きみを死なせないための物語

の感想です。これやばいです。
ちなみに漫画内容はほぼ感想には記載してません。
熱い想いしか伝わらないのであしからず。

この漫画を読んだのは4.5年前
ちょうどインフルエンザで寝込んでて電子で無料だったので読んでみたんですが
やばい！止まらない！

インフルエンザと相まってか読んでて鬱になりそうなのに！！
やめれない！

終始暗ーい。
ほんわか場面もあるのに、なんでか暗い　笑
でもやめれない！！
熱が上がったり下がったりしながら
最悪コンディションでの読破。

多分作者の吟鳥子先生は
めっちゃくちゃ頭がいい人なんだろーな
絶対頭いーだろ
間違いないだろ
って思う。

緻密な設定がすごい！
そして恐ろしい。

この漫画の設定でパートナー制度というものがあるのですが

最近の異常なまでのハラスメント対策といい
すべてが真っ当であれみたいな世の中になりつつあるのを見越してたの？って。

年々変わっていく世の中と、この漫画の世界観がじわじわ近づいていってる感じが恐ろしい。
これ読んだ人はこの怖さが共有できてると信じたい。
私だけだったらそれまた怖い。


あと登場人物達がなんとも魅力的。
感情移入はほぼ出来ないんだけど　笑
さっぱり気持ちもわからないんだけど　笑
私の空っぽの恋愛キュンキュン脳には理解できない登場人物達。


でもずっと見ときたいんですよ。不思議と。

ちなみに私は後半でアラタ推しになりました。
ありゃいかん。まんまとやられた。
愛おしすぎる。

終始重くて
ちょっと考えさせられちゃうような漫画ですが、
これは永久保存で紙も買うかな？ってくらいのおすすめ漫画。

読むのはメンタルが弱ってないときがベストかと。