意図的に苦労をさせる
答えはわかっているが、そこに自力で辿り着かせることで、知恵や技術が体に染み付くことがある。
答えがわかっているから、苦労させることなく、知恵や技術を教え、できるようになる。
そしていつしか難題にぶつかり、誰もその難題の答えを知らないとき、
前者で育った人は、いつかの回り道の途中で経験したことがヒントになり、その難題をクリアすることができる。
後者で育った人は、難題に立ち向かう術がなく、できないままその難題は通りすぎていく。
要は、未知との遭遇をしたときの力が備わっているかどうかだ。
なにが起こるかわからないから、なにが起こっても大丈夫にしておく。
これは、教えてどうにかなるようなことではない。
知恵や知識をどれだけ蓄えても、チャレンジする興味や勇気、向上心と実行するに当たってのそれまでの経験がなければ、失敗のリスクを恐れ実行しようとはしない。
↑↑これが増えているから、企業の成長が阻害されてしまう。
やり方には気を付けなければならないが、企業を成長させたいなら、『意図的に苦労をさせる』ということを仕掛けていける経営者・管理職にならなければならない。
個の力が強くなり、マネジメントが上手く回れば、余程戦略に間違いがなければ、会社は成長していける。
誤解を恐れず言えば、昨今のパワハラと言われるような言動は、決して悪いことばかりではない!ってこと。
知らんけど。
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