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亀戸天神に立ち寄ってみた
亀戸香取神社の参拝を終えて、せっかく亀戸まで来たのだから有名な亀戸天神に行ってみることにした。以前から行ってみたいと思っていたので、いい機会だ。
蔵前橋通りを西に進む。商店街のスピーカーから、おそらく80年代頃のアイドル歌謡曲…いやポップス?(曲名は知らない)が流れてくる。なつかしいというより時代遅れの選曲。でも、この下町の辺りは町のたたずまいからそれ程外していないかもしれない。(町が時代遅れという意味ではない)
右手に亀戸天神の朱い鳥居が見えた。
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参道の商店街は意外とあっさりとした感じ。平日の昼だったが、参拝者もそこそこいた。
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梅がもう咲いている。
境内に入ると目の前に大きな太鼓橋がある。そこを登って橋の頂上へ立つと、広々とした境内全体が目に飛び込んでくる。
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左右に藤棚が広がっている
その奥に社殿がある
亀戸天神といえば有名なのは藤棚だろう。浮世絵にも描かれている。一月なので、もちろん枯れているが、これだけ大きな藤の木が花を咲かせたら、どれだけ見事だろう。
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亀戸天神境内
(国立国会図書館蔵)
でも、名物は藤だけではない。天神様といえばやはり梅の木だ。境内には梅もたくさん植えられている。未だ、花が咲いているのは少ないが、蠟梅や白梅など早咲きの花を楽しめる。
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広々とした境内。心字池にいくつも橋が架かり、散策できるようになっている。
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スカイツリーも近くに見える。そういえば以前、スカイツリーの展望台から亀戸天神が見えて、意外と近いのだなと思ったことがあったのを思い出した。
亀戸天神社の祭神は天満大神、菅原道真公。相殿に祀られているのは天菩日命、菅原氏の祖神である。
創建は正保三年[1646]のことという。江戸時代の初期の頃だ。
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道真公の先生、第十三代天台座主法性坊尊意僧正を祀る
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道真公の妻、宜来子と子息を祀る
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こちらは女橋
右に琴柱灯篭がある
もう半月後なら、しだれ梅なども咲いてもっとにぎやかになるだろう。隣接して料理屋もあって、境内の庭を楽しみながら食事もできる。きっと江戸時代はもっとにぎやかだったのではないだろうか。
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