水の精
喜びの涙を
人前で流すことはあっても
悲しみの涙を決して
人前では流さないキミ
何があろうと、
キミは負の虜にならない
如何なることも
キミは自分の糧とし
成長し続けたんだね
人の心に寄り添い、
信じて愛するキミ
キミの紡ぐ言葉こそが
雄弁にキミを物語る
繊細で純粋で
子どものように笑い
時に微かに
大人の笑み溢すキミ
温かい光で誰かを、
誰かの纏った痛みの殻を
ピチャピチャ撫でるキミ
水の音する妖精さん
毒リンゴを食べないで
軽やかに踊って
跳んで来て
甘酸っぱいリンゴをかかえて
待ってるから
ボクが待ってるから
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