論理的とは・・・

まず、論点とは何でしょう?
「今、解くべき問い」のことですね。

そして、論点をわかりやすく伝えるためには、論理的に話すことが大事ですね。
では、論理的とは、何でしょうか?
答えは2つあります。
1.物事を順序立てて説明できること
2.自分の主張の理由が説明できること
この2つです。
ところが、よく、原因と結果がかけ離れて、飛躍していて、何が言いたいのかがわからないということがありますね。

例えば、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」では、まさにそうです。
昨日の夜の番組では、「船の底が赤いのは?何で?」とチコちゃんが質問して、誰も答えられず、いつとの「ボーっと生きてんじゃねえよ💨」と回答者は怒られてましたが、チコちゃんの答えは、「船を早く走らせるため〜!」と、答えがかけ離れすぎていて、みんながポカンとして、「何で?」という答えでした。
もっとわかりやすく「風が吹けば、桶屋が儲かる」という例を使って説明しますね。
これは、安易に、風が吹けば、ブルッと寒くなって、銭湯に行きたくなる人が増えて、桶がたくさんいるようになって桶屋が儲かるということではないのです。
「風が吹けば」は原因ですね。そして「桶屋が儲かる」は結果です。これは、原因と結果が飛躍しすぎている例です。因果関係をきちんと説明しないと何で桶屋が儲かるかわからないですね。
これはこういう因果関係です。
風が吹くと、砂が舞い飛び、砂が目に入り、目が見えなくなり、盲人が増え、盲人が生計を立てるために使う三味線の需要が増え、三味線の銅板は猫で作られるから、猫が減り、そのためネズミが増加し、ネズミが風呂屋の桶をかじって壊すため、桶屋が儲かる、という結論でした。
原因と結果をイコールで繋ぐと、本来、因果関係をきちんと説明すると、A=B=C=D・・・=Zですが、風が吹けば桶屋が儲かるということわざはA=Zとなってしまって、わかりにくいのです。
では、結果(それが主張だとした時)から原因を導き出す時、どのように遡りますか?
「それは何故?」と聞きましょう。
「桶屋が儲かる」それは何故?
「ネズミが風呂屋の桶を壊すため」それは何故?
「猫が減ってネズミが増えるため」それは何故?
このように、「それは何故?」と聞いていき、因果関係を説明するできているか確認しましょう。
反対に、原因から結果を導き出すときに使う言葉は、
「だから何?」です。
「風が吹けば」だから何?
「砂埃が目に入り見が見えなくなり盲人が増えた」だから何?
という具合です。
自分の頭の中は相手に見えません。飛躍した答えにならないよう、物事を順序立てて、論理的に説明していきましょう。
長文をご覧いただきありがとうございました🙇



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