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型番の様な名前と厨二的な名前の差

長男用に買った仮面ライダーギーツのパンツには、ギーツが銃を持って背景にマグナムブーストフォームと英語で書かれていた。
社会人になってから漫画等を見ている間が無くなって久しい僕にとって、久しぶりの厨二的な名称が新鮮に感じられた。
僕は子供の頃にるろうに剣心の天翔龍閃とかをカッコいいと思った口なので、時代は進めど厨二的なネーミングセンスは昔と変わらずで微笑ましかった。
そんな懐かしさを抱いて妻にマグナムブーストフォームって書いてあるよ!と伝えたら( ´_ゝ`)こんな顔をされたけど😂

さて、図書館で世界の働く車を紹介した図鑑を読んでいた時に長男から車の名前を尋ねられて回答するのだが、型番みたいな名称と固有名詞っぽい名前では反応が明らかに違っていた。
例えばイタリアの化学消防車にはスーパードラゴンX8と言う名称がつけられており一瞬で長男は名前を覚えていたけど、はしご車のマギルスM34L-Hは中々頭に残らないといった感じだ。
日本の全地形対応車もレッドサラマンダーとして覚えていた。

型番みたいな名前の方が世界で販売する上で商標登録の被りや受けを考えなくとも良いし社内で統一名称を使える強みは大きいものの、固有名詞は込められた製作者の想いや意図を組み取れるので可能ならばネーミングして欲しいと願ってしまう。

例えば、固有名詞を知らない妻は仮面ライダーギーツと暴太郎戦隊ドンブラザーズの見分けがついていなかった。
名前(定義)はそれだけ人の認識に影響を及ぼすので、なるべく代名詞を使わずに固有名詞を用いた会話を子供達と交わせるように努力したいと思う。
きっとそれが子供達の成長にも繋がると信じて。

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