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沐猴にして冠す

もっこうにしてかんす

沐猴=猿

猿が冠を着けている姿

・見かけは立派だが、心が卑しく思慮分別に欠ける人物の例え。
・容姿を着飾っても、内面が愚かなことが見て取れる人物の例え。

私はこの『沐猴にして冠す』という言葉が好きだ。

上記のような意味を表す言葉なのだが、身なりのことだけでなく、態度も含めてのことだと解釈をしている。
また、地位や役職も含めているとも解釈している。

仕事をしているとよく出会う。

なぜこんな人がこの立場で仕事をしているんだ?

この言葉を常に頭に置き、人と接する。
尊大な態度、傍若無人な言動を取られても、また理不尽なことをされたり、悔しい思いをしたりしたとき、

猿に引っ掻かれた

と考えれば、悔しいしやり返したい、と思うことはあっても、『ま、猿だし』と諦めにも似た感情だが決してネガティブではない気持ちになれる。

理不尽な上司。
無茶な取引先。
馬鹿な同僚。
通りすがりのアホな奴。
諸々

に腹が立つことが少なくなってくる。

腹を立てるということは、自分にとって損な感情だ。
できるだけ腹を立てないに越したことはない。

しかし、職場に『猿』がいて、自分に害を為すのなら、無視し続けることも、我慢し続けることも、諦め続けることもできない。
害を為す『猿』は駆除するしかない。

駆除する方法はいずれまた書こうと思うが、今回はここまでにしておく。

って感じ。

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