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season8 13話 ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー(ポケモンAYG)

13.『激流、激流、また激流』


 アカマツと勝負するヨーコ。また勝利。

「いやー燃えつきて黒コゲ! また次回おかわりさせてよね!」
「もちろん!」

 ここで栄養学的な話が出て、カエデとコルサの話を思い出したこともあり自炊とかポケフードのためにハイダイを呼ぶことに。

「ヘイ、ラッシャイ!」
「おおー!」

 歓声を上げるアカマツ。

「激流料理人ハイダイ! お届けにあがったんだい!」
「すっげえ! かっこいい!」
「ハイダイさーん!」
「ウオーッ! お前さんだったのかい! 学生ながら、特別講師の招待までまかされとるんだろ!? カエデとコルサ坊から聞いたぞ! なんてとてつもないお子さんなんだい!」
「いえいえそれほどでは……」
「ガッハッハ! すごいものをすごいと言わずしてどうする! 謙遜してもいいことないんだい!」
「そうだよ、ヨーコ! こんなに素敵な人とお知り合いなんだから!」

 アカマツもフォロー。ハイダイ、アカマツを見て、

「このお子さんは?」
「校内リーグで四番目に強い四天王の、アカマツさん! お料理好きなほのおタイプのトレーナーさんなんですよ?」
「初めまして、アカマツです!」
「ホオーッ! そうかいそうかい! こんな活きのいい若いのと会えるとは、遠征の機会をくれて本当に感謝しとるぞ! オイラも学生と一緒に成長させてもらうからなあ!」

 水タイプのポケモンの授業と料理について授業を受けるヨーコ達。授業後久夫も合流し、4人でテラリウムドームを巡り、食堂の厨房を借りて一緒に料理しダンダンミェンをいただき感激。

「テラリウムドームでけなげに咲いているお花! なんてかけがえがないんだい……!」
「ブルーベリー学園は色がいい! カラフシティの青色に通ずる、なんとも澄んだブルーなんだい!」
「しっかし、近くで学生さん見とったら、いろいろ学ぶことが多いな! 新しい映え~なポーズが大漁だい! 大漁だい!」

 ネリネから教わった指エモートも話したりして後片付けをしてから、

「ヘイラッシャイ! 活きのいい勝負をおじさんとおっ始めるかい!?」
「「はーい!!」」
「大物がふたりも釣れたな! それじゃ行くとするかい」

 ヨーコと久夫のタッグバトル! アカマツは勉強のため観戦。

「勝負は水もの! ガッハッハ! ままならないのがいいんだい!」
「いくぞぶっこみ大変身! ピッチピチにうるおうぞー!」
「水も集えば槌となる! その威力、試してみるかい!?」

 わっぷるさんと久夫のカメックス、カメいちとのコンビネーションで勝利!

「ピッチピチだい!」

 部室に戻るとすでに夜。

「その勢いはいまだ留まらず! さながらコイキングのたきのぼり! 若い者から刺激をもらえて、おじさんも成長できるってもんよ!」
「またのご来店をお待ちしとるからな!」
「「「お休みなさーい」」」
 燃えてきたアカマツ。
 水ポケモンに負けないよう頑張ると意気込み、笑うヨーコと久夫。

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