大げさなこと書きましたが、事務職員にとってあながち間違いではないと思います。なぜなら、長期休業中にしかできない事務があるからです。
子どもたちがいない貴重なチャンスを狙って、学校を良くすべく、休まず働くことになります。
例えば・・・教室などの改修工事の施工・監督、予算要求・決算事務、物品の発注・納入業務、教員の給与の現況確認、年末調整・法定調書作成事務、人事異動に係る事務・・・など。
学校に子どもたちがいてもできる事務でもありますが、長期休業中に、まとまった時間を取って、普段の業務に+アルファの事務を集中的にやります。
特に、工事関係は本当に集中的にやります。音も出るし、設備も使えなくなる。工程によっては、においがすることもあるし、工事関係の方も多数出入りするというので、どうしても長期休業中にせざるを得ません。
文字で書くだけでは、一体何が大変なのだ?と思うかもしれませんが、長期休業中でも事務職員はなかなか休めないということです。
2.休んでいる教員が羨ましい。
つらつら書きましたが、これに尽きます。
長期休業中にせっせと、休まずしている中で、普段忙しくて休めない教員の方々は、けっこうがっつり休みますね。
夏休みなんて、お盆を挟んで3週間近く休むこともよくあります。
夏休み前に「休みに入る前にやっといてねー、出してねー」っていう書類を出さずにそのまま長期休みにはいるなんてザラです。こんなときは、締め切りぶっちしまくって本当にがっかりします。
ゆっくり休んでいる教員が多数の中で、長期休業中にせかせかと出勤し続けると悲しくなります。
年度末・年度初めも悲惨なもので、人事異動に伴う業務が多数あるので、決して休めません。学校の先生は送別式終わると、一気に始業式直前まで休むよね。
長期間の休暇簿を見るたびに、はあ。羨ましいなぁと思います。
ぐちばっかりになるので、もう学校事務の現場からはやめようかな。