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otatakahiko
批判を素直に受け入れてはいけない
有名な話しなので知っている人もいるかも知れないですが、私にとってとても大切な話しなので記しておきたいと思います。
ある老夫婦がお金に困り、飼っているロバを市場に売りに行くことにしました。
老夫婦二人でロバに乗っていると、それを見た人から「ロバが可哀想だ!」と批判されました。
お爺さんは、その通りだと思い、ロバにお婆さんを乗せ、自分は歩いていくことにしました。
それを見た人から、『お爺さんを歩かせて自分だけ楽をするひどいお婆さんだ』と批判されました。
お爺さんは、その通りだと思い、自分がロバに乗り、お婆さんを歩かせました。
するとそれを見た人から、『お婆さんを歩かせるなんてひどいお爺さんだ』と批判されました。
お爺さんは、その通りだと思い、二人ともロバに乗らず歩いていくことにしました。
するとそれを見た人から『ロバの使い方を知らない馬鹿な老夫婦だ』と批判されました。
ここまでが有名な話です。
要はどんな施策を打っても誰かは批判するもの。
その批判にいちいち耳を傾け、指摘を修正しても、また誰かの批判にあうことになる。
だから、マネージャーは自分で決断したことを信じ、目的の達成のため、いちいち他人の批判を聞き入れるな。ということなんです。
しかし、実はこの話しには続きがあります。
なにをしても批判されることに困惑した老夫婦が、橋の上で休憩をしていると、ロバが橋から落ちて死んでしまいました。
他人の批判に耳を傾け、聞き入れ、修正ばかりしていると、結果的に目的を達成することができない。それどころか最悪の結果を招くことになる。
今回の物語では、ロバを市場に売りに行き、お金を手にすることでしたが、ロバが死んでしまうことで、なにも手にすることができなくなってしまったという結果ですよね。
批判は前後の流れ関係なく、その一部だけを見て行われることがほとんどです。
全体を見て、過去を振り返り、未来を予測し、今どうするのかを考えているのはあなたです。
批判に惑わされず、我が道を進んでください。
最後に、
かといって独りよがりになってはいけませんよ。
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