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くうきは「つくる」ものVol.2

今日は空が綺麗だった。
そんな中『夢をかなえるゾウ』を読み始めた。
ヨガの先生が「これめっちゃヨガ哲学なんだよね」
と言っていた。

水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』

遅ればせながら感の強い本書。
成功したいけど、いつも三日坊主で終わってしまう主人公のところに突然
関西弁のファンキーなガネーシャが現れ、問う。
『自分、変わりたいの?変わりたないの?どっちなん?』
「変わりたい」という主人公に、
ガネーシャは夢や目標を実現するための
「課題」を提案する。
『ガネーシャ式』の1日でできる課題を
一つずつクリアしながら、
主人公が変化していく、というストーリーだ。

本屋さんの目につくところにいつも並んでいたのは知っていた。
今、読むキッカケをもらったのも何かの縁だ。

「0がめっちゃヨガ哲学なの!」だそうだが、そこへの道のりは長い。
ヨガ哲学を学び始めたばかりの私は、
1から順に学んでいこう。

「空気をつくる」とは?

「会った人を笑わせる」
読み始めてほどなく気になるテーマに遭遇。
世の成功者はユーモアも忘れない。
良い雰囲気の中で仕事したら成果も出やすい。
そんなメッセージも含む課題だ。

ガネーシャが言った。
「笑わせる、いうんは『空気を作る』っちゅーことなんや」

『空気をつくる』!
「空気は読むのではなくて「つくる」もの」
ヨガの先生にいただいた言葉だった。

ヨガのいい先生の条件は
「空気を読まない先生だ」という。
受講者の空気を読んで言葉を選ぶのではなく
自分が導きたい方向の雰囲気をつくる、
そして声掛けを選ぶのが
いい先生なのだろう。

「空気をつくる」ってどうすればいいんだろう?
この答えの一つが「相手を笑わせること」
大爆笑を引き起こす!(できたら気持ちよさそうだけど)
ということが必要なのではなく、
「あなたと会えて楽しい、嬉しい」という気持ちで、
自分がニコニコ振る舞うことでもよいのだ。

相手は自分を映す鏡。
まずは自分が笑ってみて、楽しんでみて、
その空気を伝染させるってことなんだな。

これは、日常生活でも当てはまる。
周りが楽しくないように見えるときは、
きっと自分も楽しくなさそうにしているのだろう。
他人を変えることは難しいから、
まずは簡単な方から。
自分がニコニコしてみることからはじめよう。

おまけ

ガネーシャは、驚くほど鋭い眼光で、
自分が「笑いの神様だ」と言い張った。
そんなガネーシャを想像して、自然と笑みがこぼれた。
あー確かに笑顔を作ってくれる神様だ。
(その後のネタは、気まずい空気を作ってたけど。笑)

読んでいると、ちょいちょい笑ってしまうので
娘たちに「何笑ってんの!?」と言われる。
この本自身も、楽しい空気をつくってくれる。

今日も明日もそれぞれにとっての幸せがありますように🍀

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