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未開拓世界へ!!

うぇるかむとぅぱすたふるわーるど!
こんちゃ!ぱすたです。

新たな扉を開けて、一本を踏み出す。

年度の初めだからこそ、
これまで知らなかったからこそ、
人に勧められたからではなく、
自分の意思で決めたからこそ、
踏み出し、歩みだせば、
「知らなかった」も過去となり、
生まれ変わったあなたになる。

〜〜〜〜〜〜〜

たとえば、あの夏の日
鬱蒼と生い茂り、涼をもたらす林、森を抜ける。
そう…
これまでの自分とは決別する。

街へと駆け抜けてきた背中は、運動量に比例し吹き出す汗と、未来へのちょっぴり不安を抱えた冷や汗を滑らせる。

大丈夫。深呼吸。
すーはあーーー。。すぅ……はぁ……はぅん。。

自動ドアが認識してくれる。
ゲートが開く。
ここからは時間の問題。手際の問題。
固くやり遂げてみせると誓い、山を下りたのだ。
尻尾を巻いて逃げ出すわけにはいかない。。
全身を伝っていたはずの汗はどこへ消えたか。

2m……1m……30cm…

目標はもう目と鼻の先にある。。
考えるな。
感じだったんだ。
大人への足掛かり。
忍者としての芽生え。
決して怯むことなく突き進むと、友に誓った昨日。
昨日までの臆病だった自分は、もう居ない。

なぜだろうか。
左手から伝わってくるこの熱意は。
僕を、俺であると思わせてくれるこの昂り!

背を向けていたはずのレジも、
部活帰りの彼ら彼女らの視線も、
スポーツ新聞とタバコを買いに来た翁のニヒルな冷笑にも、

たじろがない。
背に一本の丸太が入ったようだ。
胸を張る。

肺には、エアコンからの冷たい空気がしっかりと入ってくることが知覚できる。

ふと、目を凝らした。
レジの七色に彩られた頭髪のあんちゃんに代わり、
LEDの光を跳ね返す、濃い黒が、その髪の質を担保する。
ボストンとオーバルの間か?と思うような柔和な縁取りで、
吸い込まれそうな優しさを放つ眼鏡の奥の瞳。
誰にも等しく優しさを注いでいるのだと確信させる。

そんな彼女の登場に、
決めたはずの覚悟が揺らぎ始める。。

背伸びに見えやしないか?
そんなはずない。僕だってもう大人だ。

今日は、これまでとは違う。
決めたのだ。
やるのか。
絶対にやり遂げてみせるのか。

わかってる。。
足取りが重くなっていること。
先程までの威勢が、崩れ去りそうに訴えかけてきていること。
この左手に抱えた勇気なんて、吹いて飛んでいってしまいそうな重さしかなくなっていること。


でも、決めたんだ。

「いらっしゃいませ〜😊」
っスッ
「こちら、1点ですね😊」
………ッスッ。。
「今なら来週から使える一本買うと一本無料のクーポンも発行される、お水も一緒に如何ですか?汗、凄いですよ😊」
…イヤッ……アノ……ソノ,ケッコウデス。。
「承知しました😊お会計は…」
アッ……デンシマネーデッ……ゾスッ
「レシートはご入用ですか😊」
イヤッ……アッ…イイ…イイデ……スッ……
「かしこまりました😊今日も暑いですから、お気をつけてくださいね😊」
アッ………アザマスッ………

\ありがとうございましたぁ😊/

俺はハードボイルドな男。
今日、ついにまた一段。
大人の階段を登ってしまった。。。


けれど、店員さんを泣かせるような、まだまだ二流の半人前。
次来る時には、満開の笑顔を咲かせ、
買って欲しいものは全部買ってやるほどの、
大きなオトコになって、帰ってくると決めた。

また、会おうぜ😎


ぬるくなる前に、

ブラックコーヒー飲まなきゃ。。。
でも、こんなに暑いし、水も買っときゃよかったぜ。。


※※※※※※※※※※※※フィクションです!!!!!
断じて!!フィクションですからね!!

ぱすたはいつも、ブラックコーヒーしか飲みません🫰らぶ


それでは
see you,soon

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