夜のブランコ
夜のブランコはサビシイ
街灯に照らされ在っても
セツナイ
ひもじい野良犬が寄って来ても
公園には誰ひとり居やしない
昼の喧騒を懐かしむのか
それとも孤独に在りたいのか
ブランコよ
眠れぬヒトが不意に訪れたなら
そして、ブランコに腰降ろしたなら
一緒に揺れて泣いてしまうのか
シーソーもジャングルジムも明朗だ
ブランコだけが
ココロ細げに、風に揺れることが
いとおしい
夜のブランコはサビシイ
街灯に照らされ在っても
セツナイ
ひもじい野良犬が寄って来ても
公園には誰ひとり居やしない
昼の喧騒を懐かしむのか
それとも孤独に在りたいのか
ブランコよ
眠れぬヒトが不意に訪れたなら
そして、ブランコに腰降ろしたなら
一緒に揺れて泣いてしまうのか
シーソーもジャングルジムも明朗だ
ブランコだけが
ココロ細げに、風に揺れることが
いとおしい