雑記と私#29:マダミス初プレイ
昨日はアプリの使用感のチェックも兼ねて、
”マーダーミステリー(以下マダミス)”の
テストプレイに参加させていただいた。
マダミスはアナログゲーム(今回はアプリ使用)の
ジャンルのひとつ。事件の当事者の1人となって
参加者の中にいるであろう犯人を突き止めるため、
参加者同士が様々な駆け引きを繰り広げる
心理戦・情報戦を楽しむゲームだ。
私は今回がマダミス初体験である。
体験して思ったのは、やはりTRPGとは似ている
ようでまったく異なるジャンルなんだな、という事。
”登場人物になりきる”という部分は共通している
ものの、他の参加者とは協力しあうどころか
腹を探り合う関係になるわけだ。
マダミスの性質上ネタバレは出来ないので詳細は
書けないが、今回私に与えられた役は”犯人役”では
なかった(とはいえ、腹に一物は抱えているが)。
となると、疑わしい人物を追い詰めていく方向に
動きつつ自分の内情は隠さないといけないのだが、
この辺りは上手くプレイ出来なかったかなぁ、
というのが心残りだった。
マダミスでは各プレイヤー毎に個別に様々な
情報が与えられ、それを共有したり、あるいは
隠し通したりという駆け引きが生まれる。
この”情報の出しどころ”が特に難しかった。
もちろん”慣れ”というのもあるのだろうが、
今回の私のように自分が犯人でないのであれば、
犯人に不利になりそうな情報はバンバン切って
しまってそちらに気を向かせて、自分が抱えて
いるものからは注意を逸らさせるように
仕向けるのが正解だったんだろうなぁ。
もうちょっと自分の役割の読み込みもしっかり
しないといけないなと痛感した。
あとはアプリでプレイした場合の感想として、
情報の確認がちょっと手間かも、というのがあった。
アナログゲームとして販売されている物であれば
手元にカードとして情報があるので、ひと目で
確認がしやすい。密談するのも筆談等、その場で
対応が出来るのだが、アプリ上でプレイしようと
するとこうした”密談ルーム”への移動や情報の
再確認など、とても1画面では収まりきらない
情報量をあっちへタップ、こっちへスライドと
忙しくやりながら心理戦も展開しないといけない。
このあたりはまぁ”スマホ1台あればプレイ出来る”
という利便性とのトレードオフにはなってしまうが、
やはりアナログゲームは卓を囲んで遊ぶのが
一番の醍醐味かな、などと思ってしまった。
私個人としては若干悔いの残るマダミス初プレイと
なったが、マダミスの面白さは垣間見れた。
特にミステリーが好きな人にとっては、自身が
その世界に入り込めるという点でもアナログゲーム
体験にはもってこいだろう。
マダミス初体験にお付き合いいただいた
河村さん、はなわ【り】さん、
ありがとうございました。
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