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集客の意外な考え方とは

人は非日常にお金を使う
 
人がお金を使う動機はそれぞれです。
 
先日のnoteでも書かせて頂きましたが、ざっくりと分けると、
 
・欲求を満たすため
・困りごとを解決する為
 
この二つです。
今回はこの中の「欲求を満たす為」をもう少し細分化して考えてみたいと思います。
 
よかったら最後までご覧くださいね。


お客様が財布のひもを緩めるときはどんな時なのでしょう?

いろいろなケースが考えられますが、ますは旅行です。旅先では非日常を味わえるということと、2度と来ることはないかもしれないという感情が沸き、財布のひもを緩くします。
 
思い当たりますよね。
 
家に帰って冷静になってみると、なんでこんな物買ってしまったのだろう?と思われたことありませんでしょうか?私はしょっちゅうあります。(笑)
もちろん買って良かったというものもたくさんあります。
 
それだけ私たちは非日常に接した場合に、財布のひもを緩める傾向にあるといえます。
 
 
という事は、私たちの商売でも非日常をお客様に体験して頂けば財布のひもを緩めてくれるという事ではないでしょうか?
 
今日はお客様に非日常を味わって頂き売り上げを伸ばした事例をお伝えしたいと思います。
 
 
★まさかの体験
 
非日常とは、普段では味わう事のない珍しい体験をした時の事と言えますので、口コミが発生する場合ととても似ています。
 
テンションが上がり、どうしても人にしゃべりたくなる瞬間です。
 
この原理と同じことをお客様に提供できれば、たぶん財布のひもを緩めてくれるのではと思います。
 
では具体的にどんな体験をお客様に提供できれば、お客様はそのお店でお金を使いたくなるのでしょうか?皆さんもそんなことを意識して買い物をすると意外とヒントが見つかるかもしれません。
 
では、具体例を1つ上げてみます。
 
 
★自分では思ってもいなかった事を教えていただいたとき
 
この話は実際に私が歯医者さんで体験した事例です。
 
長年歯医者さんに通っていると、皆さんそれなりに歯医者さんの常識が頭に入っていると思います。たとえば下記のような感じです。
 
・予約制なので、すぐに治療してもらえない

・歯科衛生士が何人かいる

・C1程度の虫歯でも必ず麻酔をかける
 
こんな常識が多くの方に広まっていると思います。
 
しかし、私が人から紹介された歯医者さんは、上記の3つの常識がなかったのです。つまり非日常を体験してしまったわけ。
 
その歯医者さんには最初歯が痛くて受診したのですが、歯が欠けていた事が原因でした。その為歯を少し削ってセラミックのようなものを詰める治療でした。
 
これくらいなら麻酔かけなくても大丈夫ですといわれ、治療していただいたのですが、先生が言われるように削っても全く痛みがないのです。
 
先生曰く
 
「麻酔はかけないことに越したことはありません。お金も余分にかかりますし、患者さんの体の負担もありますので」というのです。
 
つまり多くの歯医者さんは麻酔をかけた方が、痛みが出にくいので、簡単な治療でも麻酔をかけているのですよという事を言いたかったのではないかと思いました。個人的な考えなので、間違っていたらすみません。
 
それから、この歯医者さんには歯科衛生士がおらず、受付、会計等々すべてを1人でやっているのです。しかも、予約制にもかかわらず、痛み出した場合には予約なしでも治療してもらえるのです。
 
もちろん予約している方が優先なので、待ち時間は多少長いですが、合間を見て治療してくれるのです。今までこんな歯医者さんは見たことも聞いたこともありませんでした。
 
 
こんな感じで自分の常識とは違う非日常を味わったので、この歯医者さんをとても信頼するようになりました。それ以来この歯医者さんで定期的に歯の検診を受けるようになったのです。つまり財布のひもを、緩くしたわけです。
 
もちろん私の口から多くの方にこの事を話しました。するとこの歯医者さんのファンになる方が続出し結果的に多くの方を紹介したことになりました。
 
 
非日常は人にしゃべりたくなるという事も体験したので、口コミ発生のヒントにもなりそうです。
 
今日の情報はいかがでしたか?少しでも参考になったという方は
 
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