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雑記と私#30:EVO2024

今年もこの時期がやってきた。
EVO・・・アメリカ・ラスベガスで毎年開催されている
世界最大規模の対戦格闘ゲームの総合大会だ。

複数の格ゲーの大会が同時進行で行われる
この大会、その参加者たるや今年は過去最大で
エントリー総数なんと16000人!
しかもこれは”メイン競技”だけの人数である。

EVOでは運営が選定したメインタイトルがあり、
今年は”スト6”や”鉄拳8”など8タイトル。
必ずしも最新タイトルが常に選ばれるワケではなく、
今年のメインの中には”ストIII 3rd strike”など
往年の名タイトルも含まれている。

ここへさらに有志によって同時に開催される
サイドトーナメントも開かれている。
こちらは多数のゲームが会場の各コーナーで
競われており、”ストII’ターボ”や”バーチャ3tb”
といったアーケードの懐かしい作品から
”あすか120%””らんま1/2爆裂乱闘編”のような
家庭用作品、さらにはなぜか”DDR(ダンレボ)”
”バーチャロン”など「格ゲー要素どこ?」な
タイトルまで非常にバラエティにとんでいる。
家庭用の古いタイトルなどはそのためだけに
ブラウン管のモニターまで用意されるという
念の入れようだ。

数万人規模の参加者と観戦者が集う超巨大な
規模のゲームイベント、それがEVOなのだ。


そんな中でもやはり一番の注目タイトルは
『ストリートファイター6』だろう。

エントリー人数は過去最大の5265人。
こんな人数のトーナメント、他に見たことがない。
運営サイドも相当大変なことだろう。

今日までに上位6人が決定し、いよいよ明日
優勝者が決まる。
日本勢も2人、このTOP6に残った。

ももち選手、ネモ選手。
どうにかお二人には頑張っていただきたい。
日本発祥の格ゲー、その底力を見せて欲しいものだ。


私自身はもうすっかり格ゲーからは離れてしまい、
今はほぼ”観る勢”となってしまっている。
しかし、観戦しているだけでも本当に面白いし
ついついアツくなってしまう。

昨今では”eスポーツ”という呼び方ですっかり
競技としても定着しつつあるビデオゲームだが、
まだまだ”観戦”という部分においてはその裾野は
狭いように感じる。

そういった点では格ゲーは”勝敗が分かりやすい”と
いうところで、eスポーツ観戦の入口としては
最適ではないかと思う。
もちろん、その中で繰り広げられる”駆け引き”
などがわかるようになるとさらに面白いのだが、
そこはある程度格ゲーに携わっていないと
分からない事も多分にある。
そこは一旦置いておこう。

格ゲーのプロ選手はその多くが配信者として
動画チャンネルを開設している。
そうした配信などを試しに見てもらって、
「面白いなこの人」と思う選手がいれば
その選手を追いかけてみるといった形で
競技としての格ゲー観戦に入ってみるのも
ありだろう。
もちろんそこでゲーム自体に興味を持ったら
遊んでみるのも一興だ。

”eスポーツ”といってもまだまだ他のいろんな
スポーツ競技に比べると規模は小さい。

「ビデオゲームってこんなに面白いんだよ。」

そんな思いが少しでも広まってくれればいいなと
心から願う次第である。

別に業界人でも何でもないけど・・・
盛り上がった方が面白いに決まってるじゃん!

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