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独立開業を目指すのはいいんだけどさ

どんな仕事で起業するのか。

例えば、抜群のセンスでHPを作る技術を持っていても、仕事の取り方を知らなかったり間違えたりしたら、仕事は得られない。

営業・宣伝・広告・口コミ・人づて、など様々な方法で世に知らしめることはできる。尚且つ最近はターゲットにピンポイントでプッシュできるような仕組みまである。

よい商品、よいサービス、よい仕組みであっても、必ずしもそれをお金と交換してくれるとは限らないし、交換してくれたとしても、商売が成立し、会社として運営していくに十分な額にならないこともある。


たまに耳にする。
『いい商品なのになぜ売れないんだ』
『いいサービスなのになぜ利用してもらえないんだ』
『なぜそんなに安くないとダメと言われるんだ』

顧客が悪いわけではない。
商品やサービスが悪いわけでもない。

であるならば、総じて営業が悪いのだ。

訴求ポイントがずれていたり、本来届いてほしいターゲットが勘違いをしたり。


あくまでも例えばだが、身体のコンディショニングをするサービスを、優秀な理学療法士(PT)が、ゴルフ場に営業に行くとしよう。

誰に何を訴求するの?

結果、どうなりたいの?

ゴルフ場の利用者を紹介して欲しい?

ゴルフ場へ行き、会員や利用者を紹介してくださいと頼みに行くの?
↑↑誰に頼むの?そもそも会えるの?

受付カウンターの方にチラシを渡して終わり?

これで成果はでると思うの?

ゴルフ場はあなたの営業に協力する意味はあるの?

違うでしょ?


あなたがゴルフ場に提供するベネフィットは、ゴルフ場の売上UPでしょ?

これがわからないから、訴求ポイントがずれる。

ゴルフ場のどんな悩みや困り事をあなたは解決したり手助けしたりするの?

身体の不調でゴルフを諦めた人。
身体の不調でゴルフの回数が減った人。
より身体のコンディションを良くしてもっとゴルフをしたい人。

これがゴルフ場の利益になると気付かないかね。

気が付いたら、あとはそれをどう伝えるかだ。誰に伝えるかだ。どう届けるかだ。


例が良くなかったかも知れないが、誰にどんな利益をもたらすのかだけでなく、その周辺領域の人達にさえも利益をもたらすということに気付けるかどうか。

そしてその利益の生み出し方を、いかに簡潔に端的に伝えることができるか。



これが営業の仕事です。


俺はプロだぜ。


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