音楽と私#3

※前回までのあらすじ※

音楽の好みは雑食です。
T.M.Revolutionと西川貴教さんは別腹です。

皆さんにはカラオケで”十八番オハコ”と呼べる楽曲はお持ちだろうか。
私はその時の面子によって唄う曲を選べるよう、あれこれ”持ち歌”をストックしている。

例えば居合わせた相手の年齢を問わずに唄えそうな曲だと

  • よー、そこの若いの/竹原ピストル

  • 馬と鹿/米津玄師

  • 情熱の薔薇/THE BLUE HEARTS

  • アゲハ蝶/ポルノグラフィティ

  • WHITE BREATH/T.M.Revolution

などだろうか。ドラマやCMで使われていたような曲はあまり世代を問わずに(といってもテレビ離れの激しい現代だと少し話も違ってくるが…)唄えるのでありがたい。特にどの年代でもCMで流れてくる『情熱の薔薇』などはその典型だ。

ここにプラスアルファで相手によって色々と選曲を変えている。正直、下の世代に合わせるのはあまり得意ではないのだが、上の世代ならフォロー範囲は広め。ただこの件で怒られたことがある。

十数年前、私はシングルマザーの方とお付き合いしていた。子供を育てるために昼間は倉庫業、夜は子供をお姉さんに預けてラウンジで、と忙しく働いていた彼女。お店がヒマになると「遊びに来い」と呼び出されるのだが(笑)、そこへ呑みにくるお客さんの世代はそれこそ千差万別だ。そこでたまたま隣りに座った年配の方と意気投合し、やれ演歌だ歌謡曲だと唄っていたら「アンタもうちょっと自分が唄いたいモン唄いや」とクギを刺された。空気の読みすぎもよくないと。

随分話が逸れてしまった。

自分はこんなスタイルで周りに合わせがちなのだが、人が唄う分にはどんな歌だろうとまったく気にしない。全然知らない歌、普段は聴かないジャンルでも楽しんで聴く。そこで気に入った曲があればそれは自分のレパートリーを増やすチャンスでもある。

それにしても最近は大人数でカラオケに行く機会もほとんどなくなってしまった。そうした”まだ知らない名曲”との出会いが減ってしまったのは実に寂しい。

そうなると、あとはリミッターを外して存分に水木一郎アニキを始め、古き良き日々のアニソン・特ソンを誰彼構わずヒトカラするくらいである。


もう少し語りたくなったので続く。

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