平等と恋心

昔、何か本で読んだのかテレビで見たのか記憶は定かではない。
ただ、今も私の中に爪痕を残している言葉がある。
「もし、二人同時に好きなったら二番目を選びなさい。一番目を本当に愛していたなら二番目はできないはずだ。」
衝撃だった、当たり前がゆえに深く考えたことがなかったが。

それはそうだ。
一番が本当に一番であるなら、「1番」と「それ以外」に分類されるべきだと思う。
パンダが自分が生んだ赤ちゃんでさえ、「それ以外」に分類することがあるように。

私は今、元2番目に好きだった女の子と一緒にいる。
あの選択が正解だったのか。間違いだったのか。
そんなことは、今の幸せにはまったく関係ない。どうでもいい。
ただ、彼女には絶対に伝えられない。
p.s. 大好きだった1番目へ、不幸になってしまえ。

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