【中間発表】

11月18日(土)9:00~11:00

学校版MBAスクールリーダーシッププログラムのキックオフから約3ヶ月。これまでの課題を終え、これから実践していきたいと考えている取組について共有する中間発表を行いました。

参加者の先生方からは、
・実現したい教育ビジョン
・分析した学校の課題
が語られました。

一人5分で発表し、7分で他の参加者、メンターの方からフィードバックをもらう形式で実施しました。

【実現したい教育ビジョンの一例】
・働きがいのある学校
・新たなアクションが起こせる学校風土
・自分の好きを深化させ、夢に繋げ、かなえるための力を付けた児童の育成

公立小学校で校長先生をされている方の教育ビジョン
私立の高等学校で先生をされている方の教育ビジョン

どの先生からも、「こんな学校、教育を実現したい。」というビジョンが提示されると同時に、現状における課題とその解決策としての様々な取組が提案されました。

それぞれの発表に対して、その場でのフィードバックに加えて、全員がコメントをエクセルシートに打ち込めるようにして行いました。


エクセルのフィードバックシート 中間発表後も確認できます。

【相互のフィードバック紹介】
・土曜日を休みにして、平日45分授業案は、実は私も構想しています。また新人の先生の研修やミドルリーダー育成についても同じような意見です。子供、保護者、地域にどう価値観を共有させていくかがとても大きな課題ですね。

・教員の熱量をある程度同じレベルでつなぐには、「共通言語で明確に目指す方向を示す。」が重要とのこと。まさにその通りだと思いました。

・目指すべきエリート教育というものをご自身の言葉で定義されていたのが素晴らしいと思いました。新しくリーダーとして引っ張っていくには、「わかりやすい新商品」を出すということです。その1つとして「バイブルをまとめる」というのは具体的な手段となりえると思います。

・多くの学校で人材育成のための研修はやられていますが、人材開発はやられていない印象です。人材開発とは、経営戦略にもとづいたスキル習得を計画的に行うことで、その仕組みを学校内の仕組みに位置付けられると非常に面白いと思いました。


【参加者の方からの感想】

・非同期型で個人のタイミングで課題が進められるのもありがたいが、こうしてみんなが集まり、お互いの考えや進捗を知る場があるのは大事だと感じた。

・豊富な知識・経験を基に、簡潔にして鋭いフィードバックをしてくださり、感謝しています。

・自分の課題やビジョンの整理だけでなく、他の先生方のお話を聞くことが勉強になった。

・それぞれの先生方が忙しい中、ご自身の学校の発展のため、そして、生徒のために日々考えられていることが見えたので、非常に刺激を受けた。

・アーカイブ動画を見れたことで、他校の先生方の考えを伺うことができた。また、皆さんがフィードバックしている言葉が残っていて読むこともできたので、大きな刺激になった。


短い時間ではありましたが、互いの実践計画の発表、意見交流を通して、さらに学びを深める機会となりました。
これから3月の本発表に向けて、課題解決講座がスタートします。勤務校での取組を具体的に考えていきます。

進捗状況について、またお知らせします!


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