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お金の価値について

中学生向けのお金の話 

この内容は、学校では絶対に教えてくれないお金の話です。
最後まで読むと、ひょっとしたらこれからの自分の人生が大きく変わる

きっかけになるかもしれません。良かったら読んでみて下さいね。

 ☆将来の為の貯金の必要性は?
 
「お年玉は出来るだけ貯金しておきなさい!」
こんなこと言われた経験ありませんか?
 
この記事を書いているおじさんも、貯蓄はとても大切だと思い、若い時はせっせとお金を貯めていた時代がありました。目的は、「何かに困った時に使う為」です。いかにも抽象的ですね~。(笑)
 
この考え方はある意味間違っていないと思うけどしかし、今は考え方を少し変えました。
 
なぜかというと、お金は貯めているだけでは価値を生み出せないと気付いたからです。

それから、お金の価値と言うのは時代とともに変わってきます。1万円の価値が10年後には5千円位になるかもしれないという意味です。

 ☆お金は楽しみや喜び、思い出と交換できる
 
10年以上タイムスリップした頃を思い出してみて下さい。
 
その頃流行したデジモンカードは多くの小学生がカード集めに夢中になりました。カードは1枚100円前後、強いカードはめったに手に入らないので10倍以上の値段が付くものもありましたよね。

小学生ではなかなか買えなかったけど・・・。

この頃はお年玉をもらってカードを買った方も多かったのではないかと思います。
 
千円のお年玉をもらうと、10枚前後のカードを買う事が出き、とても喜んだのを思い出すのではないでしょうか?

つまり、千円というお金の価値をデジモンカードに交換する事によって友達と遊ぶ事が出来、楽しむ事が出来たわけです。

ところが、お年玉の千円を貯金に回していたとしたら、この楽しみや喜びを当時味わうことは出来ませんでした。楽しかった思い出も残りません。
 
お金を何かに交換する事で、自分を含め周りの友達も充実したひと時を過ごす事が出来たわけです。そう考えると、お金はすごく価値のあるものだという事が分ります。
 
☆成長と共にお金の価値は下がってくる!?
 
さて、では今の年代に戻って考えてみましょう。

小学校の低学年の時と、中学生になった頃では、ほしいものが変わっていると思いませんか?今時だったら任天堂スイッチやスマホ、タブレットで出来るゲーム等に興味が変わっているのでは・・・。
 
という事は、それだけ満足できる遊びをやるには、お金が掛かるようになっているという意味です。

小学低学年にもらった千円を貯蓄して中学生になって使おうとしたら、その頃に味わえた喜びや楽しみを千円では味わう事が出来なくなっているわけです。
 
高校生、大学生、大人と成長していくと、この傾向は更に大きくなり、千円の価値はどんどん下がっていくような感じがするものです。
 
つまり、その時に味わえる満足感や喜びは、お金の価値が変わらないうちに使う方が本人にとっても周り(友達)にとっても有意義になるのではと感じています。
 
それに同じものでも材料費や人件費が年々上がる事で、今まで千円で買えたものが1年後には1,200円出さないと買えなくなってくるものも数多くあります。

これをインフレと言うのですが、お金の価値が下がるのと同じような意味になります。
 
尚、おじさんは貯蓄が悪いと言っているわけではありません。貯蓄以外にもこんな考え方もあるのですよ、という事を分かってもらいたかったのでこのような事を書いています。

お金って不思議なもので、お金そのものにはほとんど価値がないんですよね。使って初めて価値の出るものなので、いつまでも通帳の中に貯めてばかりでは、価値が生れません。

だから余裕資金はある程度使っていかないと人生が豊かにならない訳です。
大きな視点で考えると、お金は血液のようなもので、多くの方が使えば使う程景気が良くなるのです。

日本の景気が悪くなると、多くの方がお金を使わなくなり、お金が流通しなくなります。血液に例えると血流が悪くなり病気になりやすくなってしまうという意味です。

だから、お金を使いやすい雰囲気を作っていく事がとても大切なのです。
これは国会議員さんやマスコミの仕事ですけどね・・・。

今日の情報はいかがでしたか?
参考になれば幸いです。


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