長男の絵がアクション・ペインティングの様に見えるのは親バカらしい
長男は保育園で絵を描いたり、僕のプロフィール画像にも採用している様な作品を作成して家に持って帰ってきてくれます。
無地の紙に自由に絵を描いた作品は色使いが大胆で、紙面全体に色が効果的に配置されている様に見えます。
それはまるでジャクソン・ポロックのアクション・ペインティングの様に感じ、上手だなと何時も感心しています。
僕はピート・モンドリアンの作品が好きで、幾何学的な抽象画がとてもオシャレに感じられます。
長男の場合は直線ではなく曲線なので、作品はアクション・ペインティングに近い仕上がりですが、それも僕の好みだったりします。
長男はトミカを色んな形に並べて遊んでいます。
並べることが好きなのかなと思い、去年の誕生日プレゼントにドミノをプレゼントしたほどです。(ピタゴラスイッチ好きというのもあって)
トミカやドミノを自由な発想で並べた時に、僕はブロードウェイ・ブギ・ウギの様なワクワク感を感じることが有ります。
僕は長男の作る作品のファンで妻に長男は絵が上手だと思うと伝えた所、それはただの親バカですとピシャリ😂
妻は仕事で保育園で看護師をしていた時期が有り、絵が上手い子(保育園の先生がコンクールへ応募する様な作品)を見ているので、それと比して違うとの事でした。
正直、僕はこの妻の意見に全く納得していません😅
100m走の様に同じタイミングで最も速く走れるのを競う場合には、成績の優劣を他者と比べるのは納得します。
これはテストの偏差値等も同様です。
一方で芸術はセオリーは有れど基本的には他者と比較して上手い下手を競うのは適切ではないと思っています。
世間一般的には妻の意見が多いのでしょう。
僕が学生の頃、芸術の教科書で取り上げられていた作品の大半は精密な描写の人物がや風景画が多く、抽象画は後半部分でチョコっと取り上げられているだけでした。
昔の僕は抽象画に魅力を感じなかったので、特に疑問を抱きませんでしたが…
長男も成長するにつれ絵のスタイルは変わり、より具体的に仕上げていくことになると予想しています。
それはそれで楽しみですが、セオリーに縛られずに彼の感性の赴くままに自由な発想で絵を描き続けて欲しいと思います。
もしかすると将来、彼も自分の絵を他者と比べて悩むことがあるかもしれません。
その時には、僕はここに長男の絵に魅了された人が居ると伝えようと思っています。
それが親バカの発想なのか、それとも抽象画に魅力を感じる僕のセンス基づいているのかは分かりません。
ただ、僕は僕の感性に基づいてこれからも作られるであろう彼の作品との出会いを楽しみにしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?